赤ちゃんが泣いたり笑わないとき|「サイレントベビー」とは?

  • URLをコピーしました!

「サイレントベビー」という言葉を聞いたことはありますか?
言葉のとおり、静かな赤ちゃんのことなのですが、
泣かなかったり、笑わなかったりする赤ちゃんのことを指します。

もちろん赤ちゃんにも個性がありますが、
中でも親の無関心で無反応になっている赤ちゃんはサイレントベビーの可能性があります。

サイレントベビーはどんな赤ちゃんもなる可能性があるので、
お世話が楽だと思っていたら実はサイレントベビーだったなんてこともあります。

今回はそんな「サイレントベビー」について、
原因やなってしまったときの対処法などをご紹介します。

目次

「サイレントベビー」とは?

「サイレントベビー」とは、必要なお世話を十分にされていないことで、
無表情であまり泣かなかったり、笑わなかったりする状態の赤ちゃんのことを指します。

サイレントベビーの一例
  • 動くことが少なく、じっとしていることが多い
  • 人の目をあまり見ず、視線を合わせない
  • お腹が空いたり、おむつが濡れていても泣かない
  • あやしても笑ったりなど反応が少ない(喜怒哀楽の表現がない)
  • 周りに誰かいなくても、不安がらない
  • 「サイレントベビー」という言葉は病名ではなく俗称で、
    書籍からとった和製英語とされています。

サイレントベビーのまま赤ちゃんが成長すると、
将来コミュニケーション能力や社会性が低くなったり
心身の発達に影響がでたりする可能性があるといわれています。
しかし、現時点では医学的根拠がないのも事実です。

もちろん一言で、「この赤ちゃんはサイレントベビーだ」と言うことはできません。
赤ちゃんの性格は様々で、ひとりひとり個性が違うのは当たり前だからです。
十分にお世話をしていても、上記の例が見られる場合もありますし、
あまり決めつけて不安になったり、過剰に心配する必要はありませんよ。

あくまでもひとつの考え方

「サイレントベビーになると心身に影響がある」と聞くと、
なんだか少し怖いですし、避けるべき危険なもののような気がします。
しかし、サイレントベビーはあくまでもひとつの考え方です。

あまりサイレントベビーにならないようにと気を張って無理すると、
赤ちゃんにもそれが伝わって、安心することができなくなってしまいます。
自分たちの考え方に合った育児法を見つけて、赤ちゃんにたくさん愛情を注いであげましょう!

サイレントベビーになってしまう原因

サイレントベビーになってしまう主な原因は、長時間の放置とされています。

赤ちゃんが泣いていてもあやさずに放っておいたり、反応しないことが長時間続くと、
赤ちゃんは「泣いても何もしてもらえないんだ」として、
泣くのをやめて、かまってもらうことを諦めてしまいます。

こうなってしまうと、赤ちゃん自体の心に負担がかかり、
あまり泣かなかったり笑わない状態になってしまいます。
特にネグレクト(育児放棄)の状態になると、サイレントベビーになる可能性が高いと言われています。

他に、赤ちゃんにあまり話しかけないこともサイレントベビーの原因のひとつだとされています。
最近だとスマートフォンに夢中で、赤ちゃんを放置していたなんてことありませんか?
また、テレビやビデオばかり見せたりなどコミュニケーションが少ないと、
赤ちゃんがコミュニケーションを取ろうとしなくなり、サイレントベビーになってしまいます。

数時間程度放っておいてもすぐにサイレントベビーになるわけではありません。
あまりサイレントベビーについて気にしすぎて育児ストレスをためるのもよくないので、
サイレントベビーという状態がある、ということを知っておくことが大切です。

サイレントベビーになりやすいのはいつ頃か

サイレントベビーになりやすい時期というのは明確にはありません。

しかし多くは乳児期になるようで、早いときは表情が豊かになってくる3ヶ月ころから、
あまり泣かなかったり笑わなかったりという状態が目立ってきます。
同時に、哺乳力の低下が起こる場合もあるので、よく赤ちゃんのことを観察するようにしましょう。

サイレントベビーになってしまったら!

サイレントベビーへの対処法は、赤ちゃんに愛情を向けるということです。
ひたすら抱っこする「抱っこ療法」や、赤ちゃんにいっぱい話しかけたりなど、
親子でのコミュニケーションを増やすという対処があります。

以前は「抱き癖」という言葉があるように、赤ちゃんの自立を促すために、
赤ちゃんをあまり抱かない、という子育て方法がありました。
しかし今現在は、「抱き癖」なんてことはないと考えられています。

赤ちゃんは何か理由があって泣くのであって、何もなくて泣いているわけではないんです。
今しか抱っこできないと考えて、たくさん甘えさせてあげてくださいね!

赤ちゃんの抱っこの頻度については、夫婦で話し合うことが大切です。
どう育ってほしいかや、自分たちは赤ちゃんに対してどのように愛情を表現したいかなどを考えて、
赤ちゃんの一番の幸せにつながる育児法をみつけてくださいね♪

愛情をいっぱい赤ちゃんに向けよう

生まれた時点からママやパパから赤ちゃんに対する愛情は、
赤ちゃんの発育に重要であると考えられています。

もし「サイレントベビーかも?」と、過剰に不安になったり心配しすぎたりしたときは、
家族や友人に相談したり、お医者さんに伝えてみるのも◎

赤ちゃんの発育についてはあまり心配しすぎないようにし、
愛情を持って日々の赤ちゃんとのコミュニケーションを接してくださいね!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次