赤ちゃんが大きく成長することで、
「こうしたい!」「これが欲しい」など、少しずつ自己主張が強くなってきます。
それは、生後4ヶ月のひーたんを見ていても、
生まれたばかりの頃は、欲求が素直だったよね~と感じています。
しかし、少しずつ行儀や生活習慣を身につけさせたり、
泣いているときなどの、欲求にすべて答えられないとき、
そんなとき、赤ちゃんにはどんな風に伝えたらいいのでしょうか?
今回は、そんな赤ちゃんに伝えたいことをどんなふうに伝えたらいいのか、
「赤ちゃんに届く伝え方」についてです!
赤ちゃんの癇癪(かんしゃく)とは
赤ちゃんは、まだ言葉がうまく使えず、
自分の思いをうまく伝えることができません。
うまく伝えることができなかったり、やりたくないことをさせられたとき、
赤ちゃんは気持ちを伝えようとして、泣きわめいたり、
寝っ転がって手足をばたばたしたりと、
癇癪(かんしゃく)を起こすことがあります。
そんな時、パパやママももどかしくなってしまいがちですが、
まずは赤ちゃんがどうしたかったのかを考えましょう!
言葉で正しい気持ちに応えてあげたり、根気よく伝えることで、
赤ちゃんにきちんと伝えることができます。
もちろん、それでもおさまらない場合もありますが、
そのやり取りをしていくことで、赤ちゃんとの信頼関係が築かれていきますよ。
心がけたい3つのポイント!
- くらべない
- あせらない
- たたかない
くらべない
大人もそうであるように、赤ちゃんにも個性があります。
こころの成長ぐあいは人それぞれです。
他の子は聞き分けがいいのに…、なんて比べて叱っても、
赤ちゃんには伝わりません。
大人だって比べられるのは嫌ですよね。
あせらない
赤ちゃんには一度で伝わったり、
できるようになったりすることはない、と覚悟を決めて、
根気よく、言葉と態度で伝えてあげましょう!
たたかない
何度言っても伝わらず、カッとなって手をあげてしまう…。
でも、叩くことは赤ちゃんにとって全く意味がありません。
守ってくれるはずの人からのそういった行動は、
恐怖心を植え付けて、信頼関係を崩すだけです。
パパやママは、もしも気持ちがたかぶってしまったら、
深呼吸したり、一度その場を離れるなどして、
冷静になる工夫をするようにしましょう。
赤ちゃんのこころに伝わる4つの方法
赤ちゃんは、良いことと悪いことの区別がつきません。
赤ちゃんにうまく伝えるためにはどうしたらよいのでしょうか?
ここでは、こころに伝わる4つの方法についてご紹介します!
- 真剣に「しかる」
- どうしたらいいか「伝える」
- 気持ちを「受け止める」
- 聞けたことを「ほめる」
真剣に「しかる」
赤ちゃんに命の危険があるときなどは、
「危ない!」「いけない!」と声をかけて、
ぎゅっと手を握ったり、抱きとめるなどして、その場でしかりましょう。
ポイントとしては、指示は短く、真剣にすることが大切です!
いつもやさしい、パパやママの変化を感じ取って、
赤ちゃんも「いつもと違う」と、ハッとしますよ。
どうしたらいいか「伝える」
赤ちゃんに、何がいけなかったのか伝えましょう。
丸いところが青にならないと行っちゃダメだよ!車にバーン!だよ
ものを投げちゃダメだよ!当たったらママ、痛い痛い!だよ
伝えるときはなるべく簡潔に伝えるようにします。
赤ちゃんに伝えるときは、長くだらだら言っても伝わりません。
気持ちを「受け止める」
「口に入れたかったのね」「それをしたかったのね」など、
まずは赤ちゃんの気持ちを察して、受け止めてあげましょう。
赤ちゃんが安心して落ち着くことで、
こちらの思いも伝わりやすくなりますよ!
聞けたことを「ほめる」
赤ちゃんが伝えたことをきちんと聞けたときは、
「よく聞けたね、次からできるね」「ちゃんとできたね!」など、
ほめてあげるようにしましょう!
この4つの方法を繰り返すことで、
赤ちゃんはひとつずつ正しいことを覚えていきますよ。
届けるポイントを押さえて、心を育てよう
赤ちゃんはどんどん活発になり、好奇心も旺盛です。
自己主張が激しくなることで、パパやママが悩むことももちろん増えます。
そんなときは、赤ちゃんとしっかり向き合って、
根気よく気持ちを伝えるようにしましょう。
パパやママが以上の伝え方を繰り返すことで、
信頼関係が築かれて、赤ちゃんにしっかり伝えることができ、
また、赤ちゃん自身の心の成長にも繋がりますよ♪
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