妊娠中はお腹が大きくて仰向けやうつ伏せに寝れなくて大変ですよね。
眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなったりと、
睡眠のトラブルも多く起こります。
特に妊娠中期から後期にかけてお腹が大きくなるにつれて、
寝苦しく寝付けない日が増えてきます。
そんなときにおすすめなのが「シムスの体位」です!
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな「シムスの体位」について、
どんな寝方なのかや楽になるのはどんな姿勢なのかをご紹介します!
妊娠中は寝つきが悪くなる
もともと寝つきの悪い私でしたが、
妊娠中は更に寝つきが悪くなり、寝苦しい日が増えたのを覚えています。
- ホルモンバランスの変化で自律神経などが不安定
- 妊娠・出産に対する不安
- 寝返りをうちにくい
- お腹に圧迫される
上記のように妊娠初期からのホルモンバランスの変化や、
大きくなったお腹が眠りの妨げとなっていることが原因としてあげられます。
うつ伏せは赤ちゃんが潰れてしまうのでできませんし、
逆の仰向けはお腹が大きいと圧迫されて苦しく感じてしまいます。
こういった状態は寝方を少し工夫するだけでも、
実はすぐに改善することができますよ!
おすすめの寝方「シムスの体位」とは!
妊娠中期から後期にかけて、
お腹が大きくなってきた妊婦さんにおすすめの寝方が「シムスの体位」です!
シムスの体位はアメリカの産婦人科医が提唱した姿勢なのですが、
体の左側を下にして、横向きに寝ます。
このリラックスできる姿勢をとることで、血液の循環もよくなり、
妊婦さんの体にも応用されるようになりました。
私も寝苦しいなと感じた頃にこのシムスの体位を知り、
試しにやってみたところ、とても快適に感じたことを覚えています。
シムスの体位はすぐにできる体位ですし、
寝やすくなったと感じることができるのでおすすめですよ♪
妊婦は仰向けに寝てはいけないの?
お腹が大きくなってくると、横向きになっている方が重みを感じにくくなります。
胎児の背中がある方を下にすると楽に感じやすいので、
自分が楽と感じる方向を向いて寝るようにしましょう。
特に、妊娠後期になると仰向けは良くない、
なんてことを聞いたことがある方もいるかもしれません。
しかし自分が苦しいと感じなければ、妊娠後期に仰向けに寝ても大丈夫ですよ!
私も周りと比べるとあまり後期になってもお腹が大きくなかったのですが、
出産する1日前まで仰向けで寝ていて、母親に驚かれました笑
しかし仰向けで寝ると低血圧を起こすこともあるため、
仰向けで寝ていてを動悸を感じたり、息苦しさで熟睡できないのであれば、
横向きになるなど姿勢を変えてみるようにしてくださいね。
妊娠中は自分が楽だと感じる寝方をするのが一番ですが、
仰向けで寝ていて寝起きにお腹が張っている場合には、
子宮が内臓を圧迫している可能性があります。
そんなときには無理せずにシムスの体位をとるようにしましょう。
シムスの体位の取り方
シムスの体位をとるときは、左側を下にして横になり、
以下の姿勢を心がけましょう。
- 下にある左足はまっすぐ伸ばす
- 右足は足のつけ根から曲げて、膝も曲げた状態にし、
- 曲げたひざはベットの上に置く
- お腹に負担がかからない程度に、少し売うつ伏せ気味に体をかぶせる
上記がシムスの体位の基本姿勢になります。
体の下にくる左腕を背中側に回す体制をとることもあります。
何もない状態でこの状態をする場合に、
少し体制が取りづらく、逆に寝にくい場合もあります。
そんなときには布団や枕、クッションなどを使って調整すると、
体制が安定しやすくなり、寝やすくなりますよ♪
掛け布団を下に敷いてみるのもおすすめです。
ここからはシムスの体位におすすめの抱き枕をご紹介しますので、
ぜひ活用して寝苦しい時期も快適に乗り越えてくださいね♪
MOGU ママホールディングピロー
妊娠中から産後まで長くサポートしてくれる、
MOGUのママホールディングピローです!
シムスの体位に適した抱き枕で、
大きいお腹になっても安眠できるように設計されています。
また産後は抱き枕だけでなく、授乳クッションや背あてとしても◎
パウダービーズがストレスを軽減させてくれ、
マタニティだけでなく家族みんなで使うことができますよ♪
Meiz マタニティU型抱き枕
特大のU字型のマタニティ抱き枕は、
包まれているかのような安心感を感じる抱き枕です!
妊娠中の寝苦しさを軽減してくれ、ママの体制もサポートしてくれるので、
シムスの体位だけでなく、足のだるさを軽減したり、
片側を折って授乳クッションとしても使うことができます。
肌触りも良く、ほどよい弾力もあるので、
どんな体制でも体をふんわりと優しく支えてくれますよ♪
サンデシカ 妊婦さんのための抱き枕
シムスの体位になれば、くぼみが妊婦さんの体にフィットする、
くもの形がかわいいマタニティ抱き枕です!
背あてやむくみ対策として使うことができ、
またクッションの端にあるボタンを留めることで、
赤ちゃんのお座りをサポートするクッションにもなります。
カバーは取り外し式で中身も洗濯機で丸洗いできるので、
産後に授乳クッションとしても清潔に使うことができますね♪
妊娠中は自分が楽な寝方や姿勢で睡眠をとろう
妊娠中はたくさんの制限がありますが、
夜になかなか眠れないのは辛いですよね。
ご紹介したシムスの体位は楽な姿勢のひとつですが、
基本的には自分がリラックスして眠れる姿勢が一番いいので、
まずは自分が寝やすい姿勢を探してみましょう。
お腹が大きくなるにつれて自分が楽と感じる姿勢も変わってくるので、
その都度自分にあった寝方を探すことが大切ですよ!
出産が終わればまた自由な姿勢で眠れるようになります。
とはいえ、産後しばらくはうつ伏せで寝るのが怖かったので、
私は1年ほど経ってから自然とうつ伏せにできるようになりました笑
妊娠中は赤ちゃんとひとつの体で寝ていられる貴重な時間なんだ、
と前向きにとらえて、自分らしい寝方でゆったりと睡眠をとってくださいね♪
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