子育て中に、パパや旦那さんにイライラしてしまうことってありますよね。
子育てSNSアカウントを見ていると、
よくパパにイライラしたコメントを見かけることがあります。
私もそうなのですが、なぜだか行動が目に付いてしまったり、
小言を言ってしまったり、イライラした気持ちで疲れてしまうこともあります。
パパも同じように私にイライラしていると思いながらも、
そんな気持ちが抑えられずに、またまた怒ってしまい悪循環になることも…。
今回は子育て中に旦那さんにイライラする理由にはじめ、
旦那さんが嫌いにならないための対処法についてご紹介していきます!
なぜ子育て中は旦那さんにイライラするの?
ふたりで生活していたときにはあまり感じることがなかったものの、
赤ちゃんが生まれて子育てをするようになってから、
旦那さんにイライラすることが増えた、という方は多いのではないでしょうか?
以前ご紹介したように、旦那さんは子どもが生まれてから、
「父親になった」と自覚や実感するのが遅いと言われます。
妊娠からずっと赤ちゃんと一緒に過ごしているママと違って、
旦那さんはなかなか気持ちが付いていかずに、
ママから見ると育児に対してどこか他人事のような言動をとってしまうことがあります。
しかしママになったからとはいえ、ママだって初めてのことだらけです。
余裕で育児しているわけではないため、いっぱいいっぱいになりながら、
なんとか子育てをしている、という人もたくさんいます。
そんな中で子育ても家事もすべてママがやっていたら、
更に余裕もなくなってイライラするのも当たり前ではないでしょうか?
もちろん産後のホルモンの影響や、子どもを守ろうとする気持ちからなど、
イライラする原因は人それぞれかもしれませんが、
「家事や子育ては女性がするもの」というパパの先入観が原因の場合もあります。
こうした「考えのズレ」が次第に大きな原因となって、
ママは旦那さんの言動にイライラさせられることが多いと考えられます。
イライラする行動にはどんなことがある?
対処法を実践する前に、まずはママがどんなことにイライラするのか、
冷静に振り返ってみることが大切です。
女性は感情的になりやすいとも言われているので、
イライラしたままの状態で旦那さんに接してしまうと、
余計イライラして関係が悪化することもあります。
多くの方がイライラしてるものには下記のことがあります。
旦那さんにされていイライラすること
- こどもが泣いたり、おむつのタイミングでママを呼ぶ
- こどもの機嫌がいいときだけ育児に参加する
- 外では家事や子育てをするイクメンになる
- 寝かしつけたこどもを自分の都合で起こす
- 手伝って欲しいときに自分の好きなことをしている
- こどもの生活リズムを考えない行動をする
- こどもよりもかまって欲しがる
- 夫婦の時間を持とうとしない
- 自分は飲みに行くのに、ママに自由な時間は作ってあげない
- 自分の予定を優先する
- 出産前と同じことができることが当たり前と思っている
- ママが育児に疲れていることに気づかない
旦那さんに言われてイライラすること
- 「~した方がいいんじゃない?」と中途半端な育児への口出し
- 分担するべき家事を「手伝おうか?」と聞いてくる
- こどもと過ごしている日中「お昼寝できて羨ましい」と言う
- こどもが泣き出しても無関心・怒る
- せっかく作った夕飯を連絡もなしに「食べない・いらない」という
- 服をちらかしておいて「片付けておいて」という
- 子育ての中でやっと作ったご飯なのに、味や品数に文句を言う
世の中のママの声はこれだけではおさまらないのですが、
一部を抜粋させていただきました笑
もしこれを旦那さんが読んでいるのであれば、当てはまっている点はありませんか?
半端な口出しや、やってもらって当たり前というものが多いようです。
パパはお仕事、ママは家事というご家庭が多いかと思いますが、
子育てはひとりではなく夫婦ふたりでしていくものです。
どちらか一方に負担が偏っていないか、今一度見つめ直してみましょう。
旦那さんにイライラしても嫌いにならないためには
- ふたりでしっかりと話し合う時間を持つ
-
子育て中に旦那さんにイライラしたときには、
夫婦ふたりの時間を作って、しっかりと話し合うことが大切です。よく言われるのは、女性は言わなくてもわかって欲しいタイプで、
男性は言われないとわからないタイプであるということです。そのふたつが思っていることを伝えずにすれ違うことで
より関係が悪化する原因になってしまいます。 - 何にイライラしているのかを伝える
-
まずはイライラしている内容をまとめて、
感情的にならないよう気をつけて旦那さんに伝えてみましょう。
旦那さんも気づいていなかっただけで、言えばすんなりと解決することもあります。それでもうまくいかない場合には、
「~して欲しい」と具体的に伝えるようにします。
何度言っても伝わらないと、言うのも面倒に感じるかもしれませんが、
言い続けることで自然と行動が身についてくることもあります。 - お互いの状況に目を向ける
-
また、少し気持ちの整理ができてきたら、
旦那さんの状況にも目を向けてみるようにしましょう。仕事で実は辛いことがあったり、とても忙しい時期で疲れていたり、
はたまた大きなプロジェクトを任されてピリピリしていたりと、
ママに相談できないことを抱えていることもあります。心に余裕がないと、誰でもイライラしてしまうものです。
お互いに目を向けて、思いやりをもって接するようにしてくださいね。
どうしてもうまくいかないときには…
ふたりで話し合っても、どうしてもうまくいかないときもあるかもしれません。
そんなときには、以下にご紹介する方法で気持ちを紛らわせたり、
一度冷静になれる時間を作ったりして乗り切るのもひとつの手段です。
気を紛らわせる
- 共感してくれる人に相談する
- テレビを一緒に見たりなど楽しいことをする
- こどもが一人増えたと思い込む
- 生活費でこっそりおいしいものを買って食べる
- 自分の行動を振り返ってみる
- 部屋の模様替えや整理をしたりしてリフレッシュする
- イライラすることを言われたら聞き流す
冷静になる方法
- イライラする内容を紙に書き出す
- できない部分ではなく、できることに目を向ける
- 最低限して欲しいことを決めてやってもらう
- お互いの状況を伝えて折衷案を出す
- 定期的に旦那さんに子どもを預けてお出かけする
産後うつの可能性も考える
何に対してもイライラして旦那さんに対して強く怒鳴ってしまったり、
急に涙が出てきてしまうときは、「産後うつ」の可能性もあります。
産後うつになる多くの方は「自分がなるとは思わなかった」という方です。
こういった症状があるということをしっかりと理解しながら、
気分が落ち込むときは、こどもを旦那さんに預けたり、
一日何もせずゆっくりしたりして、気持ちを一度リセットしてくださいね。
子育てでイライラしたら二人の時間を作ろう
結婚したときはあんなに大好きだったのに、
こどもが生まれてから喧嘩が増えたというのは、
全く珍しいことではなく、むしろメジャーなことです。
イライラをぶつけ合ってしまってより深刻な状況になってしまったり、
感情的になって離婚届を突き付けてしまった、なんて方もいます。
イライラの原因というのは人それぞれかもしれませんが、
まずは気持ちを落ち着けて、話し合いの時間を作るようにしましょう。
ご家庭の雰囲気をよくするためにも、一度冷静になって、
ふたりで話し合いをしたり、一緒に過ごす時間を作ると良いかもしれませんよ。
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