子供が1歳半になると受ける「1歳半健診」。
ひーたんももうすぐ受ける予定で、
「そろそろお手紙が送られてくるかなー」と思ってました。
ちらっと調べてみたところ、
「言葉や積み木、発達障害など確認された!」なんて声も…。
これはできてるけどできないことが多いと、
不安になって焦って子供に何かさせた方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな「1歳半健診」について、
事前に知っておきたいチェック項目をご紹介します!
1歳半(1歳6ヶ月健診)って何?
「1歳半健診」とは…
厚生労働省の母子健康法により定められている。
すべての1歳6ヶ月児を対象としている健康診断のこと。
自治体の保健センターなどで行われることが多く、
これまでの乳児健診に加えて、歯科健診も行われます。
1歳健診をしたのにまたすぐあるのかと思われるかもしれませんが、
実は「1歳健診」は任意で受けるものだったりします。
(現にひーたんはそれを知らずに受けそびれてます…)
1歳半健診は定期健診になるので、必ず受けるようにしましょう!
半年でも乳児は大きく成長していますよ。
1歳半健診を行う目的
生まれてからこれまでの乳児検診では、
主に体の発達を中心に診てきました。
1歳半になるとほとんどの赤ちゃんは歩けるようになっているため、
今度は精神的な成長や言葉の発達を診ることが大切になります。
さらに歯科健診が加わり、虫歯を予防したり、
生活習慣の自立や栄養・育児の指導を行ったりして、
乳幼児がより健康な生活を送れるようにアドバイスすることが目的です。
この頃の子供は体の発達と同じように言葉の発達も個人差が大きく、
生活環境や子供の生活なども、言葉や心の発達スピードに影響を与えます。
もし1歳半健診で発達が遅いと判断されたり、
発達障害の可能性があると指摘されても、
多くの場合は様子を見ることになります。
必要があるのであれば、そのあとに専門的な働きかけを行うことで、
通常の発達段階に追いつけることも珍しくありません。
1歳半健診での我が子の発達状況をママやパパが把握して、
今後の子育てに生かすことが大切な目的ともいますよ♪
健診に行く際の必要な持ち物
多くの1歳半健診では集団行動になるので、
時間帯によってはとても混みあったり、
健診の順番を待つ時間がとても長くなることもあります。
以下の持ち物を参考に準備して、
当日は忘れ物がないようにしてくださいね。
自治体ごとに持ち物が異なるので、
問診票と同封されているお知らせをよく確認することも、
忘れずにするようにしましょう!
持ち物
- 母子手帳
- 事前に送付された問診票(記入は済ませておく)
- おむつセット(おむつ2~3枚・おしりふき・おむつ替えシートなど)
- ガーゼやタオルなどの汗やよだれ拭き
- 赤ちゃんの飲み物(水筒やマグ)
- 汚れものを入れるビニール袋
- 普段使用している歯ブラシ(歯科健診がある場合)
1歳半健診の内容やチェック項目は?
気になる1歳半健診の内容ですが、
自治体によって多少内容が異なったりはしますが、
基本的な内容は厚生労働省によって決められています。
身体面の発達・健康状態
- 身長・体重
- 頭囲・胸囲
- 大泉門(頭頂部にある頭蓋骨のつなぎ目)の塞がり
- 胸とお腹の聴診・触診
精神面の発達
- 言葉がどれくらい理解できているか
- 手指はどのくらい発達しているか
上記のチェックなどがあります!
ほかに歯磨き指導や栄養指導などが追加されることもあります。
具体的な発達チェック内容
あらかじめ配布された用紙に普段の様子、
食事やおやつの内容、遊び、歯磨きの様子などの、
1日の生活リズムを記入しておき、
当日はこの用紙をもとに簡単な面談が行われます。
内容は誇張したりウソをついたりはせずに、
子供のありのままの様子を記入しましょう。
- 1枚の紙に描いてある6種類くらいのイラストを見せて、
「ワンワンはどれ?」「ブーブーはどれ?」と聞いて指さしをさせる。
- 小さな積み木を何個か積ませる
- 絵本のページめくりをさせる
- ほかの人のマネをするか見る
- 問診
こういった内容を知ってから、私はドキドキしてます…。
なぜならひーたんはまだあまり単語が出ておらず、
指さしも赤ちゃんの頃からまったくしなかったからです。
チェックが不安と感じているママやパパも多く、
発達の遅れを指摘されるとショックを受ける人もいます。
しかし赤ちゃんはこれからもぐんぐん成長していきます!
今後のアドバイスをしっかりと受けるようにしましょう。
言葉や積み木をチェックする意味
- 積み木やページめくり
-
主に指先の発達をチェックします。
積み木を何個か積ませてみたり、絵本のページをめくらせます。 - 指さし
-
相手の話す言葉がどれくらい理解できているかチェックします。
簡単なイラストを見せながら
「ワンワンはどれ?」など聞いて指さしをさせたり、
話しかけられている人に対して、
コミュニケーションをとろうとしているかなどをチェックします。 - 言葉
-
「まま」「まんま」「ぱぱ」「わんわん」「ぶーぶー」
など意味のある言葉がいくつ話せるかを確認します。たくさんではなくても2~3個ほどはなせたらよいとされています。
もし言葉が話せなくても、パパやママの話す言葉がわかれば、
様子をみましょうといわれることが多くなります。
1歳半健診に行く時の心構え
まずは問診票に、普段から気になっていることも記入しておくようにしましょう。
事前に問診票が配布されているのであれば、
問診票に普段の様子について記入しておき、
育児の悩みや気になることなどもしっかりと記入しておきます。
内容を誇張したり嘘を書いたりはせずに、
こどものありのままの様子を記入するようにしましょう!
また当日に質問したい内容を忘れないように、
問診票のメモ欄に普段から気になっている育児のことや、
発育について記入しておくと聞き忘れることがなくて安心ですよ♪
もし健診でひっかかったら…
子供がもしうまく指さしできなかったり、
言葉がでてこなかったとしても、
慣れない場所での雰囲気に緊張してしまったということもあります。
保健師さんもわかっているので安心してくださいね。
その場で無責任なことも言えないので、
「要観察」とされて健診にひっかかったとショックを受ける方も多いですが、
2~3ヶ月後に次回の健診や電話などでフォローも入るので、
その時に問題がなければ大丈夫!
もししばらく様子を見てもなんだか不安に感じるのであれば、
改めて保健センターやかかりつけの小児科の先生に相談してみてくださいね。
1歳半健診で育児の不安を解消しよう
健診のことを考えると、あれができないこれができないと、
なんだか必要以上に不安を感じることもありますが、
初めてであれば心配になるのは自然なことです。
この時期の子供の成長には個人差があるので、
他の子と比べたりせずにゆったりと構えて、
健診に向かうようにしましょう!
1歳半健診は日頃の育児の悩みや不安を解消する機会でもあるので、
わからないことはどんどん質問してくださいね♪
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