体幹を鍛えるとダイエットになる!なんて、
よく耳にしますよね。(そして飛びつきます)
体幹を鍛えること=大人がすること
私はそんなイメージを持っていました。
しかし、成長が緩やかなハルイチ君の健診時に
言語聴覚士さんから
「ハルイチ君は体幹が弱いかもしれないね」
と言われました。
「え?それはこどもの成長と関係あるんですか??」
そんな質問を投げかけたのが始まりでした。
今回は幼児の体幹についてのお話です。
体幹が弱いとどんな影響があるの?
そもそも体幹が弱いと子供にどんな影響が出てしまうのか?
私はそこが一番気になりました。
体の幹となる胴体部分を指す『体幹』
この体幹の役割は大きく2つあり、
①姿勢を安定させること
②体を動かす中心的な役割をすること
があります。
つまり、体幹がしっかりしていると姿勢がまっすぐきれいで
バランス感覚が整うだけでなく、筋肉を効率的に動かすことができ
様々なスポーツをするのにまず有利になります。
(我が子は男の子!まずスポーツが出来ないとモテない!笑)
さらに幼児の場合は、体幹がしっかりしていると内臓機能の働き・代謝が活発になり
風邪などを引きにくい体づくりを目指せます。
脳の運動神経・感覚神経が成長する3歳~8歳までの時期は
プレゴールデンエイジと呼ばれ、この時期に運動機能の基礎が形成されると言われています。
体幹が弱いってことは、上述の真逆ってこと・・・
近年、体幹の弱い子供が増えていると言われています。
我が子も該当しましたが、体幹が弱い子供の特徴をまとめてみました。
◆姿勢が悪い
猫背やО脚など。
実は姿勢を保つのに必要な体幹の筋肉が育っていないことが原因とされています。
◆よく転ぶ(けがをする)
体幹が弱いことでバランスを崩したり、転んだ時に上手く手をつくことが出来ず
ケガが多くなる。
◆集中力がない(続かない)
体幹が弱いと同じ姿勢でいることが難しく、じっとすることが出来ず必然的に
集中力が途切れやすい。
ハルイチ君の場合、姿勢が悪くよく転びます。なるほど。
姿勢が悪い(O脚である)のは幼児特有のことだと気に留めなかったけれど、
よく転ぶこともこの体幹が関係している?
そして一番気になる『(言葉の)成長との関連性』はどうなのでしょう?
発達にも関連性があった!! そのメカニズムとは
体幹が弱いと指摘されたハルイチ君。
彼の緩やかな成長スピードと この「体幹が弱い」ことに
いったいどんな関係性があるのでしょうか?
私が言語聴覚士さんから伺った話が、体幹が弱いと・・・
運動能力の遅れ
↓
手先の発達の遅れ
↓
言葉の遅れ
一般的に子供の発達は、
運動能力がUPし、だんだん手先が器用(認知力)になり手先の発達で
脳が刺激され発語(語彙力向上)につながるものだと。
つまり、ハルイチ君の場合はまず体幹が弱く
発達の土台となる運動能力がまず進んでいないので
全体的に成長が遅れている可能性が高い。
確かに。
まだジャンプは出来ないし、階段の上り下りもグラグラ
お絵描きは〇は描けない、ご飯もスプーンも上手く使えず、手で食べたほうが早いと
いっこうにカトラリーに手を出す気配がない・・・
まず今すべきことは体幹を鍛えて運動能力をまず引き上げること!!!
でも、たった2歳児が体幹を鍛えるためにはどうする?
筋トレ?(笑)
まさか、まさか。
体幹を鍛える遊び&おすすめグッズ
2歳児のハルイチ君が体幹を鍛えるために筋トレ!
なんてことはありません。
普段の遊びの中で自然に体幹を鍛えられる遊びやグッズを
まとめてみました。
①ケンケンパ
もうそのままです。
最近はあまりしない遊びでしょうか?
私の幼少期は近所のお友達とよくしたものです。
片足でぴょんぴょんするのが効果的!
外でするときはチョークで描き、
お家ではマスキングテープを貼り(〇が難しいので□ですが)
ぴょんぴょんさせています。
あと、廊下にテープを直線に貼り、その上を歩かせます。
平面の平均台のようなものです。
バランス感覚と集中力UPも期待できます。
②バランスボール
痩せよう!と意気込んで買ってタンスの奥に眠っていた
バランスボールが日の目を浴びる時が来ました(笑)
シンプルに大玉転がしをしたり、親がボールを両足で挟んで
その上に子供を抱っこで立たせて遊ばせるのも◎
(ハルイチ君、重量級なのでこの遊びは大変)
③トランポリン
これはシンプルに買います。
トランポリン教室はあれど、なかなか幼児を入れてくれる教室は少なかった・・・。
ただぴょんぴょん跳ねるだけで筋力UPが期待できます。
市の相談員さんもトランポリンは
すごくおすすめだとおっしゃっていました。
大人も一緒に使えるものも結構あります♪
ダイエットにもなるのなら一石二鳥!!
(これもハルイチ君が使わなくなったらタンス行き?)
その他には、色んな公園で遊ばせることが有効。
初めてみる遊具に「どうやって遊ぶの?」と考え行動することが
運動機能と脳発達の向上に期待できます。
いまや公園三昧!
もう近所と住まいの地域の公園の遊具は網羅しそうです(笑)
まとめ
体幹が弱いかもしれないと指摘を受けたハルイチ君。
過去に骨折の経験もあるので余計に心配に・・・
(今考えると体幹の弱さから骨折した?)
まさか、体幹の弱さが言葉の発達に繋がっていたとは驚きです。
今はまだトレーニング中ですが、
これから3歳を迎え身体能力の黄金期に当たりますから、
このまま体幹トレーニングは続けていこうと思います。
体幹のトレーニングをすることで運動能力があがり、
手先の器用さが上がり、脳への刺激になり発語に繋がる。
もし、健診で指摘をされて心配な方はまずは自宅トレーニングから
始めてみるのがおすすめです。
土台の運動能力がしっかりしていないと目まぐるしい成長は
期待できないと相談員さんはおっしゃいます。
我が家もまずは体幹を鍛えて運動能力UPに臨みます!!
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