自分自身が妊娠していたので、
どうしてもママ向けの記事が多くなってしまいますが、
妊娠生活って、ママ1人だけのものではないんです!
ママだけではできないこともありますし、抱えきれないこともあります。
妊娠中のママは、パパの思いやりやいたわりの気持ちと行動を待っています。
今回はママが妊娠したパパに向けて、
「パパができる思いやりサポート方法」をご紹介します!
何をしたらいいかわからない、なんてパパに読んでもらえたら嬉しいです。
ママへの思いやりはパパになる準備
妊娠中は、ママの心と体に大きな変化をもたらします。
自分の体の変化が気になったり、思うように動けなかったりと、
ママにならなきゃと思う反面、不安やイライラしたりととても不安定です。
そんな時期だからこそ、パパはしっかりとママをサポートしましょう!
妊娠をきっかけに、夫からパパになるタイミングが来たんです。
ママをサポートしながら、しっかりとパパになる準備をして、
妊娠を通して、夫婦の絆を深めましょう。
パパの7つの心得を知ろう
まず初めに、パパのサポートの基本となる心得を知りましょう!
ママの妊娠中は、なるべくパパは仕事を効率よく片付けて、
できるだけ早くおうちに帰ってあげたいですよね。
そのためにまずは、職場の上司や同僚に、ママの妊娠を報告しましょう。
理解を得やすいように、アピールしておきます。
帰宅が遅くなる時などは、ママに連絡するなど気づかいも大切です。
日常生活の中で、ママは妊娠前と同じようにできないことが増えるため、
何かと制約を受けている状態になります。
ママが「自分だけが我慢している」とストレスをためないように、
たばこやお酒など、パパも何かしら我慢をするようにしましょう。
妊娠を分かち合う姿勢を見せます。
妊娠中は、漠然とした不安な気持ちで、ママはナーバスな状態になってしまいます。
この不安は男性には理解が難しい、とされているものなので、
静かに話を聞いて、共感し理解してあげるようにしましょう。
その際に、話の途中で説教したり、見当外れのコメントをすることは×
じっくりと話を聞いてあげることがポイントです。
産後は子育てにおわれ、なかなか夫婦2人の時間がとれなくなります。
妊娠中はママの体調を見ながら、2人だけの時間を楽しみましょう。
映画やコンサートなど、こどもが生まれて大きくなるまでは、
なかなか行きづらくなる場所に行くのがおすすめですよ。
何をすればいいかを聞いてばかりいるのは、
かえってママをイライラさせがちです。
(そんな私も「自分で考えてよ!」と怒ったことがあります笑)
相手が何をしてほしいのかを考えて、適切にサポートすることが大切です。
ママの日常を見て、自分だったら何をされたら嬉しいかを考えて、
思いやりの気持ちを大切にできると◎
つわりも体の不調も人それぞれです。
おなかや胸が大きくなるなどの体の変化にも、個人差があります。
他の人のケースは当てはまらないことが多いので、
「同僚の奥さんは何ともなかった」などと、
ママと他人を比べないようにしましょう。
ママの体が母親に変化するのは、赤ちゃんが育っている証です。
おなかや胸が大きくなる変化を、意味のあることと考え、
深く受け止めるようにしましょう。
そうすることで、我が子の誕生を楽しみにする、
父親としての視点が育っていきます。
おなかの赤ちゃんとのコミュニケーション
お腹の赤ちゃんに話しかける
- 少し大きめの声でゆっくりと
- 感情をこめて、気持ちが伝わるように
- できれば赤ちゃんの頭のあたりに向かって
妊娠中期になると、赤ちゃんは感覚を使って、
全身でママを感じるようになります。
おなかの外からのパパの声は、赤ちゃんに伝わりやすいと言われています。
いっぱい話しかけてあげてくださいね!
- 朝起きたら「おはよう」
- 仕事に行くときは「行ってきまーす!」
- 帰宅後・休日には「パパだよー」「今日はいい天気だよ」 など
お腹に触れてみる
- ママがリラックスできるように手を温めてから
- パパ自身もリラックスして触れる
- 触れる強さはママに確認しながら
話しかけるのと同時に、おなかの赤ちゃんに触れることも大切です。
お腹に優しく触れて、パパの手のぬくもりを伝えましょう。
妊娠18~20週頃になると、おなかの赤ちゃんの動きも活発になるため、
ママは「胎動」を感じるようになります。
ママがリラックスしているときには、赤ちゃんもリラックスしているので、
パパも積極的におなかの赤ちゃんに触れて、
コミュニケーションをとるようにしましょう。
妊娠生活のサポートできること
仕事が忙しく、なかなか思うように夫婦の時間がとれないパパもいるかもしれません。
ママの体と心は、妊娠を機に変化しています。
上手にやりくりして、夫婦で過ごす時間を作って、
妊娠生活をうまくサポートしてあげましょう。
してもらって嬉しかった家事BEST3
ごみを袋に移すときに、前かがみの姿勢をとるのは、
妊娠中のママにはとてもつらいものです。
お腹が大きくなると、ごみでいっぱいの袋も、
思うように持てなくなったりします。
出勤するときなどに、パパがついでにやってくれるだけで、
ママはとっても助かりますよ♪
妊娠後期になると、大きくなったお腹がシンクにあたって、
蛇口までうまく手が届きにくくなったりします。
食器洗いはお皿を洗っておわり、ということではなく、
食器棚にお皿をしまったり、生ごみの始末、
飛び散ったシンクの水をふくところまでやる、というのがポイントです!
