小学校低学年が自発的に勉強するようになるために。親の心構えとは?

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小学校に入りたての子に、毎日勉強させるのって難しいですよね。宿題だけでも精一杯。せっかく買ったワークも手つかず…。そんなことありませんか?

でも、親が言ったからしぶしぶ勉強をするのではなく、自分から「習慣のように勉強する」ようになってほしいですよね。この記事では、「小学校低学年の子が自発的に家庭学習をするようになるためのコツ=親の心構え」をご紹介します。

目次

なぜ子どもはなぜ自発的、計画的に勉強をしないのか|子どもの特性を理解しよう

まず、小学校低学年の子はなぜ自分から勉強をしようとしないのでしょうか。これは、子ども独特の特性があるからです。

ママ

なんで、ショーちゃんは先のことを考えへんのやろう・・・

パパ

それは、「ショーちゃんという生き物」だからや

夫の言葉で納得しました。そう、子どもは今を生きる生き物なんです。幼児期、小学校低学年の間は先を見通すことが苦手。今が楽しければいい!勉強しろと言われても、今は他のことをやりたい気持ちが勝ってします。しかも、宿題以外に何をそれだけ勉強したらいいか、まだ自分では計画が立てられません。なので、親が「ある程度計画立ててあげる」等のアシストが必要になります。

なぜ自発的な勉強が必要なのか|時代の変化

親に勉強しろと言われたら、しぶしぶ机に向かうかもしれません。強制的にやらせることは不可能ではありませんが、無理にやらせても、身に付きにくく勉強が好きになりませんよね

小学校では、2020年から新しい学習指導要領が導入されます。新学習指導要領改訂の背景には、「これからの社会が,どんなに変化して予測困難な時代になっても,自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,判断して行動し,それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。」という思いが込められています。そして、これからはアクティブラーニングという主体的で深い学びが必要になります。何を学ぶかではなく、どのように学ぶかが重要となります。

言われたことを真面目にこなす時代ではなくなりました、自ら学ぶことが必要な時代になったのです。

なぜ勉強をしないといけないのか?|親自身の答えを用意しておこう

では、子どもにこう聞かれたら、あなたは答えられますか?

我が子

何で勉強せなあかんの?

自ら学ぶ子にしたいのであれば、親自身がこの答を持っておく必要があります。もちろん、答えは人それぞれでしょう。

でも、「子どもは勉強するもんや」「ええからはよ勉強せえ!」「子どもは勉強が仕事や!」と言われると、納得できないのではないでしょうか?

うちの場合は、長男に聞かれたときにいつもこう答えています。例としてご紹介します。

①知らないことを知るって楽しい。しかも、自分で答えを見つけたらめっちゃ楽しい。

長男

なんで、ママはカサカサやのに、カンちゃんはぷにぷになんやろう。

ママ

失礼な。図鑑見てみ

長男

そうか!水分の違いやな。赤ちゃんは首くらいまで水あるんやて。ママは60%やな。

疑問に思ったことを、自分で調べて答えが分かったとき。子どもの目は輝いています。知ることが楽しいと感じている時こそチャンス!しかも自分で調べたことは、なかなか忘れません

うちの子の愛読書。かず・かたちの図鑑。プレNEOは幼児や低学年でも読みやすく知的好奇心を刺激する図鑑です。

分からない言葉はドラえもんに頼っています。

②将来の可能性が広がる

もちろん。大学が全てではありません。スポーツの選手、芸術家等専門の道もいいでしょう。でも、もしやりたい仕事が大学で学んだことを使う職種だったならば…。入試を突破しないと、道が遠くなりますよね。勉強を頑張り続けると、将来の可能性が広がります。しかも、やりたい分野を勉強できるのって楽しい!

長男

ママは、小学校・中学校・高校・大学どれが楽しかったん?

ママ

ママは、一番は大学やったなぁ!やりたい分野を勉強できるんやもん。しかも、教育学部で学んだことを今、あんたらで実践できてるやん。めっちゃ楽しいわ。

ママ

でもな。大学で好きな勉強しようと思ったら、小学校・中学校・高校の間に勉強して受験に合格せなできひんねんで。

長男

ほな。僕、ロボット作る人になりたい。朝起きたらな、勝手に牛乳運んできてくれるロボット作るねん。どないしたらええん?

ママ

工学部やろか。ただ、今は全部の教科をがんばろな。

余談ですが、学生時代大人しく暗かった私。実は中学校は全く楽しくありませんでした。(大学で変わりました。)ただ、あえて長男にはつまらないとは伝えていません・・・。そのうち、学校でつまらないことが出てきたら、ボチボチ話してあげようと思います。

③世の中知っていると得をすることがいっぱい

今は情報社会です。知っているかいないかで、人生が大きく変わるといっても過言ではありません。情報弱者になってしまえば、情報を持っている人にいいように使われたりすることもあります。適切な判断をするには、経験と勉強が必要です

ママ

例えばな、働くとき労働基準法知ってたらめっちゃお得やで。ママ詳しいから教えたるわ。

長男

ろーろー?きじゅんほ?

やる気スイッチを押してあげよう

やる気スイッチとは、勉強などに取り組む気になれない状況を打開して、積極的な気持ちを鼓舞するようなきっかけになるものです。親がいいタイミングで押してあげてください。子どもによって違うはずです。そのうち、自分でスイッチを入れられるようになったら、しめたものです。

具体的な方法はこちらで。

まとめ

いかがでしたか、この記事では小学校低学年が自発的に勉強するようになるために。親の心構えを紹介しました。子ども独特の特性を理解し、最初は親が学習計画を始めとしたアシストをしてあげてください

そして、子ども自身が勉強を好きになるように、なぜ我が子に勉強して欲しいのか、あなた自身の答えを見つけてくださいね。

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