ショーちゃんって乳歯抜けた?うちの子そろそろ抜けそうなんよね。保管するか屋根に投げるか、どうしようかと思って。
うちは、まだまだ抜ける気配無いんよね。でも、そういえば出産祝いでもらった乳歯ケースがあるわ。
うちは、集合住宅やから、歯投げたらえらいこっちゃ。1本ずつ保管できるケース買ったで。
乳歯が抜けることは大人への成長の証し。記念すべきイベントですよね。でも、抜けた歯はどうしましょう?風習に習う?保管する?保管する場合はただ箱に入れるより、思い出の残るケースにしたい!
この記事では、抜けた乳歯の保存方法や乳歯ケースの選び方を紹介します。
乳歯の抜ける年齢と順番とは
そもそも、乳歯はいつ頃生え変わるのでしょうか?個人差がありますが、一般的には6歳前後から12歳くらいまでに乳歯から永久歯へと変わります。
僕のお友達、けっこう前歯無いで!
6歳頃にまず下の前歯が抜け、7歳を過ぎる頃には上の前歯が抜けて永久歯に変わります。8〜9歳頃には前歯から奥歯に向けて順番に生え変わり、11歳頃に上下の奥歯に到達します。
うちの子は、もともと乳歯が生えてくるのも遅かったので、まだまだ抜ける気配がありません。心配で歯医者さんに診てもらいましたが、大丈夫!レントゲンで見ると、ちゃんと永久歯がスタンバイしていました。
個人差がありますが、心配な方は歯医者さんで診てもらってくださいね。
歯が抜けたときの風習とは
日本には昔から、上の歯が抜けたら縁の下へ、下の歯が抜けたら屋根の上に投げるという風習があります。これには、「続いて生えてくる永久歯をその方向へきちんと導いてくれるように」といった願いを込めるという意味があるそうです。またその際、「ネズミの歯のように強くなれ!」というような願いを掛けることが多いようです。ネズミの歯が後から後から伸び続けることにあやかっているのですね。
欧米ではトゥースフェアリーという妖精がおり、抜けた歯を枕の下に入れておくとコインと交換してくれるというお話もあります。乳歯が抜けるとプレゼントがもらえるという、子供たちにとっては嬉しいイベントですよね。妖精は、きれいな乳歯しか持って行ってくれないということですから、むし歯予防のためにも役立っているようです。
僕の歯、枕の下入れてたら100円に変わってるかな。
ここ日本やから。妖精来ないんちゃう。
カンちゃんが間違って食べたら困るからやめて。
日本の昔ながらの風習でお子さんと一緒に願掛けをするのも、良い思い出になりそうです。でも、現代の住宅事情では、歯を投げるわけにはいかない!という場合も。その場合は、乳歯ケースを使って保管という方法があります。
乳歯ケースを使って保存しよう
子どもの歯をなくさずに取っておきたい人は、専用の乳歯保管ケースを使うのがおすすめです。今は、可愛いデザインのものがたくさん市販されています。しかし、保存する前にちょっと待って!抜けた後にそのまま入れてはいけません。
保管する前に|抜けた乳歯の洗い方
乳歯を保存するときは、しっかりと洗って消毒するようにしましょう。抜けた歯には血や汚れ、細菌が付いている場合があり、そのまま保存すると虫が湧いたり歯が変色したりすることも。数年後のケースを開けて、虫が湧いていたら…。ホラーですよね。
準備するものと洗い方は次のとおりです。
乳歯を洗うときに準備するもの
- オキシドール
- 歯がつけられるくらいの容器
- 歯ブラシ
- 除菌シート
- ガーゼ
抜けた乳歯の洗い方
- 容器にオキシドールを入れ、半日くらい乳歯をつける
- 歯ブラシなどで、汚れや歯肉をしっかり落とす
- 水でよく流し、除菌シートで拭く
- ガーゼで拭き、よく乾燥させる
小さな乳歯。無くさないように注意しながらしっかり洗ってくださいね。
乳歯ケースの選び方
乳歯ケースも色々な種類のものがあります。素材、デザイン、保管できる本数で選びましょう。
乳歯ケースの素材
乳歯ケースの素材には、木製のものととプラスチック製があります。
菌の繁殖を防いで長期保管する場合は、木の中でも桐が良いと言われています。ただし、保管場所に気をつかわないと、ケース自体にカビが生える可能性もあります。
そういえば、へその緒を入れた木の箱も変色しているような…。
プラスチックの場合は保管方法には困りません。カラフルで軽くてリーズナブルなものが多いのが特徴です。但し、高級感は木に劣ります。
乳歯ケースのデザイン
最近の乳歯ケースのデザインは豊富です。子どもの写真を一緒に保存できるものや、インテリアとしても置けるおしゃれなものまであります。中には、オリジナルの乳歯ケースをハンドメイドする方も。お子さんと一緒に思い出に残るものを選ぶのもいいですね。小学校で成長を振り返る授業のときにも役立つかも。
赤ちゃんの産毛を一緒に保管できるものもあるのね。
産毛をジップロックに入れてたら、捨てられてもたもんなぁ。早く存在を知っていれば…!
保存できる歯の本数
ケースに保存できる歯の本数も要確認です。乳歯ケースには、1本だけ残せるタイプと全部の歯を分けて入れられるタイプのものがあります。抜けた場所を記録した場合には、全て入れられるタイプのものを。既に数本抜けてしまった、歯医者さんで抜いたので全部は残っていない場合は、数本だけ入れるタイプを選ぶなど、状況に合わせましょう。
ちなみに、うちにある乳歯ケースは全て保存するタイプではありません。私の性格上、何月何日にどこの歯が抜けたか・・・全て記録はしないだろう…。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、抜けた乳歯に関する風習、保存方法と乳歯ケースの選び方を紹介しました。
ちなみにうちはハイブリット型でいくつもりです笑。最初に抜けた歯は保存して、残りの歯は投げるつもりです。ぜひ、お子さんと話し合ってベストな保存方法を見つけてくださいね。
尚、乳歯と永久歯が入りまじるこの時期は、みがき残しが多く、生えたての永久歯はむし歯になりやすいので、注意が必要です。しっかり磨きましょう!
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