赤ちゃんの便秘にオートミールが良い!?いつから食べれる?

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生後8ヶ月の頃に5日ほどの便秘になったひーたん。
食物繊維の多い食べものを食べさせたり、便秘に良いとされるヨーグルトなどを食べさせたものの、
まったくうんちが出る気配がなく、結局病院で浣腸してもらいました…。

今まで便秘がなかったという子も、離乳食が3回食になるなど回数が増えるにつれ、
便秘に悩む
というママも多いですよね。

そこで今回は、便秘解消に良いとされるオートミールについて、
いつから食べることができるかや、実際購入して使用してみたその効果などをご紹介します!

目次

「オートミール」は栄養豊富で消化が良い

赤ちゃんが便秘になると、うんうん唸ったり機嫌が悪くなったり
どうにかして解消してあげたいと思うものです。

便秘解消にきくといわれているものも多いですが、
効果があるのかどうかには個人差が大きく関わってきますよね。
その中でもオートミールは多くのママさんが便秘解消を実感しています!

オートミールとは、オーツ麦(えん麦)を炒ったり押しつぶしたりして加工したもので、
外国ではシリアルのように、朝食の定番メニューのひとつです。

  • ビタミン・ミネラル・植物性タンパク質が豊富
  • カルシウム・鉄分が豊富
  • たくさんの食物繊維が含まれている
  • 水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランス良く含まれている

お腹を快調に保つためには、食物繊維が大切とご存じの方も多いのではないでしょうか?

この食物繊維には、水に溶けやすい水溶性のものと水に溶けにくい不溶性のものがあり、
この二つをバランスよく取ることで腸の働きを整えてくれます。
加えて、オートミールは消化も良いので、便秘にうまく働きかけてくれますよ!

また、カルシウムや鉄分が豊富なので、離乳食に上手に取り入れることで、
赤ちゃんに不足しがちな栄養素を補うことができます。

赤ちゃんにはいつからオートミールを与えてもいい?

赤ちゃんにオートミールを与えられる時期としては、
離乳食に少し慣れて、消化機能が整ってくるころである、
離乳食中期の生後7~8ヶ月頃が目安とされています。

オートミールは食物繊維が豊富ではありますが、
食感的にもごそごそとしたり、また下痢になったりする可能性もあるので、
消化器官が未発達な離乳食初期の赤ちゃんにはあまりおすすめできません。

もし、どうしても与えたいという場合には、
ブレンダーで細かく攪拌したり、しっかり裏ごししてから与えるようにしましょう。

初めてオートミールを与える際のポイント

オートミールは前述したように、食物繊維が豊富で便秘解消にききますが、
はじめて赤ちゃんにオートミールを与える際には、
少しずつ与えるようにすることがポイントです。

消化が良く食物繊維が豊富なので、急に量を与えてしまうと下痢になる可能性もあります。
まずは少量ずつ与えて、お腹の調子を見ながら調節するようにしましょう!
はじめは他の食材と同じように、スプーンひとさじから始めます。

もしアレルギー反応が出た場合に備えて、他の食材と同じように、
病院のあいている日の午前中に与えるようにしましょう。

特に小麦アレルギーのある赤ちゃんに食べさせるときには、
まずはかかりつけのお医者さんなどに相談してからにしましょう。

クイックオーツがおすすめ

オートミールの種類には大きく分けて5つあります。

その中でも赤ちゃんの離乳食として使うのにおすすめなのが、
味付けがされていない「クイックオーツ」です!
クイックオーツは調理時間が短く、調理するともちもちの食感になるのが大きな特徴です。

有機オーツ麦100%使用で、食品添加物が一切加えられていないシリアル状のオートミールです。
加熱加工もされているので、そのままでも食べることができますし、
ふやかしてお粥上にしても、柔らかくなってとても食べやすいです!

赤ちゃんだけでなく、ママやパパなどの朝食としてもぴったりですよ♪

オートミールは簡単に離乳食に取り入れられる

オートミールを離乳食に使おう!と思っても、
あまり馴染みがなかったという方も多く、どうやって使えばいいのか最初は悩むものです。

オートミールは食物繊維で腹持ちも良いという反面で、
脂質も多い食材なので、食べすぎには注意するようにしましょう。

ここからは月齢別の与え方や簡単なレシピをご紹介しますので、ご参考までに♪

月齢別の与え方の例

月齢オートミールの量オートミールに対しての水分量できあがり
モグモグ期
(生後7ヶ月から生後8ヶ月)
6~10g7倍50~80g
カミカミ期
(生後9ヶ月から生後11ヶ月)
16~20g5倍80~90g
完了期
(生後12ヶ月から生後18ヶ月)
23~35g2~3倍80~90g

