ほとんどの人が働きに出ているパパ。最近では、育児に積極的に関わってくれるパパが増えています。私も、夫が育児に積極的に参加してくれると心に余裕が持てます。しかし、実際にはどう接したらいいのかわからない…。そんなパパは意外と多いのです。今回は、そう悩んでいるパパに必見!パパにしかできない育児、子どもとどう関わっていけばいいのかをまとめました。周りのパパはどう子どもに接しているの?ママはパパにどう育児に参加してほしいと思っている?その疑問をすべて解決してしまいましょう!
世間一般で言われている「イクメン」とは?
イクメンという言葉が世の中で使われるようになってきましたね。この記事を読んでいるあなたは、イクメンについてきちんと理解をしていますか?イクメンというのは、具体的にはどういうものなのでしょうか。
イクメンというのは、その名の通り「育児をするメンズ」のことです。しかし、イクメンについて間違った使い方をしているパパが実際にいます。「おむつを替えた」「ミルクを作った」「着替えをさせてあげた」これはイクメンのうちに入りません。育児はママの仕事ではなく、パパの仕事でもあります。これは育児の基本の「キ」なのです。言い換えれば、して当たり前のこと。では本当のイクメンとは?
- 休日は子どもを連れて遊びに行こうとする(キッズスペースなどに連れて行こうとするなど)。
- 仕事から帰ってきたらのんびりだらだら…ではなく、家事をしたり、子どもと一緒に体を使って遊んだりする。
- おむつやミルクがなくなってきたな…と思ったら安い日を狙って買いに行く。
- お菓子や離乳食を積極的にあげようとする。
大きく上げてこれが本当のイクメンです。もっと言えば、ママが普段している育児をパパも同じくらいするのがイクメンです。「そんなの仕事から帰ってきたら疲れちゃうし…」と思ったパパは、ママのことを考えてみてください。育児をしながら、家事をしながらの育児なんて女性からしたら当たり前なのです。いつもの育児を少しずつ頑張れば、ママの負担も相当減っていきますよ。
ここまでイクメンについて説明しましたが、イクメンという言葉を世の中のママはどう思っているのか。ネットでのリアルな声を参考にしました。
全部で1万14票が集まったところ、「悪い印象がある46.2%」「特に何も思わない41.3%」「いい印象がある12.5%」という結果になりました。
- 今はその言葉が必要。そのうち男も育児は当たり前という風になる。
- やったらやったで批判されるから何もやらないよりはマシなのでは…
- 逆にイクジョという言葉はあるんですか?
- 子どもを育てるのは母だけじゃないからイクメンという言葉には馴染めない。違和感がある。
イクメンという言葉が今は必要ではないかという意見もあれば、やって当たり前なんだからイクメンという名前はいらないという意見もありました。半分まではいきませんが、イクメンという言葉に不満があるママは多いみたいですね。
子どもと関わるときのパパとママの役割
子育てにはそれぞれの役割があることをご存じですか?パパにはパパの、ママにはママの役割があります。
ママの役割とは?
