赤ちゃんが生まれてすぐは慣れない育児をはじめ、
夜間授乳や思うようにいかないことで、
ストレスが溜まりがちになります。
それに加えて旦那さんが家事や育児に協力的でなかったり、
体調への気遣いもしてくれないと、
余計にイライラして喧嘩になってしまうことも…。
そこで今回は「産後の夫婦関係」について、
夫婦仲が悪くなりやすい原因や修復する方法などをまとめてみました!
産後のママの状態は不安定
産後のママは肉体的な疲労はもちろんのこと、
女性ホルモンの急激な変化によって、
精神面にも大きな影響を与えています。
- 急に不安になって涙が出てくる
- ダメなママだと落ち込む
- 意味もなくイライラしてしまう
上記のように精神的に不安定になることがあり、
気づかないうちに治っていたり、
長期間続いて産後うつや産後クライシスにつながることもあります。
精神的に不安になるのは珍しくなく、
誰にでもなる可能性があります。
私はなると知っていたのですが、
自分では「これがそういう状態なのかな?」となかなか気づきにくいため、
知らない間に産後うつの手前になっていました。
旦那さんと喧嘩することが増えたり、
イライラしたりふと涙がでてきたりと少しおかしいかもと思ったら、
助産師さんやお医者さんに相談するのがおすすめですよ。
産後に夫婦仲が悪くなりやすい原因は?
- 慣れない赤ちゃんのお世話による生活リズムの乱れ
- 出産による体の負担
- ママの産後の精神状態
上記以外などのママに起こる様々な変化に対して、
旦那さんとの温度差があることが大きな原因です。
慣れない手探りしながらの育児の中で、
産後のママは精神的に追い詰められやすい状態です。
体の回復を待つ間もなく、昼夜関係ないお世話が始まるので、
ストレスが溜まりがちになります。
「こうしてほしいのにしてくれない」
「家事をしてくれたけど自分の希望するものではなかった」
「産前と同じようにしなければいけなくて大変」
このような気持ちになったりしてしまうと、
どうしても身近にいる夫にあたってしまうことも多くなります。
また2人だった頃とは違って夫婦の時間がぐっと減ってしまうのも、
産後に夫婦がすれ違う原因のひとつです。
夫婦関係を修復するための方法
産後のママに不満がたくさんあるのはもちろんですが、
パパも父親になったというプレッシャーのなかで、
赤ちゃんとママの間に入れずに、疎外感を感じることもあります。
またしたことがない育児に気が引けてしまい、
積極的にやると声がかけられなかったりもします。
夫婦の関係の溝を埋めるために、
下記にご紹介する方法を参考にしてみてくださいね。
状況を具体的に伝えて相談する
今どんな状態や気持ちであるかを、
ちゃんと伝えることが大切です。
「今こういう状態だから〇〇だけしてほしい」と伝えたり、
話し合ってみてください。
もし言葉にするのが難しい時にはメールでも構わないので、
その時の気持ちを正直に伝えるようにしましょう。
普段、家事や水回りのことになれていない旦那さんには、
「察してほしい」とついつい思ってしまいますが、
して欲しいことやお願いして欲しいことを、
具体的に伝えるようにすることがポイントです!
ママにとっては簡単なことでも、
いざお願いすると、どこに何があるのかや、
何をしなければいけないかわからないことが多いです。
具体的に伝えるのにまたイラっとしたりもするかもしれませんが、
近道だと思って対応するようにしましょう。
また旦那さんは「やろうか?」と聞くのではなく、
「やるよ」と言い切ることが重要です。
聞かれてしまうと「私がやるよ」とママは言いがちなので、
言い切ることで任せようという気持ちになれます。
できることからママに声をかけるようにしてみてくださいね!
ねぎらい・感謝の言葉を伝える
イライラしていると、せっかく旦那さんにやってもらった家事でも、
「なんでできないの?」「いつも見てるよね?」など、
高圧的にクレームをつけがちです。
旦那さんがやってくれたことには、
ねぎらいや感謝の言葉を添えてみてください。
多少いつもと違うやり方だとしても、
指摘せずに「ありがとう」と伝えましょう!
また旦那さんはママに、
「いつも大変だけど赤ちゃんのお世話してくれてありがとう」など、
普段してくれていることに感謝を伝えることが大切です。
前述したとおり、ママは体の回復を待たずに慣れない育児が始まるため、
体力的にも精神的にも疲れています。
お互いに思いあって感謝を伝いあえるといいですね♪
ママのひとりの時間を作る
数時間でもいいので、ママのひとりの時間を作るようにしましょう!
パパはお仕事から帰ったら、すぐに自室にこもったりしていませんか?
赤ちゃんと二人の時間というものは、
想像以上にプレッシャーがかかるものです。
たまにはママひとりで外出してもらったりすると、
普段どんな風にお世話をしているのかや、
ママの感じているプレッシャーがどんなものなのか、
パパとしての自覚もより芽生えやすくなります。
夫婦の時間を作る
赤ちゃんの月齢にもよりますが、
両親や地域の一時保育に赤ちゃんを預けたりして、
たまには夫婦の時間を作るのもとても大切なことです。
今まで通り二人で楽しくおでかけしてみたり、
お買い物や温泉に入るのもいいですね♪
もちろんこれからの育児について話すのも良いですが、
今の戸惑いや不安の気持ちを伝え合うことも大切ですよ。
コミュニケーションで良好な夫婦関係を
産後に良好な夫婦関係を作るためには、
コミュニケーションをいつも以上にとることが重要です。
こどもが生まれると、知らず知らずのうちにコミュニケーションが減り、
すれ違いが生じてイライラして喧嘩になったりもします。
もし夫婦喧嘩をしてしまっても、
できるだけ早めに仲直りできるといいですね。
また夫婦のコミュニケーションとは別に、
気持が不安定なことが続く場合には、
無理せず病院で診てもらうことも大切ですよ!
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