主人が大豆たくさん食べた方が赤ちゃんにいいらしいよ!
そんなことを突然言いました(笑)
どうやらネットニュースで見かけたらしく、
妊婦さんの大豆の摂取量でお腹の赤ちゃんの、情緒安定や交友関係にいい影響を与える、
と発表されたそうですよ!!
でも妊娠中は大豆イソフラボンの過剰摂取に注意が必要なんてことを
過去に妊婦雑誌で見かけたような・・・?
しかも、大豆ってアレルギー指定品目ではなかったかしら(;^_^A
本当のところはどうなんでしょう!?
詳しく調べてみました!!
妊婦さんの大豆摂取量で子は社交的になる!?
旦那さんが『大豆をたくさん食べるんだ!』なんて勧めてきます(笑)
ネットニュースで見かけた、妊婦さんの大豆の摂取量で子の情緒が安定する・社交的になる!!
そんな記事を見かけた旦那さんは、大豆を勧めてきました。
当のわたしは、妊娠後期のトラブルである胃痛や胃の圧迫感であまりご飯を食べれないので、
「じゃあ、豆乳でもいいのかな?」なんて聞くと・・・。
「それは知らん。自分で調べて?」( ゚Д゚)え?
でも、これが本当なら赤ちゃんにとってはいいこと♪
まずは、この情報の真相?を調べてみることにしました。
☞愛媛大学の教授らが発表した研究によると、
1199組の妊婦さんと5歳成長時の追跡調査で、
妊娠中の大豆摂取が多いほど幼児の情緒安定や交友関係に好影響を与えていると発表した。
この研究論文は今年(2021年)の4月にイギリスの学術誌で発表されたばかり・・・。
統計処理に基づいた研究結果では、総大豆量と大豆イソフラボン量の摂取が多い妊婦ほど、
子供が5歳になったときに、「落ち着きがない」などの問題が見られず、社交性もあると答えた。
大豆摂取量が最も少ないグループの299人のうち60人が「問題がある」と答え、
最も多く摂取したグループでは300人中37人にとどまった。
これまで、大豆摂取のうち子供の発達の影響については、議論が分かれていたが
妊娠中の大豆摂取が幼児の多動問題に予防的であることが示せたと言う。
これまで、大豆摂取量での子供の発達に影響がある、に関しては恐らく大豆イソフラボンの
摂取量についてでしょうね。私も、妊婦さん向けの雑誌で、大豆イソフラボンの過剰摂取はNGと
そんな紹介文を見たことがあります。実際、この研究を発表した愛媛大の教授も、
「過度な摂取を呼びかけるものではない」と発言しています。
妊婦さんが大豆を食べることで良い影響があると分かりましたが、
目安摂取量なんかどうなんでしょう?
1日にどれくらいまでなら食べてOKですよ!なんて目安があればわかりやすいですよね。
大豆イソフラボンの過剰摂取に注意が必要な理由は?
大豆製品の中でも、手軽な豆乳は大豆イソフラボンが豊富に含まれています。
また、たんぱく質やマグネシウム、ビタミンなど妊婦さんに必要な栄養素も含み、牛乳に比べて
低カロリーなこともあり、妊娠中のおすすめな飲料です。ただ、この大豆イソフラボンの過剰な
摂取には気をつけないといけないと言われています。
妊娠中は胎児の成長や母体サポートのため、エストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンが
重要な役割を果たしています。大豆イソフラボンを過剰に摂取し続けると、
ホルモンバランスが乱れ胎児の発育に影響を及ばす可能性があると言われています。
また、妊娠にかかわらず大豆イソフラボンの過剰摂取は
乳がんの発症や再発リスクを高める可能性が
あることも指摘されているため、摂りすぎには注意が必要です。
大豆イソフラボンの適正な摂取量はどのくらい?
妊婦さんにとって大豆イソフラボンが赤ちゃんの発育にもいい影響を与える一方で、
摂りすぎると母体に影響を及ぼす可能性が指摘されています。
つまり注意したいことは、適正な摂取量を守ることですよね。
厚生労働省・食品安全委員会は、大豆イソフラボンの1日の目安量の上限値を70~75㎎、
※これは妊娠中も同様です。
70㎎って・・・・わからん!
手軽な豆乳で紹介しますと、コップ約2杯分(約400g)で1日の上限摂取量に達してしまいす。
ただ日本食には大豆製品が多く、お豆腐や納豆お味噌などにも、もちろん大豆イソフラボンが
含まれますので、1日に豆乳をコップ2杯飲んでさらに、納豆ご飯とお豆腐のお味噌汁を飲んだら
上限値を一気にアウトしてしまいます。(意外に少なく感じますよね💦)
もし、豆乳を摂り入れるならほかの大豆製品との兼ね合いに注意しましょう。
【目安】食品別の大豆イソフラボンの含有量
◆無調整豆乳(200ml)/約58㎎
※ただし、味の調整された調整豆乳やメーカーにより含有量は多少変わるで注意!
◆木綿豆腐(150g)/約42㎎
◆絹ごし豆腐(150g)/約38㎎
◆納豆(45g)/約36㎎
◆お味噌(20g)/約6㎎
◆醤油(10g)/約0.09㎎
お醤油も大豆製品でしたね(;^_^A
結構、身近な食品に大豆イソフラボンが多く含まれていることが分かりますね。
大豆アレルギーの心配はないの?【アレルギー指定品目】
一日にどのくらいの大豆イソフラボンを摂取すればいいか目安は参考になりましたか?
あともう一つ気になるのが、母体が積極的に大豆製品を摂取することで、可能性として
赤ちゃんにアレルギーの影響が出たりはしないのでしょうか?
大豆ってアレルギー品目に確か指定されていたはず・・・。
アレルギー品目に指定される大豆ですが、妊娠中にママが大豆を摂取すると、
赤ちゃんが大豆アレルギーになる、という根拠は実はないと言われています。
ママ自身が大豆アレルギーでなければ、特に問題はありません。(ほっ)
【結論】まとめ
大豆製品(大豆イソフラボン)がお腹の赤ちゃんに好影響があると発表されたばかり。
私は今にもコンビニに走って、今まであまり摂取しなかった分も含めて
大豆をしっかり取りたいところですが、大豆イソフラボンの過剰摂取は禁物です。
あくまで私個人のイメージですが、例えば食物繊維や鉄分や葉酸、
妊婦さんに良しとされる栄養素に比べると大豆イソフラボンは手軽にしかも、
少量で必要量を摂取できるのは魅力だと思います。
中でも、豆乳は大豆イソフラボンだけでなく、栄養バランスのいい飲み物なので、
あまり食欲のない方でも摂取しやすくていいと思います。
適正量は守りながら、上手く大豆製品とも付き合っていきたいですよね。
最近では豆乳で作ったヨーグルトなんかも出ていますよね。乳酸菌と大豆イソフラボンを
同時に摂取できるのは、妊婦さんには是非おすすめしたいですよね。
豆乳が苦手な方にもおすすめです。
1個当たり(110g)で含有大豆イソフラボンは12㎎でしたよ!
今回は、妊婦さんにもお腹の赤ちゃんにもおすすめな大豆イソフラボンと、
適正な摂取量についてご紹介しました。
参考になれば幸いです。
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