赤ちゃんが大声でキーキー叫ぶ!赤ちゃんが奇声をあげるときに考えていることとは?

  • URLをコピーしました!

赤ちゃんが突然奇声をあげて困ってしまうことはありませんか?
ひーたんは1歳前後から「キャー」や「ギャー」など叫んだり、
「キーキー」と甲高い声をあげるようになりました。

赤ちゃんが奇声をあげると心配になったり、
公共の場所であれば迷惑がかからないかと心配になったりもしますよね。

そこで今回は赤ちゃんの奇声について奇声をあげる原因や、
そのとき赤ちゃんが考えていること、気になる対処法などをご紹介します!

目次

赤ちゃんの奇声は成長している証

赤ちゃんが奇声をあげるようになると、
風のうわさでよく聞く「発達障害や自閉症の可能性がある」ということがよぎり、
心配になったりすることがありますよね。

しかし赤ちゃんが奇声をあげることはよくあるので、
決して珍しいことではありません。

赤ちゃんが生後5~6ヶ月頃になると、
少しずつ聴力や言葉を話す力が発達してきます。
それと同時に、自分の声も認識できるようになり、
声を出すことが楽しくて奇声をあげるようになります。

1~2歳の赤ちゃんであれば、言葉が少し話せるようにもなってきて、
伝えたいことをうまく言葉にできないもどかしさから奇声を発します。

こうしてみると、奇声は赤ちゃんが成長している証拠でもあります。
成長していくとともに奇声をあげる回数も減っていくものですが、
周りの反応によってはいつまでも辞めずに続くことこともあるので、
小さいうちからきちんと言い聞かせていくことが大切です。

奇声をあげる原因とそれぞれの対処法

奇声は成長の証と思いながらも、レストランやショッピングモールなど、
外出先での突然の奇声はドキッとするものです。
できることならなぜ奇声をあげているかを理解して、
それに対処してあげたい
と思いますよね。

赤ちゃんが奇声をあげる原因は様々ありますが、
具体的にどんなときに奇声をあげるのか、
その主な奇声の例を対処法とあわせてご紹介します!

疲れて眠たい

生後3~4か月の赤ちゃんは、夕方になると「黄昏泣き」と呼ばれる、
不機嫌な状態になることがあり、同時に奇声を上げて泣くことがあります。

原因はいろいろありますが、暗くなると一日の疲れが一気にでて、
黄昏泣きが起こるのではないか、
と言われています。

毎日決まった時間に起こりやすく、
生後5~6ヶ月になるとおさまることが多いです。
しかし中には幼稚園に入っても夕方になると機嫌が悪くなったり、
怒って奇声をあげる子
もいます。

対処法

外が暗くなってきたら早めに室内の明かりをつけて
マッサージしてあげたり、ゆったり絵本を読んであげて、
リラックスさせてあげるようにしましょう。

またしっかりとお昼寝をすることで、黄昏が収まることもあります。
早寝早起きをして、良質なお昼寝をさせてがえることで、
黄昏泣きと奇声をあげなくなったりもします。

声を出すのが楽しい

生後5~7か月の赤ちゃんは特に奇声を発することが多く、
生後6ヶ月の検診で相談するママも多いようです。

赤ちゃんによって奇声は様々ですが、
奇声をあげながらも笑っていたり、元気に遊んでいたりして、
機嫌がいいのであれば特に問題はありません。

対処法

この頃はまだママやパパの言葉を理解することが難しいので、
言い聞かせるのは難しい場合が多かったりします。
しかし、場所によっては静かにする必要があるのを教える必要も出てきますよね。

すぐにはわかってくれないかもしれませんが、
根気よく続けることで、成長とともに少しずつ、
静かにしなければいけないとき
があるのを学んでいきます。

外出時に奇声を出したら、まずは口元に人差し指をあてて、
「シー」と声を出しながらポーズ
をします。

そのあとはいないいないばあをしてあげたり、
ガラガラを持たせてあげて遊ばせたりなど、
奇声を出す以外にも楽しいことがあるということを教えてあげると◎

ただし家の中にいるときに笑いながら奇声をあげているときは、
赤ちゃんが楽しんで遊んでいる
ので、
「声を出すのって楽しいね」「声を出すのが上手だね」など話あげてあげましょう。

お腹をさすったり、手足をバタバタ動かしてあげたりと、
スキンシップもとれていいですよ♪

思い通りにならない

生後8~10か月を過ぎることになると、少しずつ自我が芽生え始めます。

  • おもちゃが欲しい
  • お風呂に入りたくない
  • 歯を磨きたくない
  • テレビが見たい

上記のようなことをしたいのに、思い通りにならない時には、
泣いたり怒ったりしながら奇声を発することがあります。
これは自我が芽生えてきた成長の証でもあります!

