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モンテッソーリ教育を皆さんご存じですか?
これは、イタリアの教育者マリア・モンテッソーリが子供の観察から確立した教育法です。
世界中で支持され、教育課程の中でも多大な影響を与えた教育法として有名です。

幼児教育で広く取り入れられる、この『モンテッソーリ教育』。
噂によると、こどもの自立性や発達段階の合わせた教育など、そのメリットは高く
幼稚園・保育園でこの教育指導を取り入れている。そんな園もあるほどだそう。

この『モンテッソーリ教育』って子どもにとってどんな影響があるのでしょう?
そもそもどんな内容なのかデメリットはないのか?なども、まとめて調べてみました。

ちなみに、将棋界で有名な藤井棋士や、マイクロソフトの創設者のビルゲイツなどが、
このモンテッソーリ教育を受けた
として注目されていますよ!!

目次

モンテッソーリ教育の全容とその特徴は?

モンテッソーリ教育は、「子供には自分で自分を教育する、育てる力がある」という、
「自己教育力」の考えを根底に作られた教育法です。

(何だか難しい・・・)
例えば、こどもは教えなくても自分で歩こうとしたり、積極的に発達・成長していこうとします。
こういった自発的な力を発揮できる環境で子どもはどんどん成長していきます。
モンテッソーリ教育法では、自己教育力に基づき成長を促していくので、
能動的な行動や積極性が身に付くと言われています。

基本的な考え方は、こども自身が持つ「自己教育力」と、
その力を存分に発揮することが出来る「環境」、
そしてこの環境に関わるための方法を知ることが必要とされています。

こどもの自発的な動きや興味、発達段階によって環境を整え、
この環境とこどもを結ぶことでこどもの成長・発達を促します。

いけないとは思いつつも、ついこどもの先を越してしまう事ってありませんか?
親の方が子供の疑問をこども自身が自己解決する前に待ちきれずに、
「ついつい答えを出してしまう」
私は、「待てない親」で自分都合で子どもを誘導してしまったり、
前述のとおり、待ちきれず答えに誘導したり、答えを出してしまったり・・・。
子どもの自発的行動や興味・達成感を奪う行動をごく自然にしてしまうことが
あるので、この『モンテッソーリ教育』には非常に興味を持ちます。

子どもたちが通う園では、この教育法を残念ながら取り入れてはないですが、
私自身がこの教育法と効果を理解することで、子どもたちの自立性を養うことに繋がるのでは?
そう思い、効果や利点を調べてみたら更に興味は沸きます。

もしも、私と同じような経験があるママさん、次の事項からは特に必見ですよ!!

モンテッソーリ教育が幼児に与える効果は?

モンテッソーリ教育は欧米を中心に世界各国で取り入れられています。
ちなみに日本では就学前の幼児教育で多く活用されており、全国的に見ても
カトリック系の幼稚園や保育園でモンテッソーリ教育を散り入れているケースが多いようです。

さて、このモンテッソーリ教育方が幼児教育において広く取り入れられるのはわかりましたが、
具体的にどういった効果が期待できるのか?ここが一番気になりますよね。

具体的な教育法特徴が、
①自由に個別活動②子供の中の自発性を重んじる③縦割りクラス
この3つの構成から成り立ち、またこの教育法式が特徴的で5つの分野に分けられます。

モンテッソーリ教育方式①日常生活での体験

日常生活上での様々な体験を通して、自分の生活を依存から自立へ成長させ、
さらには精神的にも自立する心を育てます。

環境を整えてあげることが基本とされ使用する用具は、
・子どもに最適なサイズであること、
・本物であること(アイロンがけを体験するならおもちゃでなく本物。

 やけどしないように自分で工夫する)
・色や形が美しい(子どもが思わず手を出したくなる)
・清潔であること(子どもが汚れに気づく)


この日常生活の練習の目的は、身体運動の獲得です。何かと大人の真似をしたがる子どもですが、
特に1歳から2歳の子どもは運動の敏感期と言われ、手指のコントロールを身につけていきます。
子どもは自分の身体を思う通りにコントロールできるようになることで、
自分のことは自分でするようになり、自身と自立心が育ちます。

モンテッソーリ教育方式②感覚教育

そもそも人間は様々な情報を感覚で収集しますが、
この感覚を意識して研ぎ澄まし洗練していくことで、
外の世界の様々な情報をしっかりと吸収することが出来るようになります。
モンテッソーリ教育方式では3歳以上の幼児を「感覚の敏感期」と呼び、
3歳になると多くの感覚器官が発達し、外部からの感覚刺激に敏感になります。

