赤ちゃんのいたずらが増える1歳ごろ。
引き出しの中身を出したり、洗面所の水を出したりなど、
赤ちゃんのいたずらに頭を悩ますことも多いですよね。
でも実はそれはこどもが持っている、
「好奇心」の小さな始まりだったりするんです!
今回はそんな「こどもの好奇心」について、
上手な引き出し方やママやパパができる3つのサポート方法をご紹介します!
「好奇心」を伸ばすとどんないいことがある?
まずはじめに「好奇心」というのは、
はじめてであったものに対して「何だろう?」と知りたい気持ちのことをいいます。
赤ちゃんやこどもを見ていると、大人からするといたずらに見えることでも、
実はこの「何だろう?」という気持ちを確かめるための行動だったりします。
この心の動きは誰しも持っていて、
歩き始める1歳前後になってくると行動範囲も広がって急速に発達します。
好奇心によってする行動で赤ちゃんの脳が発達して、
やる気や様々な力の基礎になっていく大切な役割があります。
でもそうはわかっていても「ダメ!」と言ってしまうことも多く、
そんな私も1歳ごろからひーたんに注意する回数も増えていました…。
実はこどもにダメと言ってしまうことで、顔色をうかがってしまったり、
興味を示さなくなったりしてしまうこともあります。
そのため好奇心を伸ばすためにはおうちの方のサポートも大切!
なんて聞くとドキッとしますよね笑
でもそんな難しいことではありませんよ♪
ちょっとした工夫や一緒に楽しむという気持ちが大切で、
そうしたことでこどもの好奇心を育んでいくことができます!
好奇心がはぐくまれる仕組みとは
好奇心は誰もが生まれながらにして持っています。
「なんだろう?」という気持ちから起こす行動は、
お子さんの発見や驚きに繋がって、もっと知りたいという力が生まれます。
これが好奇心が育まれる仕組みです。
興味が満たされていくことで、好奇心はさらに引き出されていきます。
好奇心を引き出す3つのサポート!
こどもの成長に大切な「好奇心」を引き出すために、
ママやパパができる3つのサポートがあります!
- 興味を持ちやすい環境を作る
- やってみたいことにできるだけストップをかけない
- いつもそばで見守って喜びを共有する
3つのサポートについて詳しくまとめてみました♪
興味を持ちやすい環境を作る
立って歩けるようになると視野や行動範囲が広がって、
いろんなことに興味が広がっていく1歳過ぎ。
こどもの「なんだろう?」と思う気持ちを大切にして、
おうちでも興味をもちそうなものを用意したりするのもおすすめです。
その際に何でも「危ないから」と片付けてしまうのはNG。
もちろん危ないものは片付けておくことが大切になりますが、
部屋は少しくらい散らかっていても全然大丈夫!
開けてもいい引き出しを作っておいてあげたり、
どうしてもいいティッシュや新聞紙が置いてあったりなど、
お子さんがわくわくできるような工夫をしてみてくださいね♪
他にも公園や森など、ときどき自然にふれる機会を持つのも◎
やってみたいことにできるだけストップをかけない
好奇心を育むためには、「やってみたい」「知りたい」とい気持ちに、
できるだけストップをかけないことが大切です。
お子さんが興味を持ったことに対して危険がない限り、
まずはおおらかな気持ちでやらせてあげることが好奇心を育む一歩でもあります。
だからといっておうちの壁に紙を貼って落書きしてもいい状態にしておくと、
他のおうちにいったときにもしてしまう可能性もあります。
静止しないことも大切ですが、「これ以上はダメ」ということを教えるのも大切です。
最初は泣いたり抵抗したりすることがあったり、
次への好奇心ですぐに忘れてしまったりすることもありますが、
何度も根気強く教えることで理解できるようになっていきますよ!
静止せずに済むように危険なもののない環境を作って、
自由に行動できるようにしてくださいね♪
環境作りアイデアの例
- タオルが少し入っている開けてもOKな引出しを作る
- 後始末は覚悟して何でも自由にやらせる
- 粘着テープクリーナーで一緒に自由にお掃除
いつもそばで見守って喜びを共有する
好奇心の発達には、実はおうちの方の反応もとても大切です!
何かを発見して喜んでいる時は「嬉しいね」など声をかけて、
お子さんの気持ちに寄り添うようにしましょう。
発見したことや気持ちに寄り添うことで、
受け止めてくれるんだと安心感にも繋がり、ためらわずに行動することができます。
またこうした言葉かけをすることで、言葉の発達にも影響します。
ぜひ一歩後ろから見守って、
お子さんの発見の喜びを共有するようにしてくださいね♪
好奇心を育む声かけアイデア例
- 同じ方向を見て発見を共有する
- どんなときも肯定的な声掛けにする
- 天気のことなど体で感じることを言葉で伝える
大切なのは家族みんなで一緒に楽しむ姿勢
ひーたんを見てるとヨチヨチ歩きができるようになって、
視野や行動範囲が広がって狭いおうちでもとても楽しそう!
テーブルの上に立ったり、テレビの後ろをごそごそ探ってみたり、
私のゲームソフトのパッケージをかじってみたり、ティッシュを無限に出してみたり…。
なんて、数えてみたらきりがないくらいいたずらをしています!笑
でもそういったひとつひとつが今育まれる好奇心によってだとすると、
なんだかとても成長を感じますし、愛しく思えます。
まずはお子さんが好奇心によって興味を持ったことを、
なんでもかんでもダメと言わずに見守りながら、
家族で一緒に発見を喜んで、興味を引き出してくださいね♪
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