産後の生理痛が酷いのはなぜ?原因や緩和方法

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出産を終えてしばらくすると生理がまた始まりますが、
前よりも軽くなったという声も多く聞きますが、
中には産後のほうが生理痛が酷くなった、という方もいます。

私もその一人で、もともと生理痛は重かったのですが、
初期の陣痛のような痛みほどの生理痛でびっくりしました。
とはいえ授乳中なので、薬を飲むことはできませんし、
少しでも和らげるためにはどうしたらいいのだろうと思いました。

そこで今回は、産後の生理痛が酷い時考えられる原因や、
少しでも和らげるための緩和法、薬は飲めるのか
などをまとめてみました!

目次

産後の生理痛は酷くなる場合がある

出産後にしばらくしてから生理がまた始まりますが、
なぜだか以前よりも生理痛が重くなったりはしていませんか?

一般的に、妊娠や出産によって子宮口が開くことで、
産後は経血の排出がスムーズになって、
むしろ生理痛が軽くなることが多いと言われています。

しかしなかには、産後生理が再開すると腰痛がつらくなったり、
生理痛が以前よりも酷くなった
という女性もいます。
産前も生理痛が酷かった場合、「もっと痛くなるの!?」とちょっと嫌ですよね。

どうして産後は生理痛が酷くなる場合があるのでしょうか?
その理由や対策方法をご紹介していきます。

どうして生理痛が酷くなるの?

骨盤の歪み

出産時、赤ちゃんが通り抜ける産道のスペースを確保するために、
ママの骨盤は広がって準備をします。
そのため、産後しばらくは骨盤が歪みやすい状態にあります。

産後は骨盤の歪みをケアせずにそのままにしておくと、
下半身の血行が悪くなって、その結果腰痛や腹痛を引き起こす原因になります。

ストレス・冷え

産後は慣れない育児や家事、夜間授乳などの睡眠不足で体力が消耗していることで、
気付かないうちにストレスを感じています。

ストレスや寝不足によって自律神経が乱れると、
頭痛などにつながることもあります。
また体が冷えることで生理痛が酷くなることもあります。

ホルモンバランスの変化

妊娠から出産を経て、女性のホルモンバランスは大きく変化します。
ホルモンの一つである、プロスタグランジンが作られる量が増えることで、
生理痛が酷くなる可能性もあると考えられます。

婦人科系の疾患がある

婦人科系の疾患があると、生理痛が酷くなることがあります。

  • 子宮筋腫
  • 子宮内膜症
  • 骨盤内の感染

生理が来るたびに生理痛が酷い時は、
上記にご紹介した婦人科系の疾患の可能性もあるので、
痛みが気になる場合は、婦人科を受診するようにしましょう。

生理痛を少しでも和らげる方法

生理痛が酷いと、痛みで動けなかったりお腹を下したりして、
思ったように子育てや家事が進まず、毎日がより大変になってしまいますよね。

婦人科系疾患が原因の場合は、病院を受診することが一番ですが、
他が原因の場合は、次にご紹介するような対策を試してみると、
痛みが少し楽になることがありますよ!
自分に合った痛みを和らげる方法を見つけて下さいね。

血行を良くする

全身の血行が良くなると、生理痛が和らぐことがあります。

毛布をかけたり、使い捨てカイロをあてるなどして、
下腹部や腰のまわりを温めて、血行を良くしましょう!
特に夏は冷房などで冷えすぎないように注意が必要です。

また、入浴も暑い日でシャワーで済まそうとせずに、
しっかりとお湯につかって全身を温めましょう!

他にはたんぽぽ茶などあたたかい飲み物を飲んだり、
冷えないように靴下をはいたりと、日常生活の中で冷えを防ぐ工夫をしましょう。

骨盤を矯正する

骨盤の歪みが生理痛につながっている場合は、
骨盤を正しい位置に戻してあげることで、痛みが緩和されます。

特に産後6ヶ月ころまでは、骨盤を元に戻しやすいと言われているので、
骨盤ベルトを使ったり、ストレッチや整体を利用しながら、
自分に合った方法で、無理せずに骨盤のケアをしましょう。

体・気持ちを休ませる

産後しばらくは慣れない子育てや、夜間授乳での寝不足などが続くので、
疲れやストレスなどによって生理痛が酷くなっていたり、
ホルモンバランスが乱れていたりする可能性があります。

生理痛がひどくて体がつらい時は、
短い時間でもパパや家族に赤ちゃんを見てもらって、
ママはゆっくり休んで、体の体調を整えてくださいね。

また、アロマテラピーで心身ともにリラックスできる時間をつくるのも◎
ラベンダーやカモミールなどがリラックスには効果的ですよ。

授乳中に生理痛の薬を飲む場合は注意が必要

生理痛の現れ方は人によって様々ですが、
あまりにも腹痛などの生理痛や頭痛などが酷い場合は、
痛み止めの薬が飲みたいと思うママもいますよね。

しかし授乳中だと、飲んだ薬が赤ちゃんに影響してしまいますので、
飲んでも大丈夫な薬なのか気になります。

市販薬の中には、授乳中でも飲める薬と注意しなければならない薬があるので、
自己判断で薬を飲まずに、お医者さんや薬剤師に相談するようにしましょう。

低用量ピルで痛みは和らぐの?

低用量ピルは、ホルモンバランスを整えられるので、
生理痛の症状が改善されることもあります。

授乳中の低用量ピルは、影響が明らかになっていない部分も多いですが、
授乳中の女性が低用量ピルを飲むのは、
産後6ヶ月を過ぎてからが望ましい
とされています。

しかし低用量ピルを飲んでいる間は、妊娠することができないので、
自分の体調や家族計画などを考えて飲むことを検討しましょう。

生理痛が酷い時は無理せずにゆっくり休もう

産後は家事や子育てで忙しい毎日が続くので、
ママは自身の体のケアを後回しにさせがちです。
しかし生理は毎回くるものなので、生理痛がひどいときは無理をせずに。

骨盤の歪みや冷え対策をしても生理痛が緩和されない場合は、
時間を作って婦人科を受診するのがおすすめです。

授乳中だと薬を飲むのことに悩むと思うので、
飲みたいときはお医者さんや薬剤師さんに相談してみて下さいね。

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