離乳食の進み具合や水分の量などで、目安量は前後するので、
赤ちゃんの様子を見ながら調節するようにしましょう。

下ごしらえ・調理方法

オートミールは乾燥しているものなので、基本的には水分でふやかして与えます。
水分を加えて加熱することで、膨張するのが特徴です。

調理のポイントとしては、水分を含ませて加熱した後、
数分蒸らすことで、ふっくらと柔らかくすることができます。
忙しくても、簡単に下ごしらえできるのは嬉しいですね♪


保存方法

基本的にはオートミールは乾燥しているものなので、長期保存が可能です。
乾燥したまま保存したら、その都度調理して使うようにしましょう。

保存容器に入れたら、直射日光や高温多湿を避けた環境で保存するようにしましょう。
虫の発生などが気になる場合には、冷蔵庫での保存も◎

冷凍保存

オートミールは調理してみると、膨張するので多く作りすぎたなんてこともあります。
そんなときは冷凍保存が便利です!

一食分ずつフリージングすることも可能なので、
作り置きしてストックが冷凍庫にあると、離乳食作りも楽になりますよ♪

はじめてにぴったり! バナナオートミール粥

材料
  • バナナ 1本
  • 牛乳または調乳したミルク・水 80cc
  • オートミール 大さじ2
  • きな粉 お好みで
作り方
  1. 容器にスライスしたバナナ、オートミール、牛乳を入れる。
  2. 電子レンジで600Wで1分30秒温める。
  3. 温かいうちにバナナをつぶしながら混ぜる。
  4. きなこを入れて混ぜる。

手掴みの練習にも オートミールおやき

材料
  • オートミール 大さじ8
  • バナナ 2本
  • 牛乳 140cc
  • 豆腐(絹ごしか木綿) 150g
  • きなこ お好みで
作り方
  1. オートミールに牛乳を入れてふやかす。
  2. 小さく切ったバナナ、豆腐、きな粉を入れて混ぜる。
  3. スプーン1杯分くらいをフライパンに落として焼く。
  4. 両面こんがり焼けたらできあがり。

お出汁が香る 和風オートミールリゾット

材料
  • オートミール 大さじ1
  • 和風だし 15ml
  • お好きな野菜やチーズなど 適量
  • 豆乳(無調整がおすすめ) 適量
作り方
  1. 材料をすべて容器に入れたら、豆乳をオートミールより少し多めに入れる。
  2. 電子レンジ600Wで1分30秒ほど温める。
  3. スプーンで混ぜて少し蒸らす。
  4. お好みで海苔やゴマなどをトッピングする。

実際にオートミールを使ってみた感想

実際にオートミールを購入して、ひーたんの離乳食に活用してみました!

スーパーで300gのオートミールを購入して早速使ってみましたが、
ひーたんは1歳未満なので、牛乳ではなく水を使って作ることにしました。

ここで粉ミルクを入れても良いのですが、オートミールだけでも栄養豊富ですし、
初めてということでそのまま調理してみることにしました。

水を入れただけだとしゃばしゃばで大丈夫かな?と思いましたが、
レンジで加熱するとびっくり!
しっかり水分を吸った、ふわふわの柔らかいお粥のようなものができました!

お鍋とかを使わずに、レンジで簡単に作ることができるので、
急いでいる朝やお出かけのときにもぴったりだと感じました。

実際に離乳食であげるときにはヨーグルトとバナナを混ぜて、
少し量を増やしてから1食分
として与えましたが、
ひーたんもご飯と同じように、おいしそうにペロリと食べてくれました♪

気になる便秘への効果ですが、ばっちり!
ほんとに一番効いたのではないかというほど便秘ではなくなりました!
うんちをする際の踏ん張りも普通になり、硬さも柔らかくなって、
ひーたんの機嫌も良くなりました♪

もし便秘に悩んでいるママさんがいましたら、ぜひ一度試してみてくださいね!

オートミールで上手に便秘解消しよう

オートミールはやはり外国の朝食のイメージが強いですが、
ご紹介したように、様々な使い方ができるので離乳食の幅も広がります。
味付けも洋風だけではなく、和風にも使えて便利ですね!

毎日取り入れるよりも、2日に1回ほど離乳食に取り入れるなどすることで、
効果的に便秘解消することができますよ。
赤ちゃんにオートミールを与えられるようになったら、ぜひ活用してみてくださいね♪

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