赤ちゃんにはママの存在が必要不可欠。赤ちゃんは本能でおっぱいを探します。つまり、ママには母乳をあげるという役割があります。母乳を飲むことで赤ちゃんに免疫力をつけて、愛着関係を築きます。これがママの役割になります。
パパの役割
では、パパにしかできない役割は何でしょうか。パパにしかできないことは、ずばり力仕事。子どもはどんどん重くなっていって、ママ一人で体を使っての遊びが難しくなっていきます。しかし、パパがいると大助かり。高い高いをしたり、買い物中抱っこしたりなどの力仕事はパパの出番になります。
ママが思う、「こうしてくれたら助かる!」
たまに、パパとママで考え方ややり方が違うときがあります。悪い言い方をすれば、ママにはママのやり方があるので、パパが違うことをするとありがた迷惑になることも。そうなると「じゃあ俺は手出さないほうがいいじゃん」と思いがちですが、そうではありません。ママがパパにこうしてほしい!という本音をまとめました。
家事をしている間、体を使って遊んでほしい
皿洗いをしている間、洗濯をしている間など、家事をしている間に子どもと体を使って遊んであげるとママは助かります。私が夫に「子どもみてて」というと携帯を見ながらみているだけなのです。それで「みててって言ったでしょ」というと「見てたじゃん」といいます。私は、子どもと遊んでほしいという意味で言ったのですが、理解をしてもらえませんでした。携帯をみながらみているだけなら、パパは必要ありません。
逆に、皿洗いなど終わっていない家事をしてほしい
ママは子どもと1日中体を張って遊んだり、目が離せずにいたりで夜にはぐったりです。夕食後の皿洗いはめちゃくちゃ面倒くさくてする気が起きません。夫に頼むも、「皿洗いは嫌いだから」「あとでやっておく(結局やらない)」で使えません。そもそも食器を下げてくれないので疲れはMaxです。パパが皿洗いや洗濯、洗濯ものをたたむなど、終わっていない家事を率先してやってくれるとママは一晩でも休めます。
わからないことは聞いてほしい
わからないことは本当に聞いてほしいです。やってくれるのはうれしいのですが、わからないことがあっても聞いてこないのです。「疲れているから話しかけないほうがいいかと思って」いやいや、逆に仕事増やすなら聞いてくれ!!というのが本音です(笑)
寝かし付けをしてくれる
寝かしつけはママの仕事ではありません。「俺も仕事だから…」そんなのはママも一緒。毎晩毎晩寝かしつけは気づけばママだなと思ったパパは、寝かしつけをしてあげるとママは休めます。
マッサージをしてあげる
子どもはママが大好き。一日中おんぶに抱っこで腰も肩も激痛です。夫が軽くマッサージをしてくれると本当にありがたいです…。腰が痛いと言ってるのに、隣で「へー」と言ってゲームをしているときの夫にはとても腹が立ってしまいます。
自分のことは自分でやる
ママは自分のことで手一杯。服や靴下を脱ぎっぱなし、食べた食器を下げない、ゴミを捨てない、出したものをもとに戻さないなどのパパがいるととても疲れます。せめて自分のことは自分でしましょう。赤ちゃんは仕方がありませんし、子どもはしつけをすればできるようになります。パパは大人なのでしつけがなくてもできますね。
実際に世の中のパパはどう子どもに関わっているの?
実際に子どもにどう関わればいいのかわからないパパ。私の身の回りにいるパパに聞いてみました。
仕事が休みの日はどこかに出かける
子どもはママのことが大好きですが、パパのこともよく見ています。パパが積極的に遊ぶ場所に連れて行ってあげるととても喜ぶそうですよ。平日は行けないようなところにたまには連れて行ってあげるといいですね。
変顔をする
娘さんがパパの変顔が大好きなようで、にらめっこをして遊んでくれるパパが大好き!愛嬌のある楽しいパパは子どもは好きなんですね。
キッズスペースで一緒に遊んであげる
キッズスペースで遊んでいるし、ママがみているからいいや!といって自分はどこか違うところにいるのではなく、子どもと一緒に遊んであげましょう。積極的に友達に声を掛けられる子もいれば、人見知りがひどくて1人で遊んでいる子どももいます。そういうときはパパがサポートしてあげたり、一緒に遊んであげると子どもは楽しいですよ。
まとめ
子どもがパパに求めるものは人それぞれですが、やっぱり一番は遊んでくれる優しくて楽しいパパではないでしょうか。休日はどこかへ出かける、といいましたが、夏なら庭でプール遊びを楽しむ、冬は室内で一緒に遊ぶなどでも構わないのです。少しでも子どもとの時間を増やすと、とても有意義な時間となります。また、子育ては子育ては孤独だと感じているママが多いのも事実。パパが積極的に育児に参加してくれるようになると、ママも子育ては楽しいと思えるようになるのではないでしょうか。娘が産まれた当初の夫はまるで使い物にならないダメな父親でしたが、今では私を労わって、夕食を作ってくれたり、子どもの寝かしつけをしてくれるようになりました。そうしてくれるだけでもママの負担は減るのです。ぜひ、この記事を読んでくださったパパが育児に積極的に参加してくれるように願っています。夫婦で楽しく子育てができるといいですね!きっとママもそれを望んでいます。
コメント