我が家の子どもたちもようやく保育園生活にも慣れ、
お友達も出来て楽しく毎日登園しています。
園でプールが始まり、もう来るかな?なんて思っていたら
来ました!! 『流行病』(-_-;)
今のラインナップはプール熱ですよね・・・。
普通の風邪と違って、お医者様のOKが出ないと登園禁止になったり、
そもそも発見が遅れて何度も病院に罹ったり。
一言で表現すると子供も私も大変です💦
今回は、幼児がかかる『流行病』と風邪との見分け方をまとめてみました!!
かかる病気によって登園許可証が必要なものも!?
事前に具体的な症状や早期発見のポイントを押さえて、
悪化しないように対処したいですよね(;^_^A
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目次
春(4月~5月頃)の主な感染症
冬の感染症描画ようやく収まり、春から流行する病気は少ないとされていますが、
入園・進級など生活環境の変化で体調を崩しがちです。
(※風邪は年間通していつでも)
☞春の感染症一覧はこちら
手足口病(てあしくちびょう)
◆早期発見のポイント・主な症状
手や足、口腔内に水泡ができる。発熱は軽度で中には口内炎がひどく食事が摂れない場合も。
◆感染経路
飛沫感染、接触感染、経口感染
◆留意点
おむつの取り扱いに注意。爪が剥離する症状がみられることがある。
ヘルバンギーナ
◆早期発見のポイント・主な症状
発熱、のどの痛み、口の中に赤い発疹。
のどの痛みで食事・飲水が出来ないことがある。
◆感染経路
飛沫感染、接触感染、経口感染
◆留意点
おむつの取り扱いに注意
溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)
◆早期発見のポイント・主な症状
突然の高熱、のどの痛み、しばしば嘔吐。
発疹、イチゴ舌。熱が下がると皮膚が膜状に剥けてくる。
◆感染経路
飛沫感染、接触感染
◆留意点
回復期に急性腎炎、リウマチ熱に注意が必要。
水痘(みずぼうそう)
◆早期発見のポイント・主な症状
発熱(熱が出ない場合もある)、周りに赤みのある丘疹が3日から4日で
次々に水泡になり2・3日でかさぶたになる。かゆみが強い。
◆感染経路
空気感染、飛沫感染、接触感染
◆留意点
感染力が極めて高い。免疫力の低下している場合には重症化しやすい。
妊産婦は要注意。
※完治後、医師の登園許可証が必要です。
その他
インフルエンザ・感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス)もまだ流行している場合があります。
夏(6月~8月頃)の主な感染症
夏の時期は、いわゆる夏風邪に分類される感染症が流行します。
中でも、発疹や口内炎を伴う病気が多いので、全身のチェックがポイントです!
☞夏の感染症一覧はこちら
アデノウイルス
◆早期発見のポイント・主な症状
高熱、胃腸にも影響が出る。プール熱やはやり目の原因とされる。
◆感染経路
飛まつ感染、接触感染
◆留意点
高熱が4日~5日続くので脱水症状に注意
咽頭結膜熱(プール熱)
◆早期発見のポイント・主な症状
高熱、咽頭痛、目やに、目の充血(結膜炎)
◆感染経路
飛まつ感染、接触感染、経口感染
◆留意点
夏季に流行が見られる。
※完治後、医師の登園許可証が必要。
伝染性膿痂疹(とびひ)
◆早期発見のポイント・主な症状
虫刺されなどを掻きこわすことにより細菌がつき、水泡・膿疱となる。
かゆみが強く、膿疱が破れ新しい皮膚に広がる。
◆感染経路
接触感染
◆留意点
掻きむしらないように爪を短く切っておく。
ぐじゅぐじゅとしている部分はガーゼで覆い、接触しないようにする。
その他
春に引き続き、手足口病・ヘルバンギーナは6月から7月にピークを迎え8月に減少し、
溶連菌感染症(ピークは7月頃まで)、水ぼうそう(ピークは8月頃まで)も引き続き注意が必要です。
秋(9月~11月頃)の主な感染症
秋は季節の変化の反応して気管支ぜんそくが悪化しやすい時期でもあります。
気温の変化もあり体調を崩しやすくなるのでさらに注意が必要!!
