お腹にいたときから、しゃっくりの多かったひーたん。
ぴくっぴくっと一定のリズムの胎動を、よく感じていたことが懐かしいです。
生まれてからも、気づくとしゃっくりをしているひーたんですが、
しゃっくりが出ると、最近は気持ち悪そうに唸るようになりました!
特に、長い時間赤ちゃんがしゃっくりをしていると、
「苦しくないかな?」と、心配にもなりますよね。
そこで今回は、「新生児の赤ちゃんのしゃっくり」について、
しゃっくりが起こる原因や、止まらない時の止め方などをご紹介します!
しゃっくりはなぜ起こる?
妊娠中に赤ちゃんのしゃっくりを感じたママも、多いのではないでしょうか?
ぴくっぴくっと一定のリズムの胎動は、とっても愛しい気持ちになりますよね。
「しゃっくり」とは、お腹の中にある「横隔膜」という筋肉が、
けいれんを起こしている状態のこと。
大人の場合は、食べ過ぎたときや早食いして喉につまりそうなときなど、
空気が遮断されたときに、横隔膜が急に収縮して声帯が閉じることで、
「ヒクッ」という音が出てしまいます。
基本的には、赤ちゃんも大人と同じ原理でしゃっくりがでますが、
体と脳の繋がりがまだ未発達のため、
大人と比べると、しゃっくりがでやすい状態にあるんですね。
赤ちゃんのしゃっくりの原因
お腹の中の赤ちゃんの場合は、呼吸の練習や、
飲み込んでしまった羊水を吐き出したりなどすることで、
しゃっくりが起きることがほとんどです。
生まれたばかりの赤ちゃんが、しゃっくりする原因はいろいろありますが、
一番の原因としては、空気をミルクと一緒に吸い込んでしまうことで起こります。
特にしゃっくりが起こるのは授乳の時が多く、
おっぱいを飲んでいる時に、うまく飲めず空気を飲んでしまったり、
また、授乳直後で大きく膨らんだ赤ちゃんの胃が、
横隔膜を圧迫してしまったりすることで起こります。
他には、体が冷えたり、おしりが濡れていたりすることで、
しゃっくりがでることもあります。
なので、私はひーたんがしゃっくりしているときは、
一番最初に、おむつをチェックするようにしています。
結構な頻度で、しゃっくりしている時はおしっこしていることが多いので、
はじめに確認してあげるのが、おすすめです♪
新生児期~6ヶ月頃までは横隔膜の発達が未熟のため、
少しの刺激でしゃっくりが起こるので、頻度が多いと感じるのかもれませんが、
もししゃっくりがしばらく続いても、心配せずに、
慌てず対処してあげましょう!
止まらないのは病気?
新生児の赤ちゃんのしゃっくりが止まらないときは、
病気やアレルギーなどの可能性もあることを、知っておきましょう。
- 肺炎
- お腹の炎症
- 横隔膜に膿がたまっている
- アレルギー
- 喉に何かつまっている
とはいえ、病気やアレルギーが原因となるしゃっくりは、
とっても稀なケースがほとんどです。
しゃっくりが頻繁で、時間が長いと感じても、
赤ちゃんが元気な場合は、病院に行かなくても大丈夫ですよ。
しかし、赤ちゃんの様子がぐったりして元気がなかったり、
おっぱいやミルクを飲まなかったり、飲む量も少なかったりした場合は、
一度小児科を受診してみましょう。
また、アレルギーの場合のしゃっくりは、
しゃっくりの他に、湿疹やくしゃみ、鼻水・目の充血など、
アレルギー症状が出ていないかも確認しましょう。
小麦や卵など、アレルギー症状を引き起こす食べ物は様々なので、
特に、離乳食期の赤ちゃんは注意が必要です。
しゃっくりを止める方法はある?
赤ちゃんはしゃっくりをしていても、
大人が思っているよりも苦しくは感じていなかったりします。
しゃっくりをしているときは、気にせず放っておいても、
自然に止まることがほとんどなので、無理に止める必要はありません。
もし気になるのであれば、ご紹介する方法をためしてみてくださいね♪
いくつか止め方をご紹介!
- 飲み物を飲ませる
-
私が一番おすすめする方法です!
大人もしゃっくりが出たときに、水を飲んだりしますよね。
赤ちゃんも同じで、何かを飲み込んだ刺激でおさまることがあります。母乳やミルクはもちろん、白湯や麦茶が飲めるのであれば、
飲ませてあげましょう。 - 授乳の後にげっぷをさせる
-
母乳やミルクの後にしゃっくりが出たときは、
空気を一緒に飲んでしまった場合があります。そんなときは、縦抱きにしてげっぷを出してあげることで、
しゃっくりが止まることもあります。 - おむつを替える
-
おむつが濡れていて、体が冷えていることもあるので、
おむつを確認してあげると◎濡れたおむつは、思っている以上に体温を奪ってしまいます。
おむつを替えてあげただけで、しゃっくりが治まることもあるので、
こまめに替えてあげましょう! - 体を温める
-
寒さでからだが縮こまると、しゃっくりがでることがあります。
冬場のお風呂場やお風呂あがり、お部屋の温度などに気をつけましょう。からだが冷えている時は、お湯で温めたガーゼやタオルを準備し、
お腹にあてて体を温めてくださいね。 - 背中をさすったりトントンする
-
げっぷを出そうとしてもでず、しゃっくりが止まらないときは、
縦抱きをして、ゆっくりと背中をさすってあげます。
あったかいママの手で、赤ちゃんも安心して、
しゃっくりが止まることもありますよ。また、背中をトントンしてあげるのも◎
強くたたいてしまうと、赤ちゃんの体の負担になり、
寝かせながらのトントンは、母乳やミルクを吐き出してしまうこともあるので、
縦抱きにして、優しく軽めにたたくようにしましょう。
やってはいけない止め方
赤ちゃんのしゃっくりが止まらないからといって、
大人と同じ方法で、しゃっくりを止めようとすることはやめましょう。
- 耳に指を入れる
- ワッと驚かせる
- コップ一杯の水を飲む
- こよりでくしゃみをさせる
大人のしゃっくりを止めるときは、上記のような方法がありますが、
赤ちゃんの体は、大人と比べて未発達なので、
同じような止め方には注意が必要です。
特に、ワッと大きい声で突然驚かすという方法がメジャーですが、
赤ちゃんはびっくりして泣きだしたり、ひきつけを起こすこともあるので、
絶対にやらないようにしましょう。
新生児はしゃっくりのでやすい時期
赤ちゃんがもし頻繁にしゃっくりしていても、生後1歳くらいまでは自然な現象です。
新生児期の赤ちゃんは、母乳やミルクがうまく飲めなかったり、
げっぷが上手にできなかったり、さまざまな原因でしゃっくりがでるので、
「またしゃっくりしてる?」と感じてしまいます。
しゃっくりは成長するにつれて、次第に回数も減っていくので、
しゃっくりが出やすい時期と考えて、見守ってあげましょう。
赤ちゃんがしゃっくりが出たときは、抱っこしたり、背中をさすったり、
優しく接しながら、様子を見てあげるといいかもしれませんね。
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