保育園は何で決める?保育園を選ぶときの基本とポイント!

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現在、育児休業中の私ですが、育休をとるまでにはいろいろ悩みました。
保育園の入園時期や、保育料、認可保育園と認可外保育園…。
もちろん、誰も教えてくれないため、
「これってどういうこと?」、と疑問に思うことがたくさんありました。
産後しばらく経ってから、保育園をどうするかを考えて、
急いで調べる方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな保育園選びで悩んでいる方に向けて、
保育園の種類や選ぶ際のポイントなどをまとめてみました!

目次

保育園を選ぶときの基本的なこと

保育園を選ぶときには、いくつか基本的なことがあります。
まずはそれぞれについて理解するところから始めましょう。

  • 認可保育園と認可外・こども園などの保育園の種類
  • 保育料は何で変わるのか
  • 保育園の申し込み・入園時期はいつなのか

保育園の種類

はじめに保育園の種類にはどういったものがあるのかを知りましょう。
育児休業が終わったあとに、0歳児から利用できる保育施設は、
認可保育所・認定こども園・地域型保育・認可外保育施設・保育ママなどがあります。

それぞれの保育には更に細かく分かれている場合がありますが、
まずは種類について、ここでは簡単に説明していきます!

認可保育所

施設の広さ、保育士の数、防災管理などが国の設置基準をクリアしており、
各都道府県知事に認可された保育園のことです。
認可保育所は、 市区町村の自治体が運営している「公立保育園」と、
社会福祉法人やNPO法人・企業などが運営している「私立保育園」に分かれています。

原則としては、その市区町村に住んでいる、または勤めている人の利用に限ります。
公費運営しているため、保育料が比較的安いのですが、
その一方で、入園待ちの待機児童は多くいます。

認可保育所に入園できるかどうかは、点数制となっており、
保育が必要な家庭だと、点数化された内容で判断されることで、
保育園に入園することができます。
希望者が多い場合や途中入所は、入園が難しい場合が多いです。

認可外保育施設

国が定めた認可基準に、何かの要件が足りない場合は認可外保育施設になります。
認可保育所に比べると、比較的値段が高いですが、
保護者の状況に関係なく入園できるところが多く、
延長保育や時間外保育などの融通が利く園などもあることが特徴です。

認可外保育施設への入園は、保育施設が入園方法を選択できるため、
中には申請を提出した順番で決定する場合もあります。
認可外、と聞くと、 「大丈夫なのかな?」と不安になる方もいると思いますが、
施設の広さが少し足りないなど、一部の認可基準が満たされていないだけで、
保育の質が劣るということではありません。

おもしろい教育プログラムや教育方針を持っていたりと、
とても素敵な保育園もたくさんありますよ。
初めから選択肢を狭めるのではなく、
実際に見学して園の雰囲気を見て決めることも大事です。

認定こども園

認定こども園は、保育園の要素(家庭に代わった保育)と、
幼稚園の要素(小学校につながる教育)を合わせ持ったところで、
現在増えている傾向にあります。

こどもの社会性をはぐくむことや、既存の保育園を活用することで、
待機児童の解消や、育児不安の多い方への支援を行うことなどを目的としています。
幼保連携型・幼稚園型・保育所型・地方裁量型の、
4つの種類に分かれています。

保護者が働いていなくても、こどもを預けることができますが、
入園するにあたっては、子どもの年齢や保護者の勤務状況など、
それぞれに認定を受ける必要があります。

地域型保育

地域型保育は、国からの認可基準を満たした園ではないため、
無認可保育園の一部ともいえる地域型保育事業の施設のことです。
待機児童が多い都市部や、子どもの数が減少している地域など、
さまざまな状況に合わせて保育の場を確保することができます

地域型保育は、家庭的保育・小規模保育・事業所内保育・居宅訪問型保育の、
4つに分かれており、地域の状態に応じて保育の場が確保されます。

自治体によって仕組みや支援内容が異なるため、
詳しくはお住まいの市町村に尋ねましょう。
申し込み方法など、各保育園ごとに、運営方針や運営方法が違うため、
実際に見学に行って園について確認することが大事です。

保育ママ(地域型保育のひとつ)

保育ママは、市区町村が認定した家庭的保育者が保育をする事業で、
地域型保育の一つです。
対象年齢は自治体によって異なります。

1人の家庭保育者は、最大で3人のこども保育することができます。
食事などは自治体や保育者などで扱いが異なるため、
家庭的保育者が提供したり、弁当を持参しなければならない場合もあります。

保育ママは家庭環境に近い環境で保育してもらえるため、
アットホームなことが一番のメリットと言えます。

保育料は何で変わるのか

保育料は、保育施設でそれぞれ変わってきます。

  • 認定保育所 …世帯収入・自治体によって保育料が変わる
  • 認可外保育施設 …施設によって料金が異なる
  • 認定こども園 …世帯収入によって保育料が変わる
  • 地域型保育 …世帯収入によって保育料が変わる

保育園へ通う際に、保育料以外にも、
延長保育・給食費・教材費・おむつ代など別に料金が発生する場合があります。
希望する保育園に問い合わせたり、見学に行った際などに、
詳しく質問するなどして確認しておくと良いでしょう。

また、2019年10月からは「幼児教育・保育無償化」も始まり、
3~5歳以上のこどもは保育料がかからない場合もあれば、
一定の金額までしか無償にならない場合もありますので注意が必要です。

保育料の計算

保育料の世帯収入の計算は、前々年、前年の年収で決まります。
毎年4月と9月に保育料が更新されますが、
1~8月の保育料は前々年の年収(市町村民税所得割)、
9~12月の保育料は前年の年収で決定されます。

育児休業期間中は、育休手当を貰える一方で、
育休手当は課税対象にはなりません。
つまり!育休期間が長いほど、保育料は低く算定されることになる点も重要です!

