産後のママのリアル事情!産後に感じることや起こること

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出産から産後までに、ママにはさままざなできごとがあります。
でも育児書や情報サイトには、産後のママがどんな風に過ごしているのかが、
載っていないことが多いですよね。

私も産後入院しているころは、こんなことあるの?と驚きながら、
毎日赤ちゃんのお世話に一生懸命になりながら、過ごしていたなと思います。
産後のママってどんなことを感じたり、起こったりするのかを知っていたなら、
もう少し対応できていたかな、ということもありました。

そこで今回は、「産後のママのリアル事情」について、
私の体験談も交えて、産後に感じることや起こることなどをまとめてみました!

目次

なんだか産後は不思議な気分になる

赤ちゃんが生まれてから、カンガルーケアで抱っこなどさせてもらい、
少し出産室で休ませてから、病室へと運ばれてきた自分の赤ちゃん。

えっほんとに生まれたの?」「お腹の中にもういないの?」
と赤ちゃんがうまれてとっても嬉しい反面、
なんだか目の前の赤ちゃんを見てとても不思議な気持ちになります。

この不思議な気持ちは、ふわっとした感覚で疲労感とも似ても似つきません。
あんなにお腹にいた赤ちゃんを大切に思って守ってきたので、
そんな存在がいざ目の前にいると、あの頃痛かった胎動でさえ懐かしく感じます。
ママの多くは、こうした夢見心地のような不思議な感覚になります。

私は赤ちゃんが生まれる・産む、という実感がそもそもあまりなかったので、
目の前で生きている赤ちゃんを見て、ほんとに生まれたんだと思いました。
と同時に、もう出産の痛みを体験したくないなとも笑

気持ちの面での変化が起こる

ホルモンが変化するため、産後は急激な気持ちの変化が起こります

  • ちゃんとママになれるのかな?
  • 私が赤ちゃんを守らないと!
  • みんなに出産した報告をしなきゃ!

などなど、出産して体がボロボロで疲れているはずなのに、
なかなか眠れなかったり、いろいろと携帯を触ってしまったり…。
いわゆる産後ハイや産後うつと呼ばれるもののひとつで、
無意識にこういう状態になってしまうのが怖いところです。

私も経験したのですが、中でも赤ちゃんの未来・将来を考えてしまうことがあります。
こんなに小さいのに、将来は結婚して手を離れてしまうんだな…と、
なんだか生まれたばかりなのにそんなことを考えて、ふと涙がでてしまうこともあります。

また、病室に変な人が入ってきて赤ちゃんにケガをさせたらどうしようとか、
なぜだか嫌なことばかりを考えたりもしました。
これは産後うつの症状に近いものだと言えます。

他には、みんなに赤ちゃんが生まれたことを報告しなきゃ!と張り切ったり
寝なければいけないのになぜだか目が覚めて眠れない
常に動き回って家事などをしていたというものも、
産後ハイの状態だと理解し、しっかりと睡眠をとったりして休むようにしましょう。

産後は特にこういったことが起こりやすいので、
感情の様々な変化が起こることを知っておくことも自分のために大切です。

産後の体は想像以上にボロボロの状態

産後はよく交通事故にあったほどボロボロになる、といいますが、
後陣痛や会陰切開、帝王切開などの痛みが2~3日は強く続き、
座ったり歩いたりすることが難しい状態です。

座るときは円座クッションがないと本当にきつい!笑
激痛というわけではないのですが、鈍痛が地味に体を刺激します。
病院にあることが多いので、事前に確認すると◎

また、後陣痛と言われる子宮が元に戻ろうとする痛みもあるため、
我慢できない場合は看護師さんなどに伝えるようにしましょう。
(この痛みには個人差が大きいです。私はさほどありませんでした。)

特に大変だったのが、トイレでの排便です。(汚くてすみません)
産後に多くのママが悩むと思うこのトイレ問題!
出産のいきみが排便する感覚ととてもよく似ているため、
なんだかうまく排便することができません…痛みで無意識に力を入れていないなんてことも。

トイレの悩みは病院食の力もあり、多くは2~4日ほどで排便できるかと思いますが、
私のように4日ほどでない、という方は酸化マグネシウムなど、
便を柔らかくする薬を出してもらえるので、気軽に相談するようにしましょう。

知らないことだらけの赤ちゃんのお世話

甥っ子や姪っ子など、まわりの家族にこどもがいなかったので、
まったく赤ちゃんのお世話を知らなかった私ですが、
産後はそんな育児が一気に押し寄せてきます!

