知らなかった!!『絶対音感』が身につくトレーニング基礎編

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皆さん、絶対音感のイメージってどんなものがありますか?
なんだか芸術的、天才的なイメージがありますよね。
ちなみに私は生まれつき備わったものだと思っていました(笑)

知らなかったのですが、この『絶対音感』はトレーニングで習得できるんだとか。

以前、主人と『絶対音感』があるって羨ましいよね~ きっと視野が広がるんだろうね。
こんな会話をした記憶があります。
私も主人も音楽はいまひとつでしたので、絶対音感ときくとまさに羨望でした。

とはいえ、子供たちの将来はまだわかりませんが、
この『絶対音感』をトレーニングで習得させるには
実は期限があるということを知りました。

仮に音楽関係の道に進みたいとするならば
『絶対音感』がある方が良いでしょうし、
こどもの可能性や選択肢の幅の土台は出来れば親の私たちが作ってあげたい。

そう感じ、私なりにこの『絶対音感』について調べてみました。
まずは基本的なことからご紹介いたします。

目次

『絶対音感』と『相対音感』基礎知識

『絶対音感』と『相対音感』
この二つの違いって分かりますか?

先天的に備わったものと、努力して習得したもの。
そんなものだろうと私は思っていましたが・・・

『絶対音感』
 基準音なしに音が分かる能力
 ある音を単独に聞いたときに、その音の高さを記憶に基づいて絶対的に認識 する能力

『相対音感』
 基準音をもとに音を判断する能力
 基準となる音との相対的な音程によって音の高さを識別する能力

なんだか難しいですね・・・。

いずれにしても、音の高さや音階を判断する能力。
どちらかだけ習得できればいいんじゃないか?
いいえ、どちらか一方だけあればいいとは限らないようです。

絶対音感と相対音感は全く別ものです。
どちらか一方だけあればいいというものではありません。
両方を身につけ、必要に応じてそれぞれの音感を使えるのがベストだそうです。

例えば、絶対音感ならば「ラの音を出してください」と言われて
ヒントをなしに正確に出せるのに対して、
相対音感は、音高の違う二つの音を鳴らしたとき、
「一つはドの音です。もうひとつはなんでしょうか?」と聞かれたときに
基準になる音(ここでいうとドの音)と何度離れているかが理解できる能力を指します。

なので、実際にはレとファの音を出しているのに
「ひとつはドの音です、もうひとつはなんですか?」
と言われれば信じてしまい(つまりヒントの音がレだとわからない)、
「答えはミです」と答えてしまう。
※ドとミの音とレとファの音が1度と3度の関係に
あることから。

確かに、この状況からすると双方の能力が必要ですよね。

相対音感は大人になってからでも習得ができるようなので、
もしも本当に音楽関係の道に進みたいと本人が希望するならば
そこから相対音感を習得するトレーニングを始めてもいいかもしれません。

でも絶対音感の場合はどうでしょうか?

そもそも『絶対音感』はトレーニングで身につくもの?

相対音感は大人になってからでもトレーニングをすれば習得が可能だとか。
『絶対音感』もトレーニングをすれば身につけることが出来る能力だといわれています。

ただし、6歳半未満であることがまず一つの条件だとか。
この年齢を超えると、トレーニングを実施しても効果が出ません。
というのも、絶対音感は発育段階の聴覚にしか取得が出来ないためと言われています。
聴覚が完成する6歳前後くらいまでにトレーニングを始める必要があります。

また、まだ相対音感を身につけていないことがもう一つの条件です。
相対音感を身につけていると、あとから絶対音感を身につけることができません。

ですので、『絶対音感』トレーニングを実施するうえで、特に年齢の条件の壁と、
相対音感をまだ習得していない。ここが重要ですね。

でも6歳半までって結構短いですね。
今回、たまたま絶対音感トレーニングに出会うことが出来たけれど、
もっと後に知っていたら遅かったかもしれない・・・
やはり子供のうちに吸収できる能力ってすごいですね。

いったいどんなメリットがあるの?? 実は意外な〇〇が!

こどもに『絶対音感』を習得させたい!
そう考えているママさんも少なくないと思います。
(私もその一人ですが・・・)

でも具体的に、どんなメリットがあるのでしょうか?
単に何となく『絶対音感』があればかっこいいから?(笑)

いいえ違います。
音楽的活動に必要である、という以外にもメリットがありました!

絶対音感トレーニングを行うことで、音に関する感覚だけでなく、
記憶力の向上、IQと心の豊かな感性の向上、集中力・想像力のUP、
脳の機能をまんべんなく刺激するため広い分野での才能開花に繋がります。

書籍「アインシュタインファクター」には、初見で楽譜を読む訓練や絶対音感が
つく訓練により、IQが永続的に10ポイント上げられるといわれています。
また、この絶対音感には単語の理解力や数学の能力に使う脳の発達に良い影響を
及ぼすことは間違いありません。

将来、音楽関係の道に進んでも そうでなくても、こどもの脳の発達に
良いことはわかりますね。

楽譜がすらすら読めたり、自分の気分で作曲をしてみたり
音感の全くない私からすると何とも神々しい能力だと思います。
音で自分の気持ちを表現するって素敵なことですよね。

まとめ

ひょんなことから、絶対音感トレーニングの話を聞き調べてみましたが、
なんとも奥深いというか改めて自分の無知さを恥じました(笑)

こどもの可能性って本人の能力もありますけど、親の土台作りも大切なんだと実感しました。
知らないって恐ろしいことですよね。

絶対音感トレーニングを行うこと自体に子供の脳の発達や記憶力、表現力、
脳の発達に繋がるなんて素晴らしいことです。
もちろん過剰な期待は禁物ですが、多方面でのプラスな影響はありがたいもの。

お稽古、習い事はこどもの判断に任せたいと思っていた私ですが、
これは是非やらせたいと感じました。

いつの日か、絶対音感が欲しいと我が子が言ったときには
年齢の壁があるので手遅れになってしまうかもしれませんもんね。
(我が子はそんなこと言うかしら?)

年齢の条件と相対音感がないこと。
今なら うちの子も出来る!
是非、トレーニング実施させてみたいと思います。

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