来年我が子が1年生になる方。期待や夢が膨らむ一方、色々と不安ですよね。親の送り迎え無しで学校に行けるのかしら?クラスの人数も増えるし、幼児期のように先生の丁寧なケア無しで大丈夫かな。
長男もこの春からピカピカの1年生です。新鮮な学校生活を毎日楽しんでいる様子。ママはほっと一安心。実は、スムーズに学校生活を送れるように、入学前の1年で色々と準備をしていたんです。
この記事では、小学校入学前に家庭で何をしておくとよいか実体験を踏まえ、生活面についてご紹介します。
小学校入学前にしておいてよかったこと
上級生を持つママ友づくり
先輩ママ友からの情報はいつも大助かり。「学用品はどこで買うといい、早めに何を揃えておけばいい、いつ頃こんな行事があるから準備しておいた方がいい」等、参考になることがいっぱい。
入学式の次の日にようさん書類提出せなあかんから覚悟しといた方がええで。しかもその書類に、休んだときに連絡帳を預ける人の名前を2人書かなあかんねん。事前に同じ学年の子と調整しとくとスムーズよ。
近所づきあいが希薄になっている現代ですが、とても頼りになります。子どもを通して、先輩ママ友を作っておくことをおすすめします。
近所の友達作り
「子どもなんて、放っておいても、すぐ友達できるよ」と言われることもあるかもしれませんが、人によりますよね。初対面ですぐに仲良く・・・とはできないタイプの子もいます。小学校で同じクラスに元からの友達がいれば心強いですよね。そこで、うちは入学前に1年間かけて同い年の子探しをしました。近所の公園に出かけては年長さんらしき子に声をかけ、(不審者にならない程度に)一緒に遊ぶように。入学前には同じ幼稚園の友達プラス近所の友達で20人程度は知り合いができました。
おかげで、登校班にも同じクラスにも知っている子がいる状態に。安心して通うことができたようです。
D組さんね。知ってる子6人おったで。
さらに、同じクラスの子が近所にいると、配布物の確認等も便利。
あれ?これ同じプリントが2枚あるやん。何か足りないのがあるんちゃう?同じクラスのみいちゃんに確認してみよか。
幼稚園保育園と違って、親が先生と顔を合わす機会がぐんと減ります。確認したいことがある場合、同じクラスの子が近所にいると助かります。
自力で登下校ができる体力をつける
保育園幼稚園と違って、小学校は徒歩で通学する子が多いのではないでしょうか。寒い日、暑い日、雨の日でも自力で荷物を持って登下校しなければいけません。歩くのに慣れていないと、登下校だけで疲れてしまいます。そこで、体力をつけるために年長さんの1年間は、毎日自分で荷物を持って歩かせました。もちろんピアニカや植木鉢も。
ママ持ってよー。
ママはカンちゃん持たなあかんねん!小学校行ったら誰も持ってくれへんで!
おかげで、片道20分程度の通学では疲れなくなりました。
交通ルールを身に着ける|合言葉はペコ!ニコっ!手を挙げる!
幼児期は親が送り迎えをしていたので、子ども自身は信号やミラー、標識等見ているようで見ていないことが多いのではないでしょうか。特に、信号のない横断歩道を渡るタイミングは子どもにとっては難しいもの。大人がいなくても、渡れるようにかなり練習させました。合言葉は「ペコ!ニコッ!手を挙げる」
これを、しつこく実践。身体の小さな1年生はドライバーからは見えにくいですよね。
ええか!とにかく車に気をつけるんやで!特にわたるときな
ペコ!会釈
ニコッ!停まってくれてありがとう。
手を挙げる!渡るでーっていう合図やな。
まだまだ気を抜けません。でも、お友達とはしゃいでいても、道路を渡るときは、しっかり確認できているようです。
時計を見て行動できるようにする
幼稚園・保育園では先生が「次は何をしてね」と一人一人にきめ細かく指示を出してくれることが多いのではないでしょうか。でも、入学すると自分で時計を見て、次の準備をしたり移動しないといけません。「時計の読み方」自体は算数で習いますが、「時計と意識して行動」は授業だけでは身に付きません。
入学前に家庭で、「何時に幼稚園に行かないといけないから、何時には家を出よう」等意識させるようにしていました。学校でも時計を見ながら行動できているようです。
また、幼児期と違って、小学生になると子ども達で遊ぶ約束をしてくるようになります。時計を理解していないと大変なことに!
