1歳を過ぎたころから「ダメ!」と言ってしまうことが増えて、
毎日ひーたんに怒っている感じがして気分が落ち込んでいました…。
注意したことを何度もするひーたんに感情的に怒ってしまったり、
はたまた「嫌われてしまったかも」としょんぼりしてしまったり。
でも調べてみるとお子さんが1歳を過ぎる頃から、
こうした叱り方について悩むママさんはとても多いようです。
そこで今回は、「こどもの叱り方の悩み」について、
おうちの方のストレスをためないこどもにあった叱り方をご紹介します!
多くのママが悩んでいる叱り方の悩みTOP3!
なんだか最近ひーたんに怒ってばかり、なんて私は悩んでいたのですが、
実はこの悩み、多くのママさんが抱えていることだったんです!
- 「ダメ」とばかり言ってしまう
- 感情的に叱ってしまう
- こどもに伝わらない
今まで赤ちゃんでなんでも可愛いと許せてきたことでも、
自分で自由に動けるようになってからは危ないことにも手を伸ばしたり、
見てない時に大変なことになっていることもしばしば…。
こういった行動は1歳過ぎ頃から育まれる「好奇心」によるもので、
お子さんのとても大切な心の動きになります。
こどもが自分でやりたいと思ってやっていることなので、
ダメと言い過ぎてることに悩んでしまったり、
伝わらないことにもやもやすることもありますよね。
(私も何度テーブルの上に立ち上がって、
お立ち台のように遊んでいるひーたんにイライラしたことやら…笑)
これら叱り方の悩みのTOP3について、
それぞれの解決方法を詳しくご紹介していきます!
ストレスを溜めない3つの叱り方のポイント
- 愛していると伝えるフォロー
-
叱った後は叱られたお子さんも、叱ったママも気持ちが落ち着かないですよね。
そんなムードを引きずらないためにも、
気持ちが落ち着いたら一緒に遊んだりぎゅっと抱きしめたりして、
叱ったあとのフォローをするようにしましょう。そうすることでお子さんは、自分が愛されていると感じて安心します。
- ボディータッチで安心感を
-
大人もこどもも同じで、体に触れられるとぬくもりを感じて、
気持ちが落ち着いたりします。叱る時には声をかけるだけでなく、手を握ったり肩に手を置いたりしましょう。
安心感を与えるだけでなく、体に触れることで行動にストップをかける効果も。
おうちの方の言葉が伝わりやすくなりますよ。 - 顔つきや身振りと短い言葉で
-
叱ることが増える1歳3ヶ月ころのこどもは、
まだあまり言葉が理解できません。
しかし大人の表情や雰囲気などにはとても敏感です。そのため長くお説教するよりも、
「やめようね」「いけないよ」など短くてわかりやすい言葉と、
同時に顔つきや身振りでも気持ちを表現するのが効果的です。続けることで少しずつ物事の良し悪しを学習していきますよ。
「ダメ」とばかり言ってしまう
一番多い悩みがこちらの「ダメ」とばかり言ってしまうという悩み。
なんでもかんでもやりたいと手を伸ばすこどもに対して、
ダメと静止してしまう気持ちはとてもよく分かります。
しかし1歳半ころまでのこどもはまだ記憶力が発達途中でもあります。
そのため今関心をもっていることによって前の記憶が忘れ去られてしまい、
何度も同じことをして「ダメ」と言ってしまうのです。
この時期のこどもは「やりたい」と思ったことに対して、
状況をみて我慢することができません。
代わりに「おしまいにしようね」
「ダメ」という言葉は、大人にとって使いやすい言葉なので、
ついつい使うのが多くなりがちですよね。
でもダメばかり言っていると何度も同じことをやってしまうこどもに対して、
気が滅入ってしまうこともあります。
そこで使って欲しいのが「ダメ以外の言葉」です!
「おしまいにしようね」「やめようね」など、
代わりになる言葉をいくつか持っておくと◎
言うよりも対象をなくす
3歳頃までは「やりたい」という気持ちをコントロールすることができません。
そのためダメと言うよりもその対象をこどもの目の前からなくしてしまいましょう!
例えばスマートフォンなど触られたくないものは、
なるべくこどもの目の前では出さないようにしたり、
遊び食べを始めたら食事を切り上げて片付けるなどしてみてくださいね。
満足するまでやめない
ダメと行動を制止されてしますとこどもの欲求は満たされないままになり、
何度も同じことをやろうとしてしまいます。
もし危なくないことであるならば、止めないのもひとつの手です!
