する?しない?里帰り出産を選ぶときに迷ったら…。

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現在住んでいる場所と、実家の場所が違うため、
出産のときは、里帰り出産をする、という方も多いのではないでしょうか?

現に私も出産のときは、里帰り出産を選びました。
出産経験のある母親にいろいろと聞いたり、まわりのことを支えてもらったりと、
出産前から産後まで大変お世話になりました!

これから里帰り出産をしよう!と考えている方に、
里帰り出産の良い点と悪い点や、産後に何をしなければならないのか、など、
里帰り出産について解説したいと思います!

目次

里帰り出産ってしたほうがいいの?そのメリットとデメリット

里帰り出産とは、出産前後に実家に帰って、産褥期までを過ごすことを言います。
産褥期とは出産直後~2ヶ月くらいのことを指していますが、
出産後の女性の身体はぼろぼろの状態にあります。
里帰り出産をしようか迷っている方にむけて、良い点と悪い点をまとめてみました!

里帰り出産の「メリット」

ゆっくり体を休ませることができる

産後から産褥期に、ひとりで家事など日常生活のことをしながら、
生まれたばかりの赤ちゃんのお世話をするのはとても大変です。
里帰り出産をする一番の良い点は、ゆっくり体を休めることができることです。

赤ちゃんが泣き止まなかったり、身体の痛みがストレスになったり、
また、 赤ちゃんのお世話で家事ができないことでそんな自分を責めることも。
そうして家にこもって一人でお世話をしていると、産後うつになったりすることもあります。

里帰り出産をすると、産後身体が辛い中、まわりのことをしてもらえます。
外出できないため、必要なものを買ってきてもらったり、
ごはんやお風呂なども準備してもらえたりするでしょう。
赤ちゃんのお世話に集中することができるのは、とても助かると思います。

誰かと話すことで気分転換できる

また、家族がいるため、悩みや不安なことなどいろいろと話すことができます。
かくいう私も里帰りをして、わからないことなどを出産経験のある母親に聞いたりしました。
ひとりで意思疎通がまだできない赤ちゃんと過ごしていると、
自分では気づかないうちに気分が落ち込んでいたりします。
この、「誰かと話す」ということがとても気分転換になります!

里帰り出産の「デメリット」

助成券が使えない

里帰り出産で一番悪い点は、助成券が使えないことです。
市区町村から発行された助成券を利用して、妊婦健診や産後検診などを受けますが、
助成券は基本的に、発行されている市区町村以外では使うことができません。
そのため一度自費で払う必要がありますが、
一度の検査は大きく3000~20000円近くかかることもあります。

また、助成券が使えないことで、里帰りからおうちに帰ってきたあとに、
そのお金の助成を市区町村の役所で申請する必要があり、手間がかかります。

赤ちゃんの手続きができない

基本的に出産後の手続きは戸籍がある場所でになります。
生まれた赤ちゃんの手続きも戸籍がある場所でする必要があるので、
産後に退院して里帰りを終えてから申請する場合は時間がかかってしまいます。
そのため、旦那さんや誰か家族などに手続きに行ってもらわなければならなく、
申請する書類をひととおり産前にまとめておく必要があります。

産後まわりにイライラしてしまう

産後、赤ちゃんが大切に思うあまり、まわりにイライラすることがあります。
これは「ガルガル期」などとよく呼ばれており、
体だけではなく、気持ちもお母さんになっている証拠でとても自然なことです。
自分以外がお世話をしていることで、不安になったり、
些細なことでイライラして怒鳴ったりすることもあります。
里帰り出産はまわりに存在する人が多い分、そういった気持ちになることも多くなります。

里帰り出産をした後、しなければならない手続き・申請!

里帰り出産の悪い点として述べたように、
里帰り出産の後は、市区町村での手続きがたくさんあります。
手続きには、振込先となる口座の通帳・ハンコなどが必要になる場合があるため、
必要なものを一通り確認しておくと良いと思います。
お母さんと赤ちゃん、それぞれ見てみましょう。

お母さんが必要な手続き・申請

  • 出産まで受診した妊婦健診の医療費助成
  • 産後に受けた検診の医療費助成申請
  • 職場に提出する書類を病院に記載してもらう( 働いている方)
  • 育児休業申請 と必要書類の郵送( 働いている方)

主に病院で受診した医療費の申請が必要になります。
申請する際に、会計の時に病院から発行された明細書・領収書が必要になりますので、
何がいるかわからない場合はすべて取っておき、
手続きしに行くときに持っていくようにしましょう。

赤ちゃんが必要な手続き・申請

  • 出生届(里帰り先でも可)
  • 保険証の申請(国保は役場、社保は会社に申請)
  • 医療費助成の申請
  • 児童手当の申請
  • 病院で受診した分の医療費助成の申請

出生届はどこでも手続きできるため、里帰り先でも可能ですが、
その他の手続きは基本的に戸籍のある場所で行わなければなりません。

保険証をもとに進める手続きが多いため、先に申請することをおすすめします。
会社に保険証を申請すると、約1ヵ月ほどかかりますが、
保険証がなくてもそのほとんどが手続きできるので、
一度、市区町村に電話などして確認しましょう。

里帰り出産を選んだ、私の感想。

私が里帰り出産を選んだのは、やはり産後の自分をイメージしたからです。
産休に入るまでは、パパと赤ちゃんと3人で生活する!という気持ちが強かったのですが、
出産後に家事などをしている自分があまり想像できませんでした。

想像以上に辛い、産後の体。

約1か月間の里帰り出産を選択して、病院から退院した後、身体はボロボロ…。
思っていた以上の出産の大変さに、体が悲鳴をあげていました。
もちろん、そんな状態で家事など絶対にできなかったと思います。

退院後は母親に、「産後の3週間はパジャマで家にこもって赤ちゃんといなさい!」、
と怒られたので、里帰り中には合計で2~3日ぐらいしか外にでてません…。
身のまわりのことや家事のことはほとんど母親がしてくれたので、
無理することなく休むことができ、里帰りをしていた約1ヵ月間は、
洗濯物や洗い物を手伝ったりと、 少しずつ体を慣らしていきました。
このことがとてもよかったのだと今現在思います!

気持ちと体の休息。

もちろん、ガルガル期だったのか気持ちが不安定になっていた中で、
まわりにイライラをぶつけたり、こっそり泣いたりもしました。
そのことも、出産経験のある母親に相談することで解消することができ、
また、赤ちゃんが泣いている時もあやしてくれている間に、
少しでも寝て睡眠不足を解消することができました。

私の里帰り出産は、して良かった!

私の場合は普段の生活ができなくなりそうなほど、甘えた生活を送っていましたので、
約1ヵ月の里帰りを延長することなくおうちに戻ってきました!

こうして私は里帰り出産を終えましたが、
最終的な感想としては気持ちも身体もゆっくり休むことができ、
また、赤ちゃんのお世話にも専念することができたので、
里帰り出産をしてよかったな、と思っています!

産後の自分をイメージして、納得できる選択をしよう!

以上のように、里帰り出産には良い点もあれば悪い点もあります。
里帰り出産をするかしないかは、産後どういった子育てや生活をしたいか、
その考え方で変わってくるため、 パパとふたりで相談することもとても大事です。
もし里帰り出産を選んだときは、これから親になってこどもを育て過ごしていくので、
里帰り中はめいいっぱい甘えてくださいね!

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