明日オープンスクールやからね。絶対来てよ。
どの時間がええかな。
えーっと。算数と国語と音楽と朝の会も。後ね、中間休みも誰と遊ぶか見てね。給食当番は、大きいおかずやからね、頑張って運ぶから見てや!
全部かいっ!カンちゃんおるのにどうしよ…。
小学校での初めての参観日。気になりますよね。!我が子が小学校でどう過ごしているのか。毎日お迎えに行っていた保育園幼稚園時代と違って、学校での様子はなかなか分かりません。参観日は、我が子の普段の学校生活を知れるチャンス!
ただ、困るのが下の子どうする問題。これまで、入学式や個人面談は夫が休みを取れたので、身軽に参加することができました。でも!今回は休みが取れない!コロナ禍では親戚やママ友に下の子預かってと気軽には頼めない…。一時保育も難しい…。しかし、上の子は当然来ると思っている…。まだ1年生。参観しないわけにはいかない。よし、連れて行ってみよう!ぐずったら、すぐ退散することにしよう。
この記事では、未就園児連れで小学校の参観に行くときの準備や対処法をご紹介します。何とか周りに迷惑をかけないように、我が子の頑張る姿を見れますように!年の差兄弟姉妹ママの参考になれば幸いです。
下の子連れの授業参観|事前準備とは
下の子を連れて行ってもいいかどうか確かめる
そもそも、授業参観の主役は小学生達ですよね。子どもへの働きかけに生かしたり、先生との連携を深めるためにも、普段の学校での様子を知ることはとても大切。その意味では下の子は授業参観には全く関係ないわけです。授業の進行を妨げて迷惑をかけたり、他の保護者の方の邪魔をしないように努める必要があります。
そして、下の子を連れて行っていいかは、小学校の雰囲気や土地柄によるところが大きいのではないでしょうか。そのため、同じ小学校の先輩ママに様子を聞いておきましょう。また、先生にも連絡帳で一度確認すると安心ですよね。ただ、先生へはあくまでも相談ベースでいきましょう。完全にこちらの事情なので。
ここらの小学校は下の子連れOKやで。ま、高学年になってくると乳幼児連れは少なくなるけどね。1年生やったらまだまだおるわ。飽きたら校庭で遊ばせてたりするよ。
我が子の席を確認
当日慌てて探さなくていいように、我が子の席の位置を確認しておきましょう。参観当時、うちの子は廊下側の一番後ろとのこと。
よかった!教室に入らずとも廊下から見ることができる!(万が一次男がぐずっても退散できるぞ)
多目的トイレや保健室の場所を確認
下の子を連れていったときに困るのがオムツ替えですよね。上の子の保育園幼稚園時代は赤ちゃんクラスや遊戯室を使わせてもらえたので、オムツ替えには全く困りませんでした。でも、小学校は「乳幼児のおむつ替え」は想定していません。しかも、トイレは和式トイレが多く、オムツ替えには不都合。事前に利用できそうなスペースとリサーチしておけば慌てずにすみます。
幸い、私は息子が通う小学校の先生に知り合いがいたので、前もって聞いておくことができました。息子が通う小学校は特別教室がある棟に多目的トイレがあります。そちらで替えるのが一番よいとのこと。保健室という手もありますが、具合の悪い子が寝ているときに、ウンチのおむつ替えは迷惑ですよね。多目的トイレがあれば、一番無難だと思います。
下の子連れの授業参観|持っていくと役立つもの
下の子を連れていくと決めたら、色々と持ち物を準備しましょう。この項目では、下の子連れの参観日で持っていくと役立つアイテムを紹介します。
意外と忘れがち|下の子の室内履き
意外と忘れがちなのが下の子の室内履きです。大人と違って、スリッパでうろうろするのも難しいですよね。上履きとして売られている靴やスリッポンを持参しておくとよいでしょう。
音の出ない、汚さないおもちゃ|水ぬりえがおすすめ!