今日、近所の子4人で遊ぶ約束してきたで。
帰ってきたのは午前11時50分。
何時にどこ集合なん?
いつもの公園に3時45分!
しかし、1人は帰宅後すぐに、1人は13時45分。1人は3時5分に公園へ。
誰も来んかった・・・。
結局、その日は集合できませんでした。時計を理解し、友達と調整する練習も必要ですね。
毎朝の準備を自分でする
小学校になると、曜日ごとに違う時間割。幼稚園保育園に比べ、毎日持っていくものは複雑化します。最初は親が確認する必要がありますが、ずっと親が準備しているといつまでたってもできませんよね。幼児期から自分でさせるようにすると、習慣化してできるようになります。
連絡帳おっけー。マスクおっけー。水筒おっけー。
すごいな。麦茶も自分で入れたんかいな。(床べちゃべちゃやけど)
小学校入学前にしておけばよかったこと
和式トイレを使えるようにする
入学当初、帰ってくるなりトイレに駆け込む長男。緊張してたの?違いました。小学校のトイレは使いづらかったそう。幼稚園のトイレは幼児用。そして、板張りで明るい空間。でも、小学校は昔ながらのトイレです。
特に、和式トイレに慣れていないうちの子は使いづらかったとのこと。結局、学校ではほとんど行かずに家でしていたようです。ショッピングセンター等で和式トイレの練習をさせておけばよかったと思いました。
相手、場所によって正しい言葉遣いをする
休校中に担任の先生から電話がかかってきました。困ったことがないか聞いた下さった先生に対し・・・
困ったこと?うーん。ないよー。
じゃーねー。またねー。
フランク過ぎやろ!友達か!
目上の人に対する丁寧な言葉遣いを教えておけばよかったと思いました。「です、ます」で話せるように今も練習中です。
自分で配膳をする
保育園幼稚園時代は先生が配膳してくれるか、お弁当でしたよね。でも、小学生になると、自分達で配膳しなくてはいけません。
お盆にのせて運ぶ途中でこぼしてしまう。ごはんをよそったり、お汁をつぐことができない等、困っているよう。特に、初日はお味噌汁をかなりお盆の上にこぼしてしまったそうです。普段から食事の際のお手伝いをさせておけばよかったと反省しました。
そのため、今は朝晩とも自分専用のお盆にのせて運ばせています。
入学準備に役立つアイテム
ここまで、小学校入学前に家庭で何をしておくとよいかをご説明しました。でも、全部細かく親が教えるのは大変ですよね。そこで、使ってよかった入学準備に役立つアイテムを紹介します。
入学準備の図鑑
入学前のクリスマスにプレゼントしました。小学校入学前に身に着けたい生活習慣を豊富な絵や写真でわかりやすく紹介しています。また、1年生の学校生活や教室を見るページもあり、新生活を想像してワクワクできます。
進研ゼミ小学生講座
ベネッセの「チャレンジ1年生」年長さんで申し込むと、先行して1年生準備スタートボックスが届きます。通学で気をつけたい交通ルールを学べるアニメもあり、視覚的に入学準備ができます。アニメを見た後に、実際の通学路を歩いてみると、気をつけるポイントが分かりやすかったようです。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、小学校入学前に家庭で何をしておくとよいか、生活面についてご紹介しました。
ただ、全てが完璧にできてなくてもなんとかなります。
子ども達はきっと、新しい生活で緊張の日々。できていないことがあっても、プレッシャーを与えずに、ゆったり構えてあげてくださいね。
今日の給食こぼしてもたけど、美味しかったぁ!「じゃぶ」やってん!
「じゃぶ」って何!?(鳥取の郷土料理らしい)
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