働く妊婦さんへ|辛いつわりを乗り切るテクニック

  • URLをコピーしました!

妊婦のときに、一番辛かったともいわれる「悪阻(つわり)」
私はさほどなかったのですが、同僚の妊婦さんはとても辛そうで、
ご飯を一緒に食べられないことはもちろん、
仕事ができずに、出勤してすぐ早退することもありました。

「つわりで辛い時期でも、きちんと働きたい!」と思いながらも、
気持ち悪くて思うように仕事ができなかったり、
いつまでこの状態が続くのか、不安になったり
しますよね。

そんな妊婦さんたちへ向けて、今回は働きながらできる、
効果的な「つわりを乗り切るテクニック」をお伝えします!

目次

辛い「つわり」はなぜ起こる?

つわりの原因は、実ははっきりとはされていません。
現在では、受精卵が着床することででてくる、
「※HCGホルモン」が急激に分泌されることによる影響で、
つわりが起こると言われています。

  • HCGホルモン…
    妊娠した女性のみが作り出すホルモン。
    妊娠が成功して胎盤ができた証拠で、妊娠検査薬の判定にも。

そのため、治療法というものがありませんが、
生活の中でちょっとした工夫をすることで軽減できることもあります。

いつからいつまで続く?

つわりの辛さを知っていると、「安定期まで続くのか…」と思ったりしますよね。
つわりは急に始まり、おさまるタイミングも人それぞれと、
個人差がとても大きいものです。

早い人で4~5週から始まり、12週くらいまで症状が続きます。
辛さのピークは8~9週ごろと言われており、
安定期になる16週くらいまでには、徐々に良くなる人が多いとされています。

つわりは症状も個人差がある

ひとことで「つわり」と言っても、症状もそれぞれです。

  1. 食べづわり …口の中が空っぽになった途端に気持ち悪くなる。
  2. 吐きづわり …食べても常に吐いてしまう。
  3. 匂いづわり …普段は良い匂いと思っていたものが、苦手になってしまう。
  4. 眠りづわり …睡眠をとっても睡魔に襲われ物事が手につかず、集中力も低下。

他にも頭痛を感じたり、よだれが出る人もいます。
そのため、対策方法もひとそれぞれになります。

それぞれのつわりに合わせた対策方法

つわりと言っても、症状や内容も個人差があります。
ここでは多くの方に現れるつわりの症状に合わせて、対策方法をご紹介します!

朝一番の吐き気対策

朝一番は空腹によって、つわりの症状がでがちです。

自分に合ったレシピを見つける

寝起きの空腹は気持ち悪いけれど、食べると吐いてしまう…。
そんな方は、食べれるレシピを見つけてみましょう。
ショウガやお酢を使ったり、三つ葉やレモンを使ったりなど、
さっぱりとしたものがおすすめですよ。

枕元にお菓子を常備する

寝起きに吐き気と頭痛が辛い、という方は、
枕元にお菓子を常備しておくのがおすすめです!
気持ち悪くなったりしても、起きてすぐに食べることができます。
酸っぱかったり、レモン味のお菓子や、
空腹を満たすことができるチョコなど、好きなお菓子で対策しましょう。

食べられないときは…

どうしても朝に食べられない、という方は、炭酸水がおすすめです。
炭酸でお腹が少し膨れますし、すっきりとした気分になれます。

また、起きて白湯を飲んだり、シャワーを浴びて気分を変えるのも◎
少し落ち着くまでゆっくりしましょう。

密室での臭いづわり対策

通勤でバスや電車などを使う方は、臭いづわりを対策しましょう。

マスクとアロマスプレーを使う

人が多く、様々な臭いもするバスや電車は、
マスクとマスク用のアロマスプレーを使いましょう!
自分がすっきりとできる匂いのアロマスプレーをマスクにすれば、
周りの臭いを気にすることなく、リラックスできますよ♪

それでもきつい方は、マスクをしながら鼻栓なんて手もあります。

休憩したり出勤時間をずらす

座れないときは、出勤時間をずらして
人が少ない時間帯のバスや電車を選びましょう。
また、気持ち悪くなったら、途中の駅で休むのも◎
その際は、会社に事前に相談しておきましょう。

空腹の食べづわり対策

お腹が減ると気持ち悪くなるときは、こまめに補給を。

一口食べれるお菓子を準備

空腹になると気持ち悪くなるときは、さっと食べれるお菓子を準備しましょう。
酸っぱいグミや、小さいドーナツ、飴など、
どこでも食べれて、ポケットに少しの量が入るものがおすすめです!

トイレに行くときにパクりと食べたり、
飲み物を胃に入れて、空腹にならないようにしましょう。

吐き気を抑えるツボを押す

ツボを押すのには個人差がありますが、ツボを知っておくのも◎
手のひら側の手首のしわ中央から、手首側に指3本分のツボが、
吐き気を抑えるツボです。

眠気が辛い眠りづわり対策

眠りづわりは誤解されないように、早めのカミングアウトも大切です。

すっきり覚醒できるアイテムを使う

鼻の下にメンソールのリップクリームを塗ったり、
レモン味の炭酸を飲んだり、ガムを噛んだりなど、
すっきりと目が覚めるアイテムを取り入れるのがおすすめ!
自分に合っていて、一番すっきり覚醒できるものを見つけましょう。

仮眠や気分転換をする

眠気が辛いときは、少し仕事から離れて、
外に出て風邪を浴びたり、場所を変えたりして気分転換しましょう。
また、10分ほど仮眠を取ることも効果的なので、
休憩時間にしっかりと休んだり、相談して休ませてもらいましょう。

おうちでのつわり対策

帰宅後は集中力が切れて、つわり症状が強くなりがちです。

夫にサポートをお願いする

「家事をしなきゃ」と思いながらも、なかなかできないものです。
ご飯だけ炊いて、おかずは夫に買ってきてもらったりなど、
つわりで辛いことを夫に打ち明けて、
炊事・掃除など、家事全般をお願いしましょう。

妊娠から出産しての子育ては、ふたりでするものです。
辛いことや大変なことは隠さずに、きちんと話すことが大切です。

便利なものを活用する

宅配のミールキットを活用して、調理の時間を短くしたり、
お掃除代行サービスに、掃除を頼むのも◎
辛いときは、無理せずに行おうとせずに、
便利なものを活用しながら、しっかり休むようにしましょう。

つわりは体からの「休め」の指令

つわりが辛くても、仕事に行かなきゃと思う方が多いかと思いますが、
一番はお腹の赤ちゃんと、ママの体調です。
辛いと思ったときは無理せずに、きちんと休養したり、
遠慮せずに病院を受診したりするようにしましょう。

辛いつわりを乗り越えて、マタニティの期間を楽しんでくださいね♪

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次