申し込み・入園時期

保育園の入園時期は、基本的には毎年4月です。
そのため、保育園入園を考えているパパやママたちにとっては、
秋から冬のシーズンが入園申し込みの時期にあたります。
申し込みについては、保育施設ごとに異なり、
申し込み先や提出書類なども異なるので注意しましょう。

多くは前年度の秋頃の10~12月ごろが、一次申し込みの開始時期のため、
保活をする場合は、その時期に合わせて進めるようにしましょう。
一次申し込みの結果は通常1月~2月に通知され、
その後に、二次申し込みが開始されることが多いです。

途中入園も事前に確認しておきましょう。
定員に空きがあれば、基本的には毎月いつでも申し込むことができます。
入園希望する月の前の月の10日前後までに申請をして、
その月の20日前後に結果が通知されることが一般的です。

みんなは何で選んでる?保育園を選ぶときのポイント!

保育園を選ぶときに、私が考えたポイントを表にまとめてみました!

優先順位 項目 ポイント
1位家からの距離・自宅から保育園までの距離
・病院などによりやすいか
2位保育士の対応、園の雰囲気 ・園児たちの様子や保育士の対応
・雰囲気が良いか
・名前を覚えて呼んでいるか
3位園内での活動、習い事の有無 ・クラスの活動内容や一日の流れ
・校外での活動内容やイベント
4位保育時間・保育時間の確認
・延長保育や一時保育の料金
5位準備する物・家から準備するものや持ち物
・その他料金がかかるものの確認

私が考えたときに、やはり保育園への距離を一番に考えました。
保育園に預けて仕事に復帰したときに、ただでさえ時間がないので、
行く途中に保育園があり、預けてからまっすぐ職場に行けると楽だと思いました。

また、保育園で発熱したときのことも大事です。
こどもはいつ発熱するかわかりませんので、
職場に連絡がきてお迎えに行ったあと、
病院に行きやすい場所ということも、大きなポイントでしょう。

まずは、自分の中で優先と考えるポイントをまとめておき、
実際に、保育園に見学に行って確認するといいですよ!

見学に行ってみよう!

保育園で見たいポイントをまとめたら、
実際に保育園に見学に行ってみましょう!

  1. 電話で見学の連絡をして人数などを伝える
  2. 見学がしやすい時間帯を聞いて見学予約する
  3. 当日の持ち物などを聞く

見学に行くときは、保育園の雰囲気を直に感じることができるので、
保育士の対応や園児の表情や様子などを見て、
自分のこどもも通わせたい、と思う保育園かを見ましょう。

また、保育園に行くまでの道のりについても、
どういった感じを受けたかを大事にしましょう。
自分一人では大丈夫と思っても、こどもがいたときの場合だとまた違ったりしますよ。
(遠かったり、雨の日の登園は大変そうに感じたり…など。)

私が見学に行った保育園は、保育園の庭で遊ぶときに裸足で遊ばせたり、
成長に合わせて、寝かしつけをさせたり、トイレトレーニングをしたりと、
自主性を伸ばす保育園の姿勢にとても好感を持ちました。

私が保育園を見送り、育休を取った理由

ずばり、私が育休を取ろうと思った理由は、金額面です!
1年でかかる金額を計算したときに、さほど変わらず、
保育料の計算についても、育休を取ると安くなることが決定点となりました。

始めに保育園について考えたときは、月齢6ヶ月での入園を考えていました。
なぜなら、早めに職場に復帰したほうが、お金の面で貯められると思ったからです。
正直、10月に出産して次の年の4月に入園となると、
こどもが小さい不安と、成長をしっかり見たい、という気持ちがありました。
(10~3月生まれの子は保育園応募が厳しいのも大きなポイントでした…。)

実際に職場に復帰した同僚に聞いてみると、
保育料は前々年・前年の所得で決まるため、
早めに復帰すると保育料が高くなる、と言われました。
確かに、育児休業中の給付金で1年過ごしてから復帰したほうが、
保育料などのお金の面では少々低くなり、安心だと感じました。

そういった理由で育休を取ることを私は選びましたが、
もちろん、不安な点もいくつかあります。
それは、待機児童や保育園に落ちてしまった場合です。

0歳での入園ではなく1歳での入園の場合、
0歳で入園していたこどもたちが1歳に上がるため、
保育園に入りにくい、というデメリットがあげられます。
そのため、保育園激戦区に住んでいる場合は、
やむを得ず0歳での入所のために動くママも多いでしょう。

私ももし保育園に落ちてしまった場合は、
希望する認可保育園ではなく、認可外も検討していますが、
見学に行った保育園が、とても雰囲気がよく、
保育園の方針が、自分が希望することが多かったので、
できればその保育園にこどもを入所させられたらな、と思っています!

安心して預けることができる保育園を選ぼう

ここまで保育園についてご説明してきましたが、
一番に何を優先するかで保育園の選び方が変わってきます。
教育プログラムが思っていたのと違う場合があったり、
たまたま見学にいった保育園の、保育士とこどもたちの様子がとてもよかったりと、
実際に見学に行ってみると、多くの発見がありますよ!

自分のこどもを通わせたい!と思う素敵な保育園を、
是非、保活を通して見つけてくださいね♪

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