赤ちゃんを産んでママになると、赤ちゃんを守らなきゃと思いますし、
良いママになろうと思って、いつも以上に頑張ってしまいます。
調べ物をしたりSNSなどを見てると、素敵なママがたくさんいるなと眺めながらと、
「こんなママにならなくちゃ!」と理想にこだわって無理していませんか?
「赤ちゃんのことを見てあげてないな」
「離乳食手抜き過ぎかも…」
「家事ができずに散らかりっぱなし…」
なんて考えることも多く、体も気持ちも疲れてしまいますよね。
今回はママはこうあるべき!という考えに疲れたママへ、
無理しないがんばり過ぎない育児についてご紹介します!
育児は「だいたい」で大丈夫!
毎日の子育てにバタバタ追われているママ。
上手くいかない子育てにイライラしたり、テレビやSNSなどで素敵だなと思うママを見ると、
「私ってできていないな…」「こんなママにならないと」と思い、
無理して頑張って疲れていませんか?
私も産後ハイということもあり、出産してすぐは「こうしなきゃ!」と、
今まで集めてきた子育ての知識をもとに、一生懸命子育てしていました。
まだ体が回復していない中での無理した子育てで、
結果、乳腺炎に悩まされることになりました。
頑張っていた理由は、私が赤ちゃんを見ていないとと思ったからです。
多くのママは「理想のママ」が自分の中であり、
それに向かって頑張って子育てをしているのではないでしょうか?
でも、こうあるべきという意識にとらわれる必要はないんです。
育児はちょっとくらい力を抜いても大丈夫!
完璧であろうとするほど、どこかで無理が出て他のところで影響がでたりします。
肩肘をはらずに、自然体で子育てをすることが大切ですよ。
「市販のベビーフード」を使ってしまう
- 手作りの離乳食を食べさせたいけど、
どうしても市販のベビーフードが続いてしまう -
離乳食の目的は、ご飯に慣れていろいろな栄養をとらせること。
離乳食の準備ってとっても大変!
私も始めてストックを作るのに、2~3時間ほどかかりました…。
しかも赤ちゃんが慣れるまでは作っても食べてくれないことも多いので、
ほんとに「あの労力はなんだったのか…」とガックシすることもしばしば。
離乳食の目的は母乳やミルク以外の食べ物を食べて、
消化不良を起こさずにいろいろな栄養をとれるようになることです。
そのため、赤ちゃんが食べられれば、ベビーフードでも何も問題ありません!
日本のベビーフードは厳しい安全基準をクリアしているので、
赤ちゃんの体に悪いものは入っていません。
いろいろな栄養を取って欲しいので、
同じものが続かないようにだけ気をつけましょう。
お出かけしたときや泣いてる時など、
赤ちゃんを待たせるよりもベビーフードの方がいいときもありますよ!
育児中に「スマホ」を見てしまう
- 育児中にどうしてもスマホを見てしまう
-
安全を守りながらであれば気にしなくて大丈夫!
現代人にとって、スマートフォンは必要不可欠な存在。
子育てで気になっていることを調べたり、買い物をしたり、
病院を予約したり、育児日記をつけたりなど、
ママたちにとってもなくてはならないものです。
スマホに夢中になってしまい、赤ちゃんが危険な目にあうのは避けた方がよいですが、
安全さえきちんと守られていれば、赤ちゃんの前でスマホをいじっても問題ありません。
よく「スマホなんか見て」という世間の声がありますが、
ママだって自分のことをしたっていいんです!
過剰に気にする必要はありませんよ♪
「テレビや動画」をたくさん見せている
- 小さいうちからテレビや動画を見せると悪影響?
-
長時間になりすぎなければ問題なし!
テレビや動画を見せすぎることで気になるのは、
赤ちゃんから体を動かすことやコミュニケーションの機会を奪ってしまうこと。
1日に数回こども向け番組を見せるのは問題ありません。
問題は赤ちゃんにテレビを見せて放置してしまっている状態です。
もちろん、キッチンで料理しているときなど、
テレビや動画を見せている方が安全な場合もあります。
時々様子を見ながら声をかけるようにしたりしましょう。
テレビに近づきすぎたり、テレビボードに頭をぶつけたりなど、
安全面には十分に注意してくださいね。
絵本の「読み聞かせやお散歩」ができていない
- みんながやっている絵本の読み聞かせやお散歩ができていない
-
こうやるべきという正解はないので心配しすぎない。
日光を浴びることは赤ちゃんの成長に必要なことですが、
無理してお散歩に行く必要はありません。
ベランダに少し出たり、窓際で日光浴するだけでも十分です。
また、絵本の読み聞かせも絶対する必要はありません。
まわりと比べてしまうと、どうしても自分はできていないと感じることも多いと思います。
赤ちゃんとのかかわりについては、どうしてもこうしなければいけないという正解はありません。
できることをできるときにしてあげれば大丈夫!
ママやパパとコミュニケーションがとれていれば問題ありません。
「夜の寝かしつけ」が遅い
- 早めに寝かしつけたいけど遅い時間になってしまう
-
睡眠時間はトータルで考えればOK!
赤ちゃんの成長ホルモンは何時に寝ても出るので、
睡眠時間はお昼寝も含めて、1日のトータルで考えましょう!
お昼寝が長いときは、就寝時間が遅くなったり短くなっても大丈夫ですよ。
また、「何時までには寝かしつけたい」と頑張り過ぎないようにしましょう。
成長して保育園や小学校などに行くようになれば、
自然と早寝早起きの生活リズムがつくようになります。
今後のことを考えて、早寝早起きに慣らしておくのも大切です。
部屋の「片づけや掃除」ができない
- 片づけや掃除する余裕がなくてできない
-
少しくらい散らかっていても大丈夫!
赤ちゃんが小さいうちは手がかかって、掃除や片づけができないことも。
しかし、少しぐらい散らかっていても掃除ができていなくても、
赤ちゃんに問題はありません。
健康に害のない程度に清潔にしていればOK!
赤ちゃんが動き回るようになったら、誤嚥しそうなものや、
触ると危険なものは片付けるようにしたり注意するようにしましょう。
掃除して完璧な部屋で赤ちゃんに構っていないママよりも、
少しくらい散らかっていても赤ちゃんとたくさん接しているママのほうが素敵ですよ!
どうしても気になるときは、パパに手伝ってもらったり、
いつものご褒美に家事代行サービスを利用するのもいいですね。
頑張りすぎをやめて、自然体で子育てしよう
私もひーたんが小さいころは、ネットで調べて、
「これはこういう風にしないと!」という考えが強くありました。
ちゃんとしたママじゃないと、きちんと成長しないと思っていたからです。
でもがんばり過ぎなくても、こどもはきちんと成長します!
赤ちゃんの成長力ってほんとにすごくて、毎日驚かされますよ。
赤ちゃんにとって一番うれしいのはママの笑顔です。
せっかく可愛い時期、楽しく育児をしてくださいね!
コメント