また冬に向けての感染症も発症し始める時期なので感染予防対策が鍵となります。
☞秋の感染症一覧はこちら
マイコプラズマ肺炎
◆早期発見のポイント・主な症状
かぜに似た症状(高熱が3日から4日、咳症状)
咳が頑固に続き、中には発熱しないケースも。発疹・中耳炎を伴う場合ある。
◆感染経路
飛まつ感染
◆留意点
肺炎は学童期・青年期に多いが、乳幼児は典型的な経過を取らないことが多い。
RSウイルス感染症
◆早期発見のポイント・主な症状
発熱・咳・鼻ミスなどから発症。多くは1週間で回復します。
保育園児は1歳までにほとんどが初観感染します。
0歳児の場合は重症化し入院が必要なケースもあり、生涯のうち何度もかかる場合もある。
◆感染経路
飛まつ感染、接触感染
◆留意点
2歳以上の園児や大人がかかるとRSウイルスと気づかずに感染を拡大させてしまうことがあるので注意。
その他
手足口病・ヘルバンギーナ・アデノウイルス・プール熱・とびひは、
9月~10月中も注意が必要です。
冬(12月~3月頃)の主な感染症
インフルエンザやRSウイルスが本格的に流行する時期。
ウイルス系の嘔吐おげるしょうにも注意が必要で、看病するママにも伝染する
可能性が高い感染症が増えてきます。ママも注意が必要ですよ!
☞冬の感染症一覧はこちら
インフルエンザ
◆早期発見のポイント・主な症状
突然の高熱が3日から4日続く。全身症状(全身倦怠感・関節痛・筋肉痛)を伴い、
のどの痛み、咳、鼻水などの症状も。
◆感染経路
飛まつ感染、接触感染
◆留意点
肺炎・気管支炎に注意が必要。
ウイルスの検出は発熱後、約半日以上経過しないと正しく判定できないことが多い。
※完治後、医師の登園許可証が必要。
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
◆早期発見のポイント・主な症状
発熱(熱が出ない場合ある)、耳の下・あごの下が腫れる。
口を開けたり、食べたりすると痛みがでる。
乳児の場合だと感染していても症状が現れないこともある。
◆感染経路
飛まつ感染、接触感染
◆留意点
髄膜炎、睾丸炎、卵巣炎、難聴を引き起こすことがある。
※完治後、医師の登園許可証が必要。
感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス)
◆早期発見のポイント・主な症状
嘔吐、下痢(乳児は白色調であることが多い)発熱。
◆感染経路
経口感染、接触感染
◆留意点
脱水症状に注意。
手洗いの徹底、嘔吐物や便の取り扱いには注意。
その他
溶連菌感染症(春から初夏、冬に流行する)・マイコプラズマ肺炎(10月~1月頃まで)・
RSウイルス(10月~2月頃まで)・水ぼうそう(12月~7月頃まで)には、引き続き注意が必要です。
まとめ
今回は季節ごとの流行病をまとめてみました。
ある程度の時期や主な症状から早期発見につながることで、
何度も病院に出向いて子どもの体力を奪ってしまうことも軽減できると思います。
また幼稚園、保育園での情報収集も鍵です。
同じクラスだけでなく、別のクラスからも兄弟・姉妹間の感染で
園内での流行に発展するケースも少なくありません。
いずれにしても、注意が必要ですが普段からの体調管理や、
手洗いうがいの徹底も大切ですよね(;^_^A
看病するママも二次災害にならないように、
感染経路から対策を取って看病するようにしないといけませんよね💦
みなさんの参考になれば幸いです。
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