「早く宿題しなさいよ!」我が子がなかなか机に向かわないとイライラしますよね。つい、ガミガミと言いたくなってしまいます。でも、
今やるつもりやったのに…
逆効果になってしまうことも多いのではないでしょうか。子どもが自発的に勉強するには、前向きになるように動機付けをしてあげる必要があります。すなわち、やる気スイッチです。
この記事では、具体的に子どものやる気スイッチを押すコツを紹介します。
勉強を習慣化する|アラームを設定
それこそ勉強することを「アラーム」のように習慣づけましょう。習い事の無い日なら、何時から何時とスマホのアラーム設定をしておくと自然と始めることができます。今は、チャイムを鳴らすアプリもありますよ。
キーン、コーン、カーン♪鳴ったぁ。始めよかな。
自分で決めさせる|何を?いつ?
イヤイヤ期の乗り切り方と似ています。選択肢を用意して、子ども自身に選ばせましょう。
国語からする?算数からする?(何を)
漢字からしよかなぁ。でも、ちょっと休みたいなぁ。
アイス食べてからする?勉強した後にアイス食べる?(いつ)
食べたらするー
あいしゅ。あいしゅっ。
机でする?テントでする?(場所)
お机でするー。片付けるわ
勉強しないという選択肢は用意してあげません笑。でも、自分で選択すると、結構納得して勉強するものです。
小さな事実を具体的に褒める
子どもは褒められることが大好きです。でも、「すごいね」だけだと物足りない顔をしていることありませんか?
すごいやん。
どこが?どこがええ?
その「ま」の字のお魚むすびめっちゃいいやん。キレイに書けてるで。
*「ま」の結びはお魚結びと言うと学校で習ってきました。
実際に子どもができていることを褒めると、モチベーションがアップします。「偉いね」「すごいね」よりも、小さな事実をできるだけ具体的に言葉にして褒めましょう。子ども側は、「見てもらっている」という安心感や達成感を得ることができます。
また、間違えたらついキツク言いたくなりますが、少し堪えましょう。
説明文の問題でつまづいたな。でも、答えがありそうな所に線引いてるやん!ここまで分かったらもうちょっとやで。
少量ずつ多くの教科を勉強する
集中力が続かない場合は、教科あたりの分量を少なくし、種類を多くしてみましょう。例えば、計算問題を10ページやろう!というと嫌になりますよね。うちの場合、宿題以外に国語、算数、漢字、計算、アルファベット、プログラミングのワークを毎日半ページずつやっています。(平日のみ)半ページなので、2問程。1教科10分以内で十分終わります。でも、ずっと続けていけば、1年間でかなりの分量を勉強できます。
親が聞き役になり、学校での1日を振り返る
その日に学校で勉強した内容を振り返るだけでも復習になります。でも、小学校で勉強した内容ってカリキュラム表が配られているわけでもないし、子どもの話が頼りですよね。授業内容について気になると、つい質問ばかりしたくなります。
でも、なるべく子供が自発的に話してくれるよう親が聞き役になり、話しの内容に共感や関心を示しながらコミュニケーションをとりましょう。そして、「どんな内容だったか知りたいから教えて」というスタンスで向き合うと、沢山話してくれるケースが多いです。
ママ、僕が何勉強したか知りたいん?
教えて欲しいなぁ
親や弟妹も一緒に勉強する
ママが掃除しているときに、パパが寝転んでスマホでゲームしていると腹立ちませんか?(うちはしょっちゅうで、めっちゃ腹立ちます。)子どもも同じ。子どもが勉強しているのに、親がスマホを触っていると、なんとなく嫌なもの。また、弟妹が騒がしくしているのも気が散ります。
弟妹がいない場合は、子どもが勉強する横で親も本を読むと効果的です。(ずっとついておくわけにもいかないので、勉強のし始めだけ)騒がしい、まだ小さな弟妹がいる場合は、彼らは遊ぶことが勉強だと説得しましょう。できれば一緒に勉強できれば、双方にとってメリット大です。
カンちゃんはずっと遊んでてずるい!
ちゃうで!カンちゃんは今勉強の真っ最中や。ブロックで色や形の勉強してるねん。
楽しそうでええなー。
カンちゃんもシール絵本しよか
あ…。カンちゃん僕のプリントにシール貼ってもうた…。
できちゃ!
お休みの日を作る
毎日勉強はしんどいですよね。平日は毎日するけど。土日はしない。金曜は心ゆくまで遊んで土曜にする等、休みの日を設けると、メリハリがつきます。
今日はおうちの勉強お休みやねん。そろばんは行くけどな。
ママも休みの日はお掃除お休みしたい。
ちょっとしたご褒美 ママペイ始めました
ご褒美で釣って勉強させる方法は、あまり推奨されないかもしれません。でも、ちょっとした楽しみがあるとやる気もアップ。うちは、毎日する宿題やワークを終えた場合は特にご褒美無しです。でも、プラスαでプリントをした場合は、1枚につき、1スタンプを押すことにしています。このスタンプが100個貯まると、100円に交換するシステム。「ママペイ」と呼んでいます。
ちなみに、色々なサイトで学習プリントを無料ダウンロードできます。ぜひ、活用してみてください。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、子どもが自発的に勉強するためのやる気スイッチの押し方について、具体的な方法を紹介しました。ぜひ、我が子に合った方法を見つけて、うまくスイッチを押してあげてください。
とはいえ、スイッチを押しても、誤作動(思った通りに結果にならない)や接触不良(成功したり、しなかったり)が起こることも多々あるでしょう。気長に見守ってあげましょう。
晩御飯の片づけやる気出ぇへん。特にカンちゃんの食べこぼし拭くのめんどくさい…
今片付けんかったら、取れへんようなるで。今やるんと、後で大変なん。どっちがいい?
今、やります・・・。
ブラーバ買ってくれたら、ママのやる気スイッチ入るかも…。
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