最近では共働きで子育てをする家庭が増えてきました。
しかし、共働きをしながら子育てと仕事を両立することはとても大変なことです。
私も今から職場に復帰するのにドキドキしています…。
職場復帰するのも緊張しますが、何より仕事と子育てを両立できるかということが不安です。
共働きだからこそ、悩みは尽きないですよね。
そこで今回は共働き世帯の子育てについて、
どんなことに悩んでいるのかや、育児と仕事を両立するコツなどをご紹介します!
共働きの家庭が抱える子育て事情とは
子育て世代の共働き世帯は年々増えており、近年の待機児童の問題があるように、
子どもを保育園や幼稚園に預けながら夫婦で働く家庭が増えています。
共働きする理由は家庭によって様々ではあるものの、
自分の意志で仕事を続けようと決めてから、いざ職場に復帰してみると、
仕事と子育ての両立の大変さを痛感するママも多いようです。
共働きで子育てしている家庭の一番の悩みは、
仕事と子育ての両立が大変ということから始まります。
育児がどれくらい大変なのかは、家庭によって違いますが、
一般的に共働きの家庭は、専業主婦の家庭と比べると大変なことが多いようです。
専業主婦の家庭では、旦那さんは仕事で奥さんは育児や家事と、
役割分担がわかりやすいですが、共働きはそうはいきません。
未だに育児は女性の方が得意という考えが根強いため、
ママは仕事をしながら家庭のことに追われて大変です。
悩みを相談したり話し合いができない中、こういった状況が続くことで、
共働きの子育てをするのは大変だと感じる方が多いようです。
まずは共働きの家庭にあよくある子育て事情について、ご紹介します。
共働きの子育てに起きやすい問題
共働きの家庭では、保育園など日中に子育てを預ける場所が必要になります。
共働き家庭の子育てで起きやすいとされる問題にはどんなものがあるのでしょうか?
多くの方が悩んでいる子育ての問題をいくつかご紹介します。
- 子供の預け先が見つからない
-
夫婦が揃って働く場合には、日中にこどもを預ける場所が必要になります。
しかし共働きの家庭の増加によって、
特に都会などの都市部では保育園不足が問題になっていますよね。希望の保育園に入れない地域では、
妊娠中など早めの内から保育園を探す「保活」を始める人もいます。保活を始めるとわかるのですが、
近年の保育園無償化などもあり、認可保育園は人気が高いので、
まずは認可外保育園や一時預かりに預けて働くママもいます。 - 周囲の理解や協力がない
-
こどもはちょっとしたことですぐに体調を崩します。
体調を崩してしまうと、保育園を休ませる必要があったり、
仕事の途中でお迎えに行かなければならなく、
ママは仕事を休むか早退しなければいけません。その際に勤務先の上司や同僚の理解が得られないと、
肩身の狭い思いをすることもあります。また保育園から呼び出されたときに、
ママばかりが会社を早退しなくてはいけないことを疑問に感じる方もいます。 - 子供と向き合える時間が少ない
-
仕事をしていると、平日にこどもと一緒に過ごせるのは、
朝と帰ってきてからの数時間しかない、なんてこともあります。いざ職場に復帰して仕事を始めてみてから、
こどもとの時間の大切さがわかったというママも多いようです。 - 家事と育児の負担が偏っている
-
共働きであっても、家事や育児の負担がママに偏っている現状が多いようです。
毎日の子どものお世話と仕事に追われて、
ママは掃除や洗濯といった家事が後回しになってしまいがちです。たとえパパが家事に参加してくれたとしても、
なかなか思うようにいかずにイライラしてしまうこともあります。
パパも同じように悩んでいる
もちろん悩んでいるのはママだけではなく、
共働きの子育ての大変さはパパも痛感しています。
パパにとって仕事はとても大切。
仕事に集中したいけれど、育児や家事にも参加しなければいけないので、
何を優先にしたら良いかなど、ジレンマに陥りがちです。
働くママの負担を減らしたいと考えているものの、
仕事の都合がうまくいかなかったり、職場の理解がなくて早く帰宅するのが難しかったりなど、
ママと同じく悩んでいるパパも多くいます。
共働きは大変なことばかりではない
ここまでご紹介した内容では、大変過ぎて共働きしたくないと思う方も多いかもしれませんが、
共働きは決して大変なことや辛いことばかりではありません。
- 経済的に安定する
- 社会とのつながりができる
- 子育てから少し離れて気分転換になる
- 夫婦の絆が深まる
ママは仕事をすることで社会との接点ができるので、
気分転換になったり、広い視野で子どもと向き合えるようになったりします。
こどもがいるこそ仕事にやる気がでたり、
こどもの寝顔を見るから次の日も頑張れるという声もあります。
また夫婦二人で働いているので、子育や仕事を分担したり協力することで、
気遣いし合ったりすることができ、絆が深まったりもします。
もちろん経済的にも安定するので、貯金をしたり週末にはおでかけしたり、
趣味にお金を使うなどの余裕も生まれ、より家族で楽しむ時間を作ることもできますよ!