大人にとって危ないと思っているいたずらでも、
こどもにとっては意味のある行動だったりします。
お子さんが満足すればやめることも多いので、
危険がない限りはおおらかな気持ちで見守ってあげてくださいね♪
感情的に叱ってしまう
叱ってしまうことが増える時期は、
同時に好奇心が育っていく時期でもあります。
目につくものは何でも確かめてみたり、危ないものも触ってしまうので、
「ダメ」と注意することが多くなりストレスが溜まり、
ママも感情的に叱ってしまうこともありますよね。
いたずらはこどもの成長とともに減ってはいくので、
「こんなに怒ってるのは自分だけ?」と心配しなくても大丈夫ですよ!
叱った後はフォローを忘れない
感情的に叱ってしまうと、嫌われてないかや悪影響などないかなど、
心配になることも多いかもしれません。
しかし、叱った後のフォローができていれば大丈夫!
「嫌いで怒ったんじゃないよ」と言葉で伝えてあげたり、
一緒に遊んだり、ぎゅっと抱きしめてあげたりするだけでも◎
ママの「あなたのことが好き」という気持ちを伝えてあげることで、
こどもも安心するはずですよ。
ストレスをためないよう気分転換をする
これは産後すぐもそうなのですが、
こどもと一対一の状態が続くとストレスが溜まってきたりします。
ストレスが溜まるとちょっとしたことでもイライラしてしまいます。
もし「イライラしてるかも」と思ったら、
近所の公園などに行ったりして外の空気を吸ったり、
お子さんをパパに預けてショッピングに行ったりなど、
意識的に気分転換をするようにしてみてみくださいね!
どうしても感情が爆発してしまうときは…
イライラが高まってきてお子さんを強く叩いてしまったり、
かわいいと思えないような気持が続いたときは要注意。
早めに家族や信頼できる人に相談したり、
自治体の子育てに関する窓口に相談したりなど、
解決するためにどうしたらよいか探すようにしましょう。
またこども以外にも、人間関係や家事・仕事などでのストレスや、
気持ちや時間に余裕がないことが原因になることもあります。
今までやっていたやり方を変えるなど、
ストレスを取り除く工夫をしてみてくださいね。
子どもに伝わらない
この時期のこどもは、まだ叱られている内容までは理解できません。
「ああしたからこうなった」「何かをしたことで怒られた」と、
自分がやったことと結果を結び付けることが完全にはできないので、
叱られてもポカンとした顔をする子もいます。
短い言葉でわかりやすく
なぜダメかを説明したからと言って、
まだ3歳未満のこどもには理解できません。
また長く説明することで他に興味が移ってしまうので、
叱られたこと自体を忘れてしまうこともあり、
何度も同じことをしてまた叱られる、ということも。
今はきちんと説明するよりも、「いけないよ」「やめようね」など、
短くてわかりやすい言葉を使うようにしましょう。
言葉だけでなく表情でも伝える
言葉での説明が理解できないこの時期のこどもも、
ママやパパの表情にはとても敏感です。
真顔で「ダメ」というだけでも叱られていると感じます。
うちのひーたんもパパの真顔の「やめなさい」には敏感で、
すぐにドキっとした顔になって考えます。
嬉しいときには嬉しい表情、叱っているときは叱っている表情をするなど、
表情にメリハリをつけるように心がけましょう。
叱る時にはきちんと目を合わせるのも大切ですよ。
繰り返し伝えて積み重ねる
叱られてもまた同じことをするのは、
言葉の理解や記憶力が未発達なだけです。
そのためママやパパの叱り方の問題とは言い切れません。
また叱るのが無駄というわけでもありません。
3歳になることには「やっていいこと」と「やってはいけないこと」があると、
少しずつわかっていきます。
叱ることが増えるのは成長の証
だんだんいたずらが増えてくることで、
叱ることが多くなってきて「これでいいのかな?」と思うこともありますよね。
叱ってしまうことでママやパパもショックを受けることがありますが、
でも叱ることで親子の気持ちが通い合ったり、
叱るつもりがついつい笑ってしまったり、自分の小さいことを思い出しなど、
ひとつひとつが子育ての大切な日々だったりします。
また物事の良し悪しを伝えるためにも、
叱ることはほめることと同じように必要なことです。
叱ってばっかりいて嫌だなとあまりマイナスにとらえずに、
気分転換をしながらおおらかな気持ちで付き合っていくようにしてくださいね!
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