出産してとてもかわいい赤ちゃんですが、泣き止まず困ったことはありませんか?
寝ているときは天使のようなかわいい寝顔なのに、
起きたらどこからこんな大きな声でるの!?っていうほど泣きますよね。
なぜ赤ちゃんは泣くのでしょうか。
その泣く理由と、泣き止ませる方法などを今回紹介していきます!
なぜ赤ちゃんは泣くの?その理由
そもそもなぜ赤ちゃんは泣くのでしょうか。
赤ちゃんはまだ話すことができないため、自分の伝えたいことを泣いて伝えようとしています。
その泣いている理由を知っていれば、赤ちゃんが何で泣いているのか考えることができるため、
泣き止ませることに近づくことができます。
いろいろな泣く理由
泣くのにはいろいろな理由があります。
- 部屋の温度が暑い・寒い
- お腹が減っている
- おむつがおしっこ、うんちで汚れている
- 寂しくて抱っこしてほしい、甘えたい
- お腹がガスなどで張って苦しい
- 風邪などで体調が悪い
などなど、上記の理由が主に考えられます。
まずは、おむつが濡れていないか、お腹が減っていないか、
この2つを確認してから、他の理由ではないかを考えてみましょう。
理由もなく泣くこともある
赤ちゃんの泣き方には、生後2週間ごろからはじまって、
2~5か月ごろまで理解することが難しい困った泣き方があります。
これは「パープルクライング」と呼ばれ、赤ちゃんの泣き方の特徴を示します。
- ピークがある、理由がわからない、なだめられない、痛そうな表情をする、長く続く、午後から夕方にかけて泣く、 その英語の頭文字をとってパープルクライングと呼びます
そして赤ちゃんは、理由もなくなくことがあります。
「コリック(黄昏泣き)」と呼ばれるもので、前述しているパープルクライングとは少し違い、
原因もないのに激しく泣き続けることを指して言います。
赤ちゃんの1割にみられる現象で、大体が生後3か月ごろには自然とおさまります。
そのため、赤ちゃんがどうしても泣き止まなくても、何も心配しないでください。
泣いている赤ちゃんを泣き止ます方法は?
赤ちゃんを泣き止ますにはどうしたらいいのでしょうか。
まずは焦らずに、原因がわかる場合にはその原因を取り除いてあげましょう。
赤ちゃんを安心させよう
まずなにか対処する前に、赤ちゃんに声をかけて安心させましょう。
この時まだ泣いていると思います。
はじめにおむつをチェックしましょう。
おしっことかうんちで気持ち悪いのかもしれません。
次にお顔を見てみます。
口元が動いていたり、舌がぺろぺろとしていませんか?
これらはお腹が空いているときにする動作です。
母乳やミルクをあげましょう。
ミルクは決まった量、母乳は疲れて飲むのをやめるまで好きなだけ飲ませてください。
必要であればげっぷをさせてあげて、お腹の苦しさを解消してあげてくださいね。
そのあとは抱っこしてあげたり、
抱っこしたまま少し歩いてあげたりしてみてください。
じっとしているのが嫌な場合もあるからです。
赤ちゃんにたくさん甘えさせてあげましょう。
やってはいけない泣き止ませ方
まずやってはいけない泣き止ませ方法として、
口を塞いだり、激しく揺さぶったり、高い高いをする、などです。
これらは絶対にしないでください!
赤ちゃんは痛みに鈍感なため、気づかないうちに怪我をして赤ちゃんが突然死んでしまったり、
身体のどこか骨を折ったり内出血したりします。
様々な要因を考えよう
以上のことをやってみてもまだグズグズしている場合は、ほかの要因も考えてみましょう。
赤ちゃんは周りの状態にとても敏感です。
たとえば、パパとママが喧嘩しているのを感じ取って泣いたりもします。
また、赤ちゃんの泣き方がいつもと違う場合や、発熱・嘔吐、
ぐったりしていて苦しそうという症状がありましたら、
すぐに病院を受診するようにしましょう。
泣き止まなくても自分を責めないで。
私も病院にいるときにも、どうしても赤ちゃんが泣き止まないことがありました。
寝不足でいつ寝るんだろう、とイライラしながら何度も授乳しているうちに気づけば6時間も経っていたことも…。
まわりはそうでもないのですが、自分の赤ちゃんとなるとなぜだか声が大きく聞こえたりしますよね。
それはその赤ちゃんのお母さんがあなただからです。
泣き止まないときは、どうしても自分を責めてしまいますが、
焦りやイライラが伝わると、赤ちゃんが更に泣いてしまうこともあります。
まずは赤ちゃんが泣いてしまったときこそ、笑顔で接してあげてくださいね!
まわりと協力しながら育児を楽しもう
赤ちゃんが泣き止まないとき、お母さんはどうにかして泣き止ませようとしますが、
うまく泣き止ますことができないとき、悲しくなったり辛くなったりしますよね。
はじめてのことで、まだ話すことのできない赤ちゃんと意思疎通ができないのは当たり前のことです。
辛い場合は一人で抱え込まず、まわりと協力して赤ちゃんの泣きに対応しましょう!
また、赤ちゃんがどうして泣くのかを考えて泣き止ませてあげることで、
なぜ赤ちゃんが泣いているのか泣き方などで少しずつわかってきたりします。
そして、赤ちゃん自身もどうやったら気持ちを伝えられるのかわかってきて、
少しずつ泣き方なども原因に合わせて変わっていきます。
そうしていく中で、赤ちゃんとの絆が生まれていくのではないでしょうか。
まずは無理せず、赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら、
自分なりの育児を楽しんでくださいね。
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