鬼はー外、福はー内!
おにー!おにー!おに こわーい
2月といえば節分。節分で使ったお面と余った豆。どうしていますか?使い道がないなと処分を考えられている方。ちょっと待って下さい。
今回は、我が家の節分で使用した鬼の面と余った豆の再利用方法についてご紹介します。
鬼の面を再利用|わがまま2歳児の前に鬼 再び登場!?
最近、叱っても叱っても反省しない次男。
歯磨きイヤー。好きなものしか食べない。気に入らないと、おもちゃを投げる。夜なかなか寝ない。
いやーいやーいやー!!!
ダメなことはちゃんと理由を説明する。子どもの気持ちに寄り添う。自ら行動したくなるよう働きかけて待つ。色々対策は取ってはいますが、ママ今日はもう限界!そんな日もありますよね。そんなとき、「怖い存在」に頼りたくなることはありませんか?
最近では、悪いことをすると鬼から電話がかかってくるというアプリもあります。私は考えました。せっかく、節分のために買った鬼の面。もう一度使えないだろうか?
そこで、近所の友人家族に相談、実行することになりました。「わがままばっかり言う子どもの家に、本当に鬼を登場させよう!」と。
次男は知っています。節分当日の鬼はお面を被った「にいに」だと。
では、節分当日とは違う鬼のお面を普段会うことのない「友人のパパ」が被ったら?きっと怖がるのではないか。鬼の言うことをしっかりきくのではないか?
さて、次男の反応はどうだったのでしょうか。
そもそもしつけに鬼を頼っていいの?
鬼を前にした2歳児の反応の前に、そもそも鬼をしつけに使うのはどうなのでしょうか?
変な恐怖心を植え付けない?脅しになっちゃう?あまり多用すると、子どもによくない影響があるのでは?と心配しつつ、つい使ってしまうという方もいるのではないでしょうか。
実際、鬼やお化けを用いたしつけには、幼稚園保育園でも賛否両論があるようです。
正解は分かりません。鬼をしつけに使うことの是非を考えるときに、ふと学生時代に学んだ「児童発達心理学」を思いだしました。鬼は「怖いもの」。でも、その怖いものから守ってくれる絶対的に安心な存在があれば、多様しない限り大丈夫なのではないだろうか。
心理学では、「安全基地」という概念があります。これは、人間の愛着行動に関する概念です。2〜3歳の子供の発達課題は、守られている、愛されているという安心感を持つこと。子供は親との信頼関係によって育まれる「心の安全基地」の存在によって徐々に親から離れて外の世界に出ていきます。そして、戻ってきたときには喜んで迎えられると確信することで自立・成長していけます。世の中には怖いものがあると知ることも必要ではないでしょうか。
つまり極論かもしれませんが、
心の安全基地である、パパやママがそばにいれば、鬼さんにちょっと説教してもらってもいいんじゃない?
そういえば、長男の保育園当時の写真を見ると、号泣で保育士さん(安心できる存在)にしがみついています。2・3当時は鬼を怖がっていましたが、7歳になった今では怖がることもありません。
ずっと、怯えたまま過ごすというわけでもなさそうです。
鬼さん登場。2歳児の反応は?言うことを聞くようになった?
さて、鬼さんの登場で2歳児はどんな反応だったのでしょうか。
ピンポーン!
宅配かな?お客さんかな?喜んで玄関に向かう次男。
鬼だぞー!!
・・・(無言。微妙な顔)
お前か!歯磨きしない子、ウロウロしてご飯ちゃんと食べない子は!
はぁーいっ!
普通に返事しとるやん
歯磨きしないと虫ばい菌だらけの子になっちゃうぞ。ちゃんと食べないとよわーい、よわーい子になっちゃうぞ!いいのか!?
いいよー。
おいっ!ええんか?
じゃぁ。そんな子は鬼さんと一緒に鬼の国にいくか!?
いやーん!
じゃぁ、どうする?
歯ぁ シュッシュしゅる。いたまーしゅしゅる。(ごはん食べる)
尚、このやりとりはソーシャルディスタンスを保ちながら行っています。予想では鬼を見た瞬間に泣く!でしたが見事に外れ。ニヤニヤしてました。でも、鬼に連れてかれる?という不安から、ちゃんとお約束してくれたのでした。脅しになってしまったかな?
それ以後、夜になると玄関に「おにたんくるかなー?」と意識するようになりました。歯磨きは逃げ出しますが、ご飯はちゃんと食べるよう心掛けているみたいです。いつまで続くかな?
そのうち また登場したろか?
めっちゃ楽しんでましたよね。
ひとまず成功です!効果が切れてきたら、ベランダに鬼の面を貼りつけて利用してみようかと考えています。
節分豆の再利用|かりかり甘ーいおやつにしよう
さて、お次は節分の豆の再利用方法です。豆まきをして、年の数だけ食べてもまだ余ってしまいませんか?そのままだと、あんまり美味しくない。でもお砂糖さえあれば、簡単に美味しくリメイクできちゃいます。
【材料】
・節分の豆50g位
・砂糖大さじ3位
・水大さじ1位
作り方
・小鍋かフライパンに砂糖を水を入れて火にかけ、砂糖を溶かす
・溶けた砂糖の泡が小さくなってきたら、豆投入
・砂糖が絡むようにお箸でよくかき混ぜる
・だんだんカサカサしてくるので、くっついている豆をばらすようにぐるぐるかき混ぜる。
・全体が混ざったら火から外す。
最初は飴のようにくっついていても気にしちゃだめ。とにかくかき混ぜるのがコツです。出来上がりは柔らかい!?と感じますが、冷めるとカリカリになります。
うまーい。
元は大豆だし、栄養満点のおやつのできあがりです。
食べたら、歯ぁ磨こうね。
まとめ
いかがでしたか。この記事では節分が終わった後の鬼のお面と豆の再利用方法を紹介しました。鬼を脅しのようにしつけに使うことに罪悪感をもつママも少なくないと思います。
推奨するわけではありません。でも、もうムリ!と爆発しそうな時があれば、たまには鬼に助けてもらってもいいのではないでしょうか。もちろん、心の安全基地を確保した上で。
鬼さんとママどっちが怖い?
むいむいっ(虫)
そうなんかいっ!
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