共働きでも育児と仕事を両立させるコツとは
問題点をいくつかご紹介しましたが、解決するためにはどうしたらよいのでしょうか?
ここでは共働きで仕事と子育てを両立するためのコツをご紹介します。
また、こどもが小さい時期は、仕事と育児を両立できなくて当たり前なので、
うまくいかなくても自分を責めないようにしましょう。
1、時間の使い方を工夫する
その日その日でするべきことの優先順位をつけて、
上手に時間配分をしていきましょう。
時間の使い方を工夫しても、どうしてもうまくこなせないこともあります。
「あれができなくてもこれができたからOK」と、
おおらかにとらえるようにして、イライラしてストレスをためないようにしましょう。
買い物もちょこちょこ行くと大変なので、
ネットスーパーを利用したり、週末にまとめ買いして時間を省くようにしましょう。
2、家族や地域サービスなどの力を借りる
仕事と育児を両立するには、ママだけではできません。
ひとりで抱え込まずに、周りの力を最大限に借りることが大切です。
パパの協力はもちろん、両親や義両輪が近くにいる場合は頼るようにしましょう!
もし協力してもらうことが難しい場合には、
地域の子育てサポートやベビーシッターなどの優良サービスを上手に利用してみてくださいね♪
3、職場での人間関係を大切にする
職場では子育てをしながら働いていることへの理解を求めながら、
いざという時など力になってくれるときには、感謝の気持ちを忘れないようにすることが大切です。
職場では日頃から上司や同僚と積極的にコミュニケーションをとりましょう。
また、こどもが熱を出したときや急な体調不良など、
急に休まなければいけないときや、早退する場合の対応なども相談しておくようにしましょう。
4、家族の健康に気をつける
小さな子供が体調を崩しやすいのは当たり前のことです。
しかしできるだけ健康でいられるように、食生活や生活習慣に気をつけるようにしましょう。
保育園に入る前に子供には予防接種を受けさせておくことも大切です。
予防接種を受けておくことで、かかることを予防できる病気もあります。
またママとパパも、日ごろから体調管理を心掛けるようにしましょう。
体調不良で保育園や会社を休むことになると、
お給料が減ってしまうことはもちろん、
それが毎回であれば、迷惑をかけてしまって申し訳ない気持ちになったりします。
5、たまには息抜きをする
子育てと仕事に追われていると、自分の時間を持つのが難しいものです。
ストレスがたまった時には、たまには子供の世話や家事などのおうちのことを、
ママはパパにお願いして(パパの場合はママ)、または周りの人などにお願いして、
友達とランチにいったり、美容院やエステに行ったりして自分に時間を使いましょう!
息抜きを上手にすれば、気持ちにゆとりが生まれて、
子育てや仕事にも新たな気持ちで向き合えるようにもなります。
共働きで子育てするためにパパができること
共働きのおうちであれば、パパは仕事だけしていればいいという時代ではありません。
子育てには「ママの立場からでしかできないこと」だけではなく、
「パパの立場からでしかできないこと」もあります。
パパができることとしては次にご紹介する内容があるので、
共働きする中で夫婦の絆を深めるためにも、少しずつ取り組んでみてくださいね♪
- 平日に子供との時間を作る。できないときは休日に。
- 家事を率先して手伝う。手伝えないなら文句を言わない。
- ママの悩みを積極的に聞いて、気持ちに共感する。
共働きでもパパの方が残業が多かったり忙しかったりすると、
ついついママに育児や家事を任せてしまいがちです。
共働きしながらの子育ては始めは慣れないため、
どちらか一方に負担が偏ってしまうと、体調を崩す原因になったりもします。
ママの仕事の内容や忙しさに関わらずに、
パパもできるだけ育児や家事に参加するようにしましょう。
手伝うということではなく、一緒にするという姿勢でいることが大切です。
自分らしいペースで共働きの子育てを楽しもう
共働きは大変なことも多いですが、子育てと仕事をすることで、
仕事にメリハリがついてやりがいを感じたり、
子供との時間を大切にできたりと、いいこともたくさんあります。
もし悩みや不安があるのであれば、ひとりでは抱え込まずに、
まずは夫婦で相談して問題点を解決していくようにしましょう。
パパと協力しながら、自分らしいペースで楽しく仕事と子育てをしていけるといいですね。
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