授乳だってもちろんできませんでした。
赤ちゃんが咥えることが上手ではないことはもちろん、
見よう見まねで授乳していたので、できないことがほとんど…。
初日は夜中通して6時間も吸わせていたこともありました。

先に入院してた方が教えてくれたのですが、
うまく授乳できないときは、看護師さんに聞くのが一番でした。

授乳の時に呼んで授乳の正しい姿勢などをチェックしてもらえるので、
看護師さんのご指導があり、少しずつうまくできるようになっていきました。


またおむつですが、私はおむつもやったことがなかったので、
産後の赤ちゃんの胎便に苦戦しました…。
うまれたばかりの赤ちゃんのうんちは、緑のネバネバとしたタール状のうんちなんです!
これ早く教えてほしかった…笑

産院はコットンを濡らして拭いていたのですが、まったく落ちず…。
持参していたおしりふきでしっかりと落とすことができました。
胎便からはゆるゆるうんちに変化して退院まで続くので、
うんちが漏れたりして、なんども肌着を交換したりもしました。

なれない育児の中で、少しずつ沐浴などのお世話も始まります。
私のところは始めは講義→見学→実践という感じで1日ずつ進みました。

実際赤ちゃんのお世話をひととおりやってみると、
すべてとてもドキドキ緊張しましたが、これはおそらく慣れていなかったからです。
おうちに帰ってなれてからは、赤ちゃんと向き合うお世話の時間がとても好きになりました!
要は育児は慣れが解決してくれる!ということです。

これだけは辛かった!ということ

赤ちゃんが生まれてから母子同室だった私ですが、
夜間の授乳は3時間ごとに携帯でタイマーをセットしてきちんと授乳していました。
なぜだか不思議と起きれましたし、この子に授乳できるのは私だけなんだ!と、
必死に思っていました。(これも産後ハイ・産後うつだったのかもしれません)

ちょこちょこと寝息を確認したり(あるあるですね笑)、おむつを替えたりしながら、
日中の少しの時間に仮眠をとっていたのですが、お見舞いが結構大変!

もちろんお見舞いはとても嬉しいですし、入院中は赤ちゃんと自分だけなので、
気分もリフレッシュすることができるので楽しかったのですが、
同時に、お見舞いで貴重な少しの睡眠時間が削られることもしばしば…。

その後も夜間授乳が続くので、ヘロヘロになってしまいました。
お見舞いはもちろん家族や友人にも会えて嬉しいことですので、
その代わり、少しでもどこかで休むようにするのがおすすめです。

退院してからはガルガル期に!

里帰り出産だったのですが、ようやく退院したと思ったらガルガル期に入りました。
振り返ってみると、そんなこともあったなという感じです。

母親に助けてもらったりと、里帰りしてとても助かったのですが、
この子を守れるのは私だけなんだ!という気持ちが強くありました。
多分、小さくてふにゃふにゃとしていた新生児期の赤ちゃんにとても不安だったのと、
いろいろと部屋の移動もあるのがとても心配だったんだと思います。

産後しばらくは2階にこもり、1日布団にいました。
ご飯を食べている時は母親が見ていてくれましたが、
たまに1階に連れてきたりして、ムッとしたりもしました。
それでもご飯を食べ終わると抱っこして2階にこもったり。

産後は不思議と自分の気持ちがコントロールできなくなります。
私は自分の親には弱いところを見せたくなくて、ひとりで抱え込むことになってしまいました。
里帰りしてから旦那に相談して、泣いたこともあります。

決して自分ひとりで抱え込まずに、気の許せる人にしっかりと自分のことを話しましょう。

産後1ヶ月してようやく赤ちゃんとおでかけ

産後1ヶ月ほどして、ようやくひーたんと抱っこ紐でおでかけし始めました。
外に出るのがこんなに気持ちいいとは思わず、少し気持ちも軽くなりました。

そしてなぜだか妊婦さんやこどものいる方がとても愛おしくなりました。
(それまでは席を譲ったり、大変だなあという気持ちぐらいでした。)
自分よりも人のことを大事に思ったりします。なんだか不思議ですね。

自分の産後を振り返ってみて

振り返ってみると、産後のあの1ヶ月はあっという間だったな、と思っています。
こまかく思い出すことはできても、あの時どんな自分だったかはあまり覚えていません。
少し余裕がでてきたのはひーたんが3ヶ月ころだったかもしれません。

毎月毎月をできるようになったと思ったことや、離乳食が始まったことなど、
ひとつひとつ過ごしていく中で、気づけば生後8ヶ月になっていました。
もうすぐ1歳になるひーたんですが、毎日がとても大切な日々です。
そうすると、ママである私もママ1年生をむかえるんだなと思っています。

赤ちゃんからこどもになってきているひーたんを、
産後の1ヶ月のことを忘れずに、これからも大切に見守りたいと思います♪

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