妊娠中の安定期はいつからいつまで?過ごし方や疑問・注意点

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よく芸能人などの妊娠発表のときなどに、
「安定期に入ったから…」という言葉を耳にしますよね。

でも妊娠の安定期っていつからいつまでだと思いますか?
また安定期に入ったからといって何をしても良いわけではなく、
どのような状態を指すのかご存じでしょうか?

今回は「妊娠の安定期」について、おすすめの過ごし方や注意点、
ママたちがどう過ごしたのか
などをご紹介していきます!

目次

妊娠の「安定期」はどんな状態のこと?

妊娠の安定期とは、文字通り体調が安定してくる時期のことです。

お医者さんの指示にもよりますが、
心身ともに安定して、少し活動的に動いても良くなるので、
マタニティライフを一番楽しめる時期でもあります。

安定期に入るころになると、お腹の中で胎盤が完成します。
この胎盤の完成によって、体調が安定するのではないかと考えられています。

妊娠の安定期には次のような体の変化があります。


つわりが治る

安定期に入ると、妊娠初期の倦怠感や眠気、
頭痛、吐き気
などがなくなり、
過敏になっていたにおいも気にならなくなるなど、
いわゆるつわりの症状が治まることがほとんどです。

あんなに辛かったつわりの症状も、
安定期に入ったある日を境にスッと治まったりします。

お腹が目立ち始める

安定期に入ると妊婦さんは胎動を感じ始めて、
お腹の大きさも目立つ
ようになります。

そのためより「お腹に赤ちゃんがいるんだ」と思えるようになり、
妊娠している実感が強まる人も多いのではないでしょうか。

お腹の大きさが目立ってくると、
お腹の締め付けがないマタニティウェアを着用するのがおすすめです。
嫌な締め付けがなく、マタニティライフを快適に過ごすことができますよ!

流産の可能性が低くなる

流産は妊娠初期に起こることが多く、
安定期に入ると妊娠初期に比べて流産の可能性が低くなります。

妊娠の安定期はいつからいつまで?

妊娠5~7ヶ月頃(妊娠16週0日~27週6日)を、
一般的には「安定期」と呼びます。

ただし安定しているとはいえ、
切迫流産や切迫早産などが起きるリスクはあります。

妊娠後期までずっとつわりがあったり、
つわりが終わったと思ったら切迫早産になったなど、
出産に至るまで大変な思いをする人もいたりします。

安定期でも引き続き体調管理に気を付けて、
毎日を過ごすようにしましょう

安定期に運動しても大丈夫?

妊娠初期は体に負担をかけないように、
もしするとしても軽い運動が中心だったと思います。

安定期に入ったらマタニティヨガやスイミング、
ウォーキングなどの運動
をすることができます。

運動をすることで体重のコントロールができたり、
出産に必要な筋力や呼吸の使い方
を身に着けられます。

また適度な運動は気持ちをリフレッシュさせてくれたり、
リラックス効果
も期待できますよ♪

安定期にママたちがしていた運動の例
  • ウォーキング
  • マタニティヨガ
  • 筋トレ
  • マタニティスイミング

その他には仕事自体が立ち仕事なので、
運動の代わりになっている
という声もありました。
私の場合もそうだったので、特に運動はしていませんでした。

ただしお腹が大きくなってくると、立ち仕事もとても大変で、
長くたっているとお腹が張ってくることもあります。

もし可能であれば休み休みするようにしましょう。

また筋トレも例としてあげていますが、
あまり無理な筋トレは妊娠中におすすめできません。

それよりもウォーキングなど有酸素運動を行ったり、
運動したい場合には体調が良い時に
するようにしましょう。

同様にお医者さんから安静を指示されている場合には、
お医者さんの指示を優先してくださいね!

安定期には旅行をしてもいいの?

妊娠初期には旅行を控えていたけれど、
赤ちゃんが生まれる前の最後の二人の時間を楽しみたいと、
夫婦で旅行へ行きたい
という妊婦さんもいると思います。

特に体調に問題がないのであれば、
安定期のうちに旅行をすることもできます。
まずは自分の体調を考えたり、お医者さんに相談したうえで、
無理のない計画を立てる
ようにして下さいね!

