小学校の行き帰り暑いよう・・・
こども園はバスで行ってたから、暑い中歩くのしんどい
保育園幼稚園までと小学校の大きな違い。それは、自分の足で行って帰ること。幼児期にバス等で通園していた子の場合は、真夏に自力で行き帰りするのは初めての経験かもしれません。
特に、今年はコロナの影響で夏休みも小学校に行かなければいけない子が多くいます。マスク着用で炎天下の登下校だなんて、熱中症が心配。休校続きで、身体も暑さに慣れていないのに・・・。これは、何か対策を考えなければ!特に、ランドセルだと背中も蒸れそう・・・。
そんな悩みをママ友と話していると、先輩ママから有力アドバイスが!
うちは、ランドセル用汗パッド使ってるで。汗蒸れ防げるし、熱がこもらないから背中が快適よ
今はそんなん便利グッズあるん!私らが小学生のときとは気温もちゃうわなぁ。
そうそう。汗パッドは1個1000円台位かな。後は、首にまく冷たいタオルもええで。
なるほど。さすが先輩ママ!こうなったら、熱中症対策グッズを揃えてこの夏を無事に乗り切りましょう!この記事では、小学生向けの熱中症予防グッズと選び方を紹介します。
熱中症とは
高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かないことにより、体内に熱がたまって起こります。筋肉痛や大量の発汗、さらには吐き気や倦怠感などの症状が現れ、重症になると意識障害などが起こります。
大人に比べて子どもは、体温の調節機能が発達していないため、環境の温度変化に影響されやすく、汗をかく能力が低いです。そのため、熱中症になりやすいそうです。低学年は要注意!
熱中症を防ぐには
環境省・厚生労働省によると、「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントは次のとおり
①暑さを避けましょう
②適宜マスクをはずしましょう
③こまめに水分補給しましょう
④日頃から健康管理をしましょう
⑤暑さに備えた体作りをしましょう
登下校時の①暑さを避ける、③こまめに水分補給のためには、対策グッズがよさそうね。
小学生の登下校時熱中症予防|おすすめグッズ
背中の汗蒸れを防ごう|ランドセル用汗パッドを使おう
ランドセル用汗パッドとは
最近のランドセルは背負いやすさや身体へのフィット感が重視されています。身体へフィットするということは、それだけ背中に密着する、熱がこもるという心配があります。もちろん、昔に比べると、ランドセルの素材は改良され蒸れにくくなっています。でも、汗っかきな小学生。真夏は蒸れてしまいますよね。そこで、活躍するのが、汗取りパッド!
汗取りパッドとは速乾・吸収、通気性にも優れた素材でできており、ランドセルの背中面に装着して使います。例えるなら、高性能なスポーツウェアを着てランドセルを背負っているようなもんです。
ランドセル用汗パッドの選び方
ランドセル汗パッドってどこに売ってるの?どうやって選べばいい?
イオンのランドセル売り場にもあるけど、種類は少なかったわ。うちは楽天で選んだで。選び方は次のとおり
①洗濯可能なものを選ぼう
②取りはずししやすいものを選ぼう
③ランドセルの形状にあったものを選ぼう
①幾ら速乾・吸収といっても、洗濯は必要。2.3日使ったら汗の匂いがついたり、雑菌が繁殖しやすくなるからね。小学生男児の汗の臭いといったらもう・・・。
よう分かるわ。あの独特の臭いな。ゲェッホ。②せやから、取り外せて洗濯しやすいものがええんやね。いちいち肩ベルト外さなあかんやつは面倒やね。
③後は、よっぽど特殊なランドセルやなかったら大丈夫やと思うけど、自分の子のランドセルの形状に合うものを選んだ方がええで。買ったけど、つけられんかったらいややん?ランドセルメーカーの公式サイトから買う方法もあるで。
なるほど!参考になります。
水分を取ろう|大容量水筒を用意しよう
多分、ショーちゃんが今使ってる水筒やったら足りへんで!
せやね。半日授業ですら飲み干してくるから、大容量のが必要やな。
熱中症予防には、のどが渇く前からこまめに水分をとる習慣をつけることが大切です。がぶ飲みするのではなく、少しずつ、回数を多く飲むのがポイント。
ということは、保育園・幼稚園時代の水筒では足りません。また、保育園・幼稚園ではお茶がなくなっても、先生が足してくれていたこともありましたが、小学校ではそんなケアはありません。充分な量の麦茶を持っていく必要があります。重くはなりますが、大容量水筒を持たせましょう。
保育園幼稚園時代は上記のタイプの水筒を使っていましたが、小学生男児には足りませんでした。
作っても作っても足りなくなる麦茶。朝作る時間がない!という場合は、希釈タイプの麦茶が便利です。
首元を冷やそう|クールタオルを用意しよう
脇の下、首、脚の付け根といった場所は、太い血管が近くを通っています。ここを冷やすと体温を効果的に下げることができます。特に水に濡らして首にまくタオルは、かさばらないし手軽にクールダウンできておすすめです。
帰る前に、水で濡らすんやでって伝えてるねん。
服装で予防|速乾インナーを着用しよう
直射日光から守る帽子の着用はもちろん、衣服にも熱中症を予防できるものがあります。着衣が汗で肌にくっつくと、汗の蒸発を妨げ放熱の邪魔になるので、速乾性の高いインナーがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、小学生向けの熱中症予防グッズと選び方を紹介しました。うまく取り入れて、夏を乗り切りましょう!
もちろん、快適グッズだけじゃなく日頃の健康管理、暑さに備えた身体作りも大切です。
ちゃんと、早寝早起きして、好き嫌いせんと食べよな。
分かったー!。ねぇねぇママ!サッカーしに行こうよ。
えー。暑いやん。
暑さに慣らしていかなあかんのやろ。
さっそく、クールタオル使ってみよ。
ぶー。(僕のベビーカー用保冷シートも忘れんといてな)
2020.06.30 追記
6月現在、ランドセル用汗取りパッドは在庫切れになっている商品がいくつかあります。本格的な夏が来る前にぜひ、お早目にご用意ください。なお、「ふわりぃ」のランドセルをお使いの場合は、要注意です。「ふち無し」を選んでくださいね。
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