感覚教育により、「モノを観察する能力」「モノを考える方法」を身につけることで、
言語・算数・文化教育の知的教育分野の基礎となります。

モンテッソーリ教育方式③言語

モンテッソーリ教育方式では言語教育も重要な分野と考えられています。
子どもは初めから言葉を話すわけではありません、自分の「言語の敏感期」に合わせて
周りの言語や環境により母国語を覚えていきます。言葉の量や質は環境に左右されやすく
発達段階に合わせて語彙を豊かにしていきます。

モンテッソーリ教育方式④算数

算数教育は主に算数教具を使用して進めます。
数の感覚から抽象、中小から具体へ導くように促します。
教具を利用することで、ただ単に数を教えるだけでなく具体的なものとして
扱えるようになります。

モンテッソーリ教育方式⑤文化

理科や社会に相当する内容で、歴史や地理地学、社会動植物といったもの。
美術や音楽など、知識ではなく身近なものとして体験し感じることで、
文化として獲得していきます。子供の知りたい欲求や興味のあるものを大事にしておくのです。

具体的なモンテッソーリ教育方式の5大教育指針を持ち出しましたが、環境を整えて、
こどもが自分で行動する・考えるように促す教育なのがよくわかりますよね。
私なんかはよく、「危ないからダメ!」とかアイロンがけなんて制止してしまいます(-_-;)
でもこれも、こどもの『やりたい!』興味心を私が捥いでしまい、
せっかく生まれた興味や探求心をごっそり刈り取ってしまっていたんですね・・・。

確かにモンテッソーリ教育方式からいけば、環境を整えて見守ってあげる方が
本人の成長にとって絶対そっちの方がいいと頷けます。
母は安全のためと言い訳を縦に「面倒くさいという本心」を
隠しているだけなのが発覚してしまいました・・・(;^ω^)
自分の教育を見直すいい機会です・・・ね。

メリットやデメリットを分析してみよう!

モンテッソーリ教育方式の内容や効果を理解した私です。
参考にした教育をしようと頑張りたいところですが、恥ずかしながら「待てない親」なので、
こうしたら、こうなる!のように、明確な理由があると
私自身も『見守る』ことが出来るんじゃないかな?なんて思います。

この教育方針のメリット・デメリットを最後にまとめてみましょう♪
ただしあくまで、モンテッソーリ教育方式の幼稚園・保育園に通わせているわけではないので、
家庭教育の中でのメリットはどこか?という観点でまとめています。

モンテッソーリ教育方式 メリット

  • 自分のやりたいことを思う存分に出来ることで情緒が安定する。
  • 集中力のある子供に育つ。
  • 自分から進んで挑戦する意欲と好奇心が育ちます。
  • 自分から「学ぶ」ことを楽しめるようになります。
  • 自分の考えや意見を主張できる。
  • 物事を途中で投げ出さない責任感と忍耐力が身に着きます。

良いことばっかり!!と思えますが、このメリットは確かにメリットですが
本人が良しとして行動した結果が後からついてきたように感じるものですよね。
すごい。この結果を頭に叩き込んで私も何とか変われないかしら・・・。

一応デメリットも!

モンテッソーリ教育方式 デメリット

正直、こんなに理想的な結果に恵まれるのならデメリットなんてないんじゃないの?
と思いますがあえてなところでデメリットがあります。
もちろん、モンテッソーリ教育方式の幼稚園。保育園い通われているのなら、園の指導方針の
格差や指導力の違いなんかが挙げられると思います。
その他でいうと、モンテッソーリ教育方式は個人の性質や個性を尊重する自由な教育方針なので、
1人で黙々と一つのことに集中する力が身につく半面、人に合わせる・足並みをそろえる、
といった意識が低くなりがちに・・・。集団行動や協調性に欠けると言った傾向が挙げられます。

・・・なるほど。
みなさんはどんな風に感じましたか??
このデメリットは日本の学校教育の象徴のようにも感じますが、
結局は集団行動が苦手だろうが協調性がなかろうが、他人にどう思われようとも
本人がどう感じてるか」を基準でいいんじゃないかと思えてきました。
子どもの教育って悩みがつきませんけど、本人を尊重する教育の魅力さは、
この記事を読んで少なからず共感していただけたのではないでしょうか?

これを機に私も教育方針や自分の行動を見直していかなければと大反省です💦

皆さまのご参考になれば幸いです。

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