旅先にももしものときに備えて母子手帳を必ず持参して、
滞在地ではどこに病院があるかを、念のために把握しておくことも大切
ですよ。

妊娠安定期におすすめの過ごし方

安定期になると多くの妊婦さんはつわりから解放されて、
今まで我慢していたことができるようになります。

同時に安定期は出産に向けての準備期間でもあるので、
体調が安定するこの時期に出産の準備も始めましょう。

ここでは運動や旅行のほかに、
安定期の妊婦さんにおすすめの過ごし方をご紹介します♪

母親学級への参加

安定期に入ったら、産院や地域で開催されている母親学級、
プレママ教室などにも参加してみましょう!

他のママさんと友達になって情報交換できたり、
産院でどのように過ごしたりするのかがわかったり
など、
参加することでたくさんのことを知ることができますよ♪

出産を目前に控えて仲間ができるのは心強いものです。
パパと一緒に参加できる教室もありますよ。

ショッピングに出かける

安定期は気分転換にショッピングに出かけるのもおすすめです!

生まれてくる赤ちゃんのことを考えながら、
パパと一緒にベビーグッズなどの買い物をすることで、
とても幸せな気持ちになれますよ♪

また出産の直前直後はバタバタと忙しくなるので、
今のうちに必要なものをリストにして、出産に備えておきましょう。

戌の日のお祝いをする

安産祈願で有名な「戌の日のお祝い」は、
安定期に入った妊娠5ヶ月目の戌の日に安産祈願をする、という、
日本独自の行事で、神社やお寺で祈祷をしてもらいます。

戌の日は暦の上で決まっており、12日に一度めぐってきます。

出産予定日から戌の日がわかるチェッカーなどもあるので、
ぜひ自分の戌の日を確認してみてくださいね!

安定期に妊婦が注意したいこと

安定期は母体も赤ちゃんの状態も安定しているため、
日常生活も過ごしやすくなります。

だからこそ気を付けたいことをまとめてみました。



食べ過ぎない

安定期に一番気を付けたいのが「食べ過ぎ」です。

つわりの辛さがスッとなくなり解放されるため、
食欲が旺盛になって体重管理が難しくなります。

間食はスナック菓子などではなく、
ナッツ類や野菜スティックにするなど工夫をして、
必要以上に食べ過ぎないように気を付けましょう!

むくみ(妊娠高血圧症候群)

顔や体のむくみは、
特に妊娠後期によくみられるマイナートラブルです。

安定期の頃からむくみに悩まされる人が多く、
むくみの原因となる冷えや塩分の摂りすぎなどに気を付けましょう。

むくみがひどい場合は妊娠高血圧症候群の可能性もあります。
重症化すると母子ともに命の危険があるので、
急激な体重増加やひどいむくみがある場合には、
早めにかかりつけ医に診てもらてくださいね。

便秘

安定期に入ると、赤ちゃんの成長に伴って子宮が大きくなり、
胃腸が圧迫されるため、妊婦さんは便秘になりやすいものです。

またホルモンの変化によって、
胃腸まわりの筋肉が緩むことも、便秘の原因となります。

腰痛

安定期にはお腹が大きくなって重心が前方に移動し、
腰が反りやすくなるだけでなく、
重くなった体重を支えることなどが原因で、
腰痛になる
妊婦さんも多くいます。

腰痛はお腹の大きさが目立っていない時期でも起こり、
運動不足もその原因のひとつになります。

無理のない範囲で体を動かしたり、
眠る姿勢を変えたり
して腰痛を軽減しましょう。

転倒

安定期になるとおなかが少しずつ大きくなり、
足元が見えにくくなります。
あまりお腹が大きくならなかった私でも、
自分の足が見えなくなりました。

これまで気にならなかったような段差で、
躓いて転んでしまうおそれもある
ので、十分気を付けるようにしましょう。

特にフラットシューズは産後も重宝するので、
お気に入りの靴を数足用意しておくのがおすすめですよ♪

安定期で体は楽でも油断は禁物!

安定期になれば流産などの可能性は低くなりますが、
妊娠高血圧症候群や切迫早産など、
なんらかのトラブルが起こるリスク
はあります。

安定期に入ったとはいえ絶対安心というわけではないので、
少しでも気になることがあれば、
すぐにかかりつけのお医者さんに相談するようにしてくださいね!

安定期でも疲れたらすぐ休む、体を冷やさない、無理をしないなど、
マタニティライフの基本を頭において、
楽しく過ごせるといいですね♪

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