「胎教」という言葉をご存じでしょうか?
妊娠する前から聞いたことがあるという方も多いと思います。
妊娠しているお腹に絵本を読み聞かせたり、
歌を聞かせたり、なんてイメージが私はありました。
胎教には「教」という文字が入っているため、
なんだかお腹にいるときから教育する、なんて感じがしますが、
胎教は決してお勉強だけが目的ではないんです!
今回はそんな「胎教」について、胎教とは何かにはじめ、
いつから始めるべきかや胎教の方法・効果などをご紹介します♪
「胎教」ってなに?
「胎教」は幅広い捉え方があります。
- 妊娠中からの早期英才教育
- 妊娠中の親子のコミュニケーション
- 胎児に良い影響を与える行動
こうして見てみると、お腹の赤ちゃんに対しての行動、
というのが一般的な考え方になりますが、
妊婦さん自身が、妊娠の時期をどんなふうに過ごすのかや、
どう充実したものにするのかがポイントになります!
胎教の気になる効果とは
赤ちゃんの脳を刺激することで、
好奇心旺盛なこどもになったり、夜泣きが少なくなる、
などの効果を期待して胎教をする方が多いようです。
一方で、胎教には科学的な根拠がない、という意見も多く、
効果に対しては賛否両論あります。
しかし胎教でお腹の赤ちゃんとコミュニケーションをとることで、
妊娠期間にゆったりとした気持ちで過ごすことができたり、
母親としての気持ちを自覚してきたりなど、
産後の育児にも良い影響があるのも事実です。
赤ちゃんに対しての効果を期待しすぎるのではなく、
コミュニケーションを楽しむ目的で胎教を行うことをおすすめします。
いつから胎教を始めたらいいの?
胎教は決して義務などではなく、ルールなどもないので、
自分が「やりたい!」と思ったときに始めるのが一番です!
まずは無理に気負わずに、興味を持った時にはじめてみてくださいね♪
実際に胎教を始める人が多い時期は、大きく二つに分けられます。
- 妊娠初期(妊娠1~4ヶ月ころ)
-
胎教は妊娠初期から始めたほうが良い、という意見があります。
というのも、赤ちゃんの脳は妊娠3ヶ月くらいから記憶ができる、という説があり、
「早ければ早いほどよい」という考えからきているようです。しかし妊娠初期のころはつわりで気持ち悪かったりなど、
体調の変化も強く出やすい時期であるので、
赤ちゃんとのコミュニケーションを積極的にとることが、
少々難しい時期でもあります。体調が悪い中で無理して胎教をする必要はないので、
寝る前など楽な気持ちでできるときに始めるのがおすすめですよ♪ - 妊娠中期(妊娠5~7ヶ月ころ)
-
妊娠中には、赤ちゃんの耳の機能がほぼ完成します。
お腹に声をかけたり、ママやパパが話している声が、
お腹の赤ちゃんにも届くかもしれませんね♪つわりが終わって体調も落ちつき、
さらには胎動を感じる時期でもあるので、
赤ちゃんの反応が楽しい時期でもあります。 -
声に反応して胎動が起こることもありますよ!
胎教をしてみよう!胎教の方法をいくつかご紹介
胎教は妊婦さん自身がリラックスできて、楽しめることが大切です!
友人はお腹に絵本を読み聞かせた、という話を聞いていたので、
私もしてみようと思ったのですが、ちょっと恥ずかしくてできませんでした…。
その代わり、パパとの車のお出かけをたくさん楽しんだのですが、
不思議とひーたんは生まれてからも車が大好きです!
お腹にいたときの車の振動などを覚えているのかも?と思いました♪
具体的にはこれからご紹介する胎教の方法があるので、
ぜひやってみてくださいね♪
音楽を聴く
リラックス効果のある、クラシックやオルゴールなど、
ゆったりとした曲が胎教によいとされています。
ママが楽しみながら赤ちゃんに聞かせてあげたいなら、
お気に入りの音楽を聴くのももちろん良いですよ♪
話しかける
「今日は天気が良くて気持ちいいね」
「パパ早く帰ってくるといいね」
なんて、日常の小さなことを話しかけてあげましょう。
顔が見えない赤ちゃんにどんなことを話しかけたらいいのかな、
と考えてしまうかもいるかもしれませんが、
「おはよう」や「おやすみ」などあいさつするのも◎
あいさつなら恥ずかしがらず、パパも話しかけてくれそうですね♪
絵本の読み聞かせをする
絵本を読み聞かせることは、ママの心も癒してくれます。
シンプルなストーリーのほうが読みやすくて、
感情も込めやすいのでおすすめですよ♪
絵本はママがその絵本が好きで読んでいて楽しかったり、
気分が明るくなったりすることがポイントです!
お気に入りの絵本が見つかったら、
生まれてきた赤ちゃんにも読んであげるといいかもしれませんね♪
お腹をなでる
お腹をなでると赤ちゃんとのスキンシップになり、
愛情ホルモンの「オキシトシン」がたっぷりと分泌されるといわれています。
オキシトシンはママと赤ちゃんの絆作りに作用しているので、
赤ちゃんへの愛情や信頼感がより増すかもしれませんよ♪
私もお腹が大きくなってからお腹をなでると、
とっても幸せな気持ちになったのをよく覚えています。
キックゲームを楽しむ
胎動を感じるようになったら、ぽこっと胎動を感じたところを優しく押し返したり、
軽くたたいたりする「キックゲーム」を楽しむのがおすすめです!
赤ちゃんがお腹でよく動くようになって、
ポンとお腹の中から蹴るようになってきたら、
蹴った場所を軽く押したり叩いたりしてあげます。
やっているうちに、ママが押したり叩いた場所を、
同じようにまたぽこっと蹴り返してくれたり、
叩いた回数と同じだけ蹴ってくれた、なんてこともあります!
私も胎動を強く感じるようになってからやってみたのですが、
ぽこっと押し返してくれるのはとても幸せな気持ちになりますよ♪
適度に運動する
ママの運動も実は胎教のひとつです。
散歩やウォーキングに出かけたりして適度に体を動かすことで、
赤ちゃんへの血流がよくなったり、リフレッシュすることができます。
また、マタニティヨガなどもリラックス効果が期待でき、人気ですよ!
散歩やウォーキング、マタニティヨガなどは、
激しい動きやリズムは必要ではないので、
運動が苦手な方でも気軽に始めることができますよ♪
胎教でお腹の赤ちゃんと楽しくコミュニケーション
「胎教」という文字を見ると、なんだか難しそうに思えてしまいますが、
特別な道具や教材がなくても、簡単に行うことができます。
忙しくて胎教をする余裕がないという人も、
あまり気にしすぎないようにしましょう。
赤ちゃんはお腹でママと一緒にいるだけで、
とても気持ちよく過ごしています!
ママ自身がリラックスして楽しく過ごしたり、
ふとした時にお腹を触ってみたりなど、
ぜひ胎教を取り入れながら、赤ちゃんとの絆を深めてくださいね♪
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