前かがみの動作は、妊娠中のママには負担が大きいものです。
特にお風呂場は、滑りやすくとても危険ですし、
狭いお風呂場で、カビ取り剤などの強い洗剤を使うのも心配です。
妊娠中の浴槽の掃除は、パパが担当するようにしましょう。
ママの体と心の変化を理解する
週数が進むにつれて、ママの体は変わっていきます。
パパにとっては驚きの連続かもしれませんが、ママも不安でいっぱいです。
変化の理由を知って、サポートしてあげましょう。
目に見える体の変化
- お腹が大きくなる
- 体毛が濃くなる
- 乳房が大きくなる・黒くなる
- 妊娠線ができる
- 体重の増加
- お腹が大きくなる →家事を積極的に手伝おう
-
大きなおなかがつかえて動きづらく、家事がしづらくなります。
ママが大変にならないように、家事は積極的に手伝いましょう。
また、妊娠5ヶ月ころになると、胎動を感じるようになるので、
お腹に触ったり話しかけたりして、コミュニケーションをとると◎ - 体毛が濃くなる →見て見ぬふりをする
-
ママの体の変化に驚くのはわかりますが、
「毛が濃くなったね~」など、冗談でもからかうような発言は×
一番はママが気にしていますので、見て見ぬ振りが良いですよ。 - 乳房が大きくなる・黒くなる →乳頭を刺激しない
-
乳頭を刺激することは、おなかの張りにつながり、
トラブルの原因になることがあります。
もしセックスをする場合は、乳頭を刺激しないようにしましょう。
また、肩が凝るママも増えるので、肩もみなんかもいいですよ。 - 妊娠線ができる →クリームを塗ってあげる
-
皮膚の乾燥も妊娠線ができやすくなる原因なので、
ママが届かなかったり、見えない部分などに、
クリームを塗ってあげると喜ばれますよ! - 体重の増加 →増えすぎはパパの協力で抑えられる
-
体重管理のためのウォーキングに付き合ったり、
ストレスで食べ過ぎないように、気を付けてあげましょう。
「いつもきれいだね」などの言葉も、産後の体重戻しに一役買いそうですね。
つわり(吐き気)
つわりは、症状や時期などに個人差があります。
パパはママに理解を示し、具体的なサポートをしましょう。
関連記事→ まだアップされていないつわりの記事をお願いします。
つわり時期にパパができること
- においに気をつける
-
つわり期は、においに敏感になるママが増えます。
食べ物などのにおいがダメなときは、食事の支度を手伝いましょう。
また、体にしみついたたばこや汗のにおいにも気を付けましょう。 - ママの体を気にかける
-
食事の途中に気持ち悪くなると、パパも辛いかもしれませんが、
優しく背中をさすってあげて、慌てずさりげないフォローをしましょう。 - 自分のことは自分でする
-
体調が悪い時に、何か用事をママにするのは、イライラの原因になります。
これからはパパになるために、身のまわりのことは、
なるべく自分でする習慣をつけましょう。 - ママが食べたいものを買ってくる
-
食事の支度ができないときは、ママが食べられるものを買ってきましょう。
味覚が変わるので、前は好きだったものも食べられなくなることがあるので、
ママが何を食べたいか、聞いてから買うようにするのがポイントです。
不快症状を知る
妊娠すると、子宮が大きくなることによって、
膀胱や腸が圧迫されたり、腰や足に負担がかかったりします。
妊娠中の体は、パパが想像する以上に大変なので、
家事や行動のサポートをしてあげるようにしましょう!
- 頻尿 …大きくなった子宮が膀胱を圧迫
- 足のつり …下肢の血行不良
- 便秘 …子宮の圧迫・ホルモンの影響
- 肩こり …乳房が大きくなるため
- 不眠 …大きくなったお腹・不安な気持ち
- かゆみ・肌トラブル …ホルモンの変化
- むくみ … 血液循環量の変化・血行不良
- めまい(立ちくらみ)・貧血 …脳への血液循環の低下
情緒不安定を受け止める
ママはホルモンバランスの変化で、将来への不安や心配、
うまく動けないことのいら立ちなどで、情緒不安定になりがちです。
そんなときにパパに否定・拒否されたり、
話をいい加減に聞いたりすることは、さらに情緒不安定になる原因です。
突然泣いたりと、パパはびっくりして戸惑うかもしれませんが、
そんなにママは不安なんだ、と理解することが大切です。
ママの話を今まで以上に、じっくりと聞いてあげて、
共感して、寄り添ってあげてくださいね。
ママが不安をためないようにできること
- 話をじっくり聞く
-
まずはママの話をじっくりと聞きましょう。
不安な気持ちに寄り添うことが大切なのであって、
アドバイスなどは不要になります。
話を遮らずにしっかりと聞いてあげることが大切です。 - 早めに帰宅・まめに連絡
-
ママの妊娠中は、できるだけ早く帰宅するのが基本です。
遅くなる時は、必ず電話やメールで連絡して、
ママのことを安心させてあげましょう。 - 外に連れ出して気分転換
-
妊娠すると、ママはおうちにこもりがちになります。
体調が悪くなければ、休日にママを外に連れ出してあげたり、
気分転換させてあげましょう。 - 遊びを控えて一緒にいる
-
体調がすぐれないママをおいて、
自分だけが楽しもうとする姿は、ママにとってはショックですし、
しっかりと覚えているものです。
すべてがダメといわけではありませんが、
ママと一緒に我慢したり、過ごすことに重点をおきましょう。
どう過ごしたかで出産・育児が変わる
妊娠中は喜びも苦しみも、夫婦で分かち合い、
理解し合うための大切な時間です。
出産は、その瞬間だけを言うのではなく、
妊娠中にたくさん話し合い、支え合ってきた夫婦だからこそ、
出産の喜びも、より共有することができますよ!
妊娠・出産を通じて信頼関係を深めて、
その先の育児も、ふたりで心から楽しめるようにしてくださいね♪
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