対処法

まずは大声でしかりつけないように気をつけましょう。

大声でしかりつけると一時的には静かになりますが、
ママやパパが大声を出しているのに、なぜ自分はだめなのかわからず、
大声で怒られたときに奇声を止めたらいいという悪循環に陥ります。

ここでも「シー」とサインをして、
どうして大声を出してはいけないか伝える
ようにしましょう。

伝えるときにはあいまいな言葉では赤ちゃんに伝わらないので、
「大声をだすとみんな耳が痛くて嫌だよ」
「本を読む場所は静かにしようね」
など、具体的に注意するようにしましょう。

また、静かにしなければいけない場所に行くときは、
事前に赤ちゃんに声掛けしておくことが大切です。
もしその場所で静かにできた場合には、
「静かにできて偉かったね!」とほめてあげてくださいね!

注目してほしい

1~2歳のころに奇声を発するのであれば、
注目してほしいことが多いようです。

滑り台を滑るのを見て欲しかったり、積み木ができたことを褒めて欲しかったりなど、
注目してほしい時に赤ちゃんが奇声を出す場合は、
褒められたい、自分をもっと見て欲しいという気持ちの表れです。

日頃から赤ちゃんが奇声を発してママやパパを呼ばなくても、
「いつもみてくれているんだ」という気持ちにさせてあげるように、
きちんと態度で示すようにしましょう。

対処法

忙しい時に限って、赤ちゃんは注目してほしかったりします。
そんな時には少しの時間だけでもいいので赤ちゃんに注目して、
遊んであげる時間をつくりましょう。

少しでも時間を作ることが大切なポイントです。

もし家事などで手を離せないのであれば、
事前に「今から洗い物をするから遊んでいてね」など声掛けをして、
家事をしている間も声をかけてあげるようにしましょう。
家事が終わった後は、ひとりで遊べたことを褒めてあげてくださいね。

また生活リズムを作ってあげれば、
毎日決まった時間には注目してもらえないと理解することができるようになってきます。

少しずつ赤ちゃんとのかかわりを見直すことで、
赤ちゃんがいつも見守られていると感じて安心して、奇声も減ってくるようになります。

戸惑いや不安

赤ちゃんみんなに個性があるので、
始めていく場所や人が多い場所を楽しめる子もいれば、
怖がって不安になってしまう子もいます。

赤ちゃんに戸惑いや不安があると奇声をあげてしまうことで、
将来大丈夫かなと不安になってしまうママも多いかもしれませんが、
人よりも感受性が強く、物事を考える力が強いと前向きにとらえるようにしましょう。

対処法

少しずつ場所や人に慣らしていきましょう。

いろいろな場所があることや、人と触れ合わせることも、
小さい時にはとても大切なことですが、
自分の足で行動範囲や人間関係を広げていくのも大切な方法です。

公園や児童館など身近な場所に通ったりして、
出逢う少数の人と打ち解ける
ようにして、少しずつ慣れていきましょう。

ここで大切なのは、家族がいれば安心だと赤ちゃんにわかってもらえるまで
辛抱強く見守ってあげることです。
徐々に慣らしていけば、親がいなくても大丈夫な場所や人を理解していき、
奇声をあげて不安がることも少なくなってきます
よ♪

気持に寄り添いながら対処するようにしよう

言葉が通じているかどうかわからないと、
赤ちゃんに伝えるのが少し難しい場合もあります。

でも赤ちゃんはママやパパが思っている以上に、
周りを観察して多くのことを学習しています。

赤ちゃんだからと放っておくのではなく小さいうちから、
思い通りにならない場所や場合があることを伝えれば、
奇声をあげる機会が減ることにもつながりますよ。

成長の証と赤ちゃんの奇声をおおらかな心でとらえ、
気持に寄り添いながらも、周りにも気を遣うようにしてくださいね!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次