産後のイライラや不安感…その原因と解消法!

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赤ちゃんができたときから、とつきとおか一緒に過ごしていく中で、
お腹の中で少しずつ大きくなっていくのを感じるのはとても幸せな気持ちですよね!

そうして臨月をむかえ、ようやく、出産だ!となったとき、
なんだか急に不安な気持ちになったことはありませんか?

毎月の健診で、我が子がすくすくと大きくなっていくことに、
喜びと幸せな気持ちに包まれていたときとは逆に、
「きちんとした母親になれるのかな?」とか、「ちゃんと子育てできるのかな?」など、
様々な気持ちに押しつぶされそうになります。

とっても楽しみにしていたはずなのに、
なぜだか急に子育てが不安に感じたり何でもないのに涙が出てしまうので、
ママ本人も同様してしまいますよね。

今回はそんな産後のイライラや不安感の理由について、
原因や解消法などをご紹介します。

目次

なぜ産後うつになるのか。その心の変化とは。

実はその心の変化、いわゆる「産後うつ」と呼ばれているものです。

「産後うつ」とは、妊娠時には増加していた女性ホルモンが、
産後に急激に減少することで発症する心の病
です。

ホルモンの影響だけではなく、様々な要因が重なって発症します。

  • 家族が増えたことによって変化する生活スタイル
  • まわりの対人関係の変化
  • 予測できないはじめてだらけの不慣れな育児
  • 夜間授乳や夜泣きによる睡眠不足、
  • 子どもをまわりの危険から守るといった緊張感

上記のことが産後は続くことで、自分でも気づかない内に疲労が蓄積し、
産後うつの発症に影響します。

これはうつ病になったことがある人だけではなく、
こういう母親にならなければならない!といったような責任感が強い人、
産後に引っ越しなど周りに大きな変化がある人なども発症しやすいといわれています。

ポジティブな私が産後うつに…?誰にでもなる可能性がある!

実は私、産後うつになりかけました…。

もちろん、出産前にいろいろと調べていく中で、
「産後うつ」という言葉自体や症状も知っていましたし、
なによりも、赤ちゃんに会えるのがとても楽しみでした!

また、自分の性格的にもポジティブでマイナスなことは一切考えないため、
「産後うつにはならないだろうなー!」と思っていましたし、
現に産後1週間経って退院し、里帰りの実家で子育てしている中でも、
大変なのはもちろんあったものの、一切心に変化はなかったので、
やっぱりポジティブな人はならないよね!と高を括っていました…。


症状が現れてきたのは、産後1か月後。
旦那と赤ちゃんと3人で一緒に家に帰ってきたときでした。

夜中に授乳しているときに旦那が起きて「大丈夫?」と声をかけてきました。
それに対して私は「大丈夫だから寝ててよ!!」と怒鳴ってしまったんです…。

私の心情的には、仕事もある旦那が泣き声で起きるのが嫌で、
必死に泣かないようにあやしているのに、起きて声をかけられることにイライラしていました。
また日中も旦那の行動の些細なことにイライラして小言をいうことが増え、
あとで少し落ち着いたときに、旦那に泣いて謝ったこともありました。


自分で気持ちがコントロールできないことがわかっていたのですが、
どうしようもありませんでしたし、どうすれば良くなるのかもわかりませんでした。

そして、次第に寝ているときに悪夢を見ることで余計眠れなくなっていったんです。

産後うつからの脱出!自分なりのリフレッシュを!

このどうしようもない気持ちを解決することができないまま、
産後2か月後、助産師さんの訪問をむかえました。

その時にした「気持ちのアンケート」をみた助産師さんに、
最近のことを尋ねられ、それまであったことを話した際に、
「お母さんすごく頑張ってますね!でも気持ちが疲れちゃってきてませんか?」と言われました。

そこでようやく、はっと気づきました。
もしかして産後うつになりかけてるかも…と。
まさか自分はなるとは思っていなかったことも気づけなかった原因だと思います。


助産師さんに話を聞いてもらって、気持ちがお母さんになってきた証拠と言われ、
鬱々とした気持ちから、なんだかうれしい気持ちになりました。

なぜなら出産前の私が一番不安だったことが、
「お母さんになって本当にこどもが育てられるのかな?」ということだったからです。
助産師さんに今の自分の現状や気持ちを話すことで、急にスッと楽になった気がしました。


またこの日のできごとの後から、2日に1回ほどですが、
赤ちゃんと一緒に抱っこ紐で20~30分ほどお散歩することにしました!

赤ちゃんと一緒だと、おうちにいるばっかりになり、
外になかなかでることができない…と自分では思っていたところがあり、
現に里帰りから戻ってきてからは助産師さんが来るまでずっと家にいて家事をしていました。

お天気の日に赤ちゃんとお話ししながら、
河川敷や公園に散歩に行くことで、気分がとてもリフレッシュしました!
それは子育てにも影響し、赤ちゃんや旦那にもより優しく接することができるようになりました。

>>
/頼る人がいない時のために\

完璧じゃなくていい、自分を取りもどす心のケア。

産後、誰にでもなる可能性がある「産後うつ」
お母さんは赤ちゃんを「守らないと!」という母性本能が働くことで、常に緊張状態になります。
そんなお母さんに対して、周りも赤ちゃんのかわいさに気を取られ変化に気づかないことも…。

産後は身体だけではなく、新しいことや慣れないことばかりで不安が多い時期。
赤ちゃんが生まれて周りが幸せいっぱいなのに、
なんで自分だけこんな気持ちになるんだろう、と思ってしまうこともあるでしょう。

まずは一人で抱え込まず誰かに相談してみましょう!
家族やママ友などに相談が難しいのであれば、
地域の保健所などにいる助産師さんや保健師さんが、親身になって相談に乗ってくれます!

また、周りも「産後うつかもしれない」と気づいてあげることがとても大切です。
お母さんは一生懸命その子のお母さんになろうとしていることで、
自分でも気づかないうちに気持ちが塞いでいるときがあります。

お母さんだけではなく、パパと負担を共有するなどして無理をせず、
また、外出したり楽しいことをして、自分だけの時間を持ってリラックスしてみてくださいね!
そうすることでいつのまにか本来の自分を取り戻していますよ。

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