お出かけして帰ってきたら手洗いうがいが今とても大切ですよね。
うがいをする習慣がママやパパがあっても、
小さい赤ちゃんやお子さんはうがいができなくて、
「どうしたらいいの?」と思うことってありますよね。
コロナウイルスが流行している今だからこそ、
より気になるママも多いのではないでしょうか?
そこで今回は赤ちゃんのうがいについて、
うがいの役割やうがいの代わりになる方法などをご紹介します!
「うがい」にはどんな役割がある?
うがいといえば風邪の予防対策として有名ですが、
そもそもの役割をご存じでしょうか?
うがいには下記のような役割があります。
- ホコリや花粉などを洗い流す
- 口腔内を清潔な状態に保つ
- 潤して感想を防ぐ
うがいをすることで喉に細菌やウイルスを付着するのを防いで、
風邪予防につなぐことができます。
うがいの方法としては、水を口に含んだらぐちゅぐちゅとゆすいだり、
上を向いてガラガラと喉まで水を行き渡らせたりします。
これにより、口全体と喉を潤すことができます。
うがいができるようになるのは2歳くらいから
赤ちゃんのころは物を飲んだり噛む機能が未熟なので、
大人と同じようにうがいをすることは難しいですが、
個人差はありますが、うがいができるようになるのは2歳くらいが多いようです。
ママやパパがお家に帰った時にいつもガラガラとうがいをしていれば、
見よう見まねでチャレンジし始めてできるようになる子もいます。
- 水を少し口に含んで吐き出す練習(お風呂などがおすすめ)
- ブクブクうがい(水を含んでほほを左右に動かす練習)
- ガラガラうがい①(水を含んで上を向く練習)
- ガラガラうがい②(上を向いた状態で息を出す練習)
しかし声を出しながらガラガラとうがいするのは少し難しいので、
少しずつコツを伝えながら、ゆっくり教えていくようにしましょう。
うがいできない赤ちゃんの代わりになる方法
うがいをさせたいと思いながらも、
赤ちゃんや小さいお子さんはうがいができないですよね。
月齢が低い場合にはマスクをさせるにも、
窒息する可能性もあるのでつけてあげることもできません。
大事なことは「のどを潤す」ということ。
喉に雑菌がついているとそこから繁殖してしまいますが、
それを飲み込んでしまえば胃酸などで自動的に殺菌されてしまいます。
そのためうがいができない場合には無理にさせようとせずに、
食べ物や飲み物で代わりにすることができます。
喉や口内を水分をとって潤す
うがいができないのであれば、
うがいの代わりに喉や口を潤すために「水分を摂る」と◎
そうすることでうがいをしたときと同じような役割を得ることができますよ。
- 赤ちゃん・乳児の場合
-
赤ちゃんなど乳児(生後0ヶ月~満1歳未満)であれば、
母乳やミルクを飲むのがおすすめです!水分の代わりに母乳やミルクを飲ませることで、
のどが潤って感染症予防になります。基本的にはお出かけした後など、
帰宅してすぐに飲ませてあげると効果的です。 - 幼児の場合
-
幼児(満1歳~未就学児)であれば、いろいろな飲み物を飲めるようになってきます。
麦茶や牛乳を飲ませることで、のどが潤って感染症を予防できます。
こちらも幼児同様に、帰宅後すぐに飲ませるのがおすすめです。
うがいもできないし水分も摂らないそんなときは
飲み物を飲ませたくても、子どもが飲みたくない時もありますよね。
そんなときは決して無理に飲ませる必要はありません。
水分を取る代わりに食べ物などで同じ役割を得ましょう。
- ゼリーやヨーグルトを与える
-
ゼリーやヨーグルトも水分を多く含んでいるため、
のどを潤すのに効果的です。しかし食べすぎてしまうと、ご飯の食べが悪くなってしまったりするので、
食べさせる量には気をつけながら与えるようにしましょう。 - のど飴を舐める
-
普段から飴を食べなれているのであれば、のど飴もおすすめです。
うがいの目的は前述したようにのどを潤すことなので、
のど飴を舐めることで唾液を出して、のどを潤った状態に保ってくれます。
他にトローチなどでも問題ありません。もちろん、飴が食べられる年齢でない場合や、普段から食べなれていない場合には、
誤飲する恐れもあるので注意するようにしましょう。赤ちゃんが誤嚥してしまったら|誤嚥したときの吐き出させ方を知ろう 赤ちゃんの死因の上位に位置する「誤嚥」。 実は私の兄も小さい頃に誤嚥の体験があります。家族に月齢に合わない飴を食べさせられたことで誤嚥を起こし、窒息死しそうに…
きちんと予防接種は受ける
これまでうがいの代わりになる方法をご紹介していきましたが、
同時にきちんと予防接種を受けて感染症から予防することも大切です。
うがいの代わりのことをしているからといって、
必ずしも風邪やインフルエンザにかからないというわけではないので、
月齢ごとの受けられる予防接種はきちんと受けるようにしましょう!
うがいができないときは喉を潤すことが大切!
手洗いは手口拭きで拭いたり、消毒液などでできるにしても、
うがいができないと風邪などにならないかな、と心配になりますよね。
でもうがいができない赤ちゃんやこどもでも、
水分を摂ってのどを潤すことで、うがいと同じ効果を得ることができます。
お出かけした後はもちろん、室内にいるときもこまめに水分補給をしたり、
ママが授乳して飲ませてあげたりして、のどの環境を整えて、
病気にならないようきちんと予防してくださいね♪
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