上の子の授業中、下の子に静かにしてもらうためにはおもちゃが必須です。おススメは音が出ない、汚さないおもちゃ。代表的な静かな遊びといえばお絵かきですが、ペンやクレヨンは周りを汚してしまう恐れが!水塗り絵やお絵かきボードなら、汚す心配無しに楽しめます。手先が器用になる2歳以降ならシールブックもいいですね。ちなみに、絵本はおすすめしません。自分で読んで楽しめる子は別ですが。「ママ読んで!」コールが続くと参観どころではなくなってしまいます。
水塗り絵は大好きなトミカのものを、お絵かきボードとシール絵本は100均の小さなものを持っていきました。2歳児、静かに夢中になって取り組んでくれました。ただ、ふと気づくと廊下にシールが!慌ててはがしました。
目新しいおもちゃ|新たに購入しなくてもOK
普段遊んでいるおもちゃ以外に、目新しいおもちゃもあると、飽きてきたときの気分転換になります。新しいおもちゃもいいですが、そうそう購入できませんよね。そんなときは…。次男は緊急車両が大好き。実は2週間前から私は1台を隠していました。すまん。いじわるしたわけじゃないのよ。
(小声で)くえーん!!!(これは、僕の大好きなクレーン車ではいか!)
動き回り防止|小さな座布団
幼児がずっと立ちっぱなしは辛いですよね。ママパパがずっと抱っこしておくのも限界があります。そこで、私は小さな座布団を持っていって、邪魔にならない廊下の隅に置きました。すると、動き回ることなくおとなしくちょこんと座っていてくれました。冬場の参観は特に重宝しそうです。
水分補給は大切
ぐずったからといって学校なので、大っぴらにお菓子を与えるわけにはいきません。そこで、水筒にスポーツドリンクを入れて持参しました。
じゅちゅっ!
静かに飲むのよ。
ちなみに、中庭に出て飲ませました。
抱っこひも
小学校は広い!授業によっては、結構移動することもあります。教室→体育館→音楽室と、幼児を連れていくのは大変ですよね。かと言って、校内にベビーカーを持ち込むことはできません。2歳以下の場合は抱っこひもを持参しておくことをおすすめします。途中で寝てしまうこともありますしね。
なんで寝た幼児ってこんなに重いんだろう…
下の子連れの授業参観|当日の対策
では、参観日当日はどのような対策が必要でしょうか。
荷物は早めに準備
小学校の参観日は結構開始時間が早いです。当日に全て準備するのはなかなか難しい。前日に詰めておきましょう。
コンデションを整える
前日は家族全員早めに就寝。お腹が空かないように朝ごはんをしっかり食べさせる等、ぐずり防止の為コンディションを整えましょう。
言い聞かせる
2歳位なら、ある程度言い聞かせれば通じます。口を酸っぱくして、「しーよ!(静かに)」と言っておきました。
すぐに移動できる場所を確保
とはいえ、魔の2歳児はいつ爆発するか分かりません。もし、教室の奥に入ってしまったら、悪魔に変身したときに逃げられません!廊下などすぐに移動できる場所を確保しておきましょう。うちは、途中飽きてきたので抱っこひもで背負って校舎内をうろうろしました。それまで、職員室の位置すら知らなかったので、探検できたのはよかったです。
オープンスクールの場合は休み時間を中心に
最近の参観は決まった時間ではなく、1日のうちどの時間でもOKという「オープンスクール」形式のところもあります。今回も、実はオープンでした。そこで、授業プラス中休みを中心に見ることにしました。休み時間なら、下の子も校庭で遊んで気分転換になるし、なかなか分かりづらい上の子の学校での交友関係も見ることができます。
おもちゃはすぐに取り出せるように
おもちゃはかばんからすぐに出せるようしておきましょう。うちの場合は、最近どこに出かけるにもアンパンマンリュックを背負っていきます。このリュックの中におもちゃを詰め込んでおきました。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、未就園児連れで小学校に行くときの準備や対処法をご紹介しました。保護者以外入校不可の場合を除けば、下の子連れの参観も工夫次第でなんとかなると思います。
とはいえ、明らかに授業の妨げになりそうなときは潔く諦めて退散しましょう。少しでも学校の普段の様子を見れたら良しという姿勢で臨んではいかがでしょうか。そして、何か一つでも上の子の頑張っていたこと、良かったことを見つけて褒めてあげてくださいね。きっと感想を待っています。(参観日で何を見るかについては別記事でご紹介します。)
ちなみに…
立ってただけやけど、めっちゃ疲れた…。そして給食室からのええ匂い。拷問やわ。
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