幼児の歯磨き 楽しく歯磨きさせるコツは!?

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1本2本と乳歯が生えてきて、離乳食が完了するころには歯も生えそろってきた。
ご飯もおやつも元気にモグモグ完食してくれると嬉しくなりますよね。
食欲旺盛でごはんもおやつもよく食べる。
でも、ご飯・おやつの後の歯磨きが毎回大変!って方も多いのでは?

我が家もそうでした。
きっと、会話が成立するようになれば、言葉で伝えられたら問題ないのかもしれません。
でも、0歳~2歳までだとまだまだ。あの教育番組の歯磨きのコーナーがどんなにうらやましいことか。
(あんな風に、すんなり仕上げ磨きをさせてくれるとどんなに楽だろうか・・・)

なかなか歯磨きに抵抗していた我が家の長男・ハルイチ君ですが、
〇〇な方法を取り入れることで 今では楽しく歯磨きをさせてくれるように!
そんな我が家流の歯磨きポイントをご紹介します。

目次

歯磨き嫌い!! 嫌いな理由は歯磨き鬼の出現だった!?

いつ頃からだったでしょうか??
離乳食が始まり、前歯がちょこんと顔を出してきた! 
こどもが新しいステップに進んだような新鮮な気持ちになりました。
離乳食、歯磨き、新しいことを始めることがこんなにも新鮮に感じるなんて。
母になるって不思議な気持ちにさせてくれるものですよね。

新しい歯が1本2本と生えてきて、だんだんとこども自身でも出来ることが増えてきたころ
我が家にもいよいよやってきましたイヤイヤ期!! 

ハルイチ君は、性格はおっとりな方で、あまり〇〇がしたい!
というような意思を通すことが少なかったので、
このイヤイヤ期の到来は今まで拒否することがなかっただけに衝撃的でした。

色んな事が『嫌だよ!!』と何でも首を横に振るハルイチ君。
歯磨きは特に嫌が大きかったのです。
「ぁー!やあー!!ぎぃやぁあああー!!」
といった具合に身体全体で嫌を表現して転げまわっていました。
はじめは私も柔軟に対応していたものの、回数を重ねるにつれて毎食後の歯磨きがつらいものに・・・。

でも止めるわけにもいかずで、羽交い絞めにして何とか最短で済ませるように努力しました。
きっと何回かに一回、嫌!が大きいならうまく対応できていたのかもしれませんが、
毎度となるとこちらも疲れてしまい私の思考は、
いかに速やかに早く歯磨きを済ませるか』が課題になっていました(笑)

大粒の涙を流し歯磨きをしている息子。何とも言えない気持ちになります。
イヤイヤ期が来る前は、まだ自分で身動きがしっかり取れないこともあってか?
こんなに苦労することはなかったのに・・・。
もう!毎回こんなんじゃ、私が嫌だ!
悶々としながら今日もハルイチ君を自分の足で固定しながらの歯磨きタイム。
相変わらず、嫌!の連続、出せる力いっぱいで足から抜け出そうとしています。
おまけに口を固く閉じ、歯ブラシを動かせないように歯で食いしばる始末・・・
今日は長期戦になるな、なんて思いながら手を動かすも、食いしばる力の強いこと。

「もう!ちゃんと歯磨きさせてよ!」

我慢しきれず、ついに怒ってしまいました。
点いていないテレビのブラウン管に写る私。

(!!!)

ブラウン管に写る私は、、、

に見えました。

なんて恐ろしい顔。食後の歯磨き時間に現れる歯磨き鬼。
息子はどんなふうに思ったでしょうか?
私が見ても怖かったのですから、息子はもっと怖かったでしょう。
歯が生えてきたことは私にとって喜ばしい成長ですが、
ハルイチ君にとってはどうでしょう?
今までミルクだけだったのが、新しい食べ物が始まり
よくわからないうちにジャリジャリする謎の棒でゴシゴシ擦られる。
しかもママはとても怖い顔で。
イヤイヤ期が到来したかどうかはともかく、普通に嫌ですよね。
歯磨き時間に現れる歯磨き鬼。
そりゃあ歯磨きが嫌になるわけです。
ついつい自分の考えを押し付けてしまいますが、
こどもにとってはどれも初めてのこと。
楽しいと感じるかもしれないし、怖いと思うかもしれない。
それはこどもそれぞれかもしれませんが、ママが怖い顔で
ゴシゴシ仕上げ磨きをされても誰でも嫌ですよね。

じゃあ、どうしたら楽しく歯磨きに付き合ってくれるでしょうか?

こどもは真似っこの達人。そうそう!こんな風にやってみよう。

歯磨き鬼の出現により(笑)歯磨きが嫌な理由が分かったけれど、
どうすればハルイチ君は楽しく歯磨きが出来るだろうか?
とにもかくにも、まず手始めに歯磨き鬼が出てこないように尽力しました。
私は出来るだけ笑顔で仕上げ磨きをするようにしました。

歯磨きは怖くないんだよ!!
笑顔で言葉も添えて伝えます。

出来るだけ笑顔でいることで、ハルイチ君の嫌がり度は以前に比べると良くなりました。
ただ、すんなり歯磨きに対応してくれる訳ではなかったので、苦労は変わらずでした。

もしかしたら私も一緒に歯磨きをしたら楽しいかな?
試しに私も一緒に歯磨きをしてみました。

明らかに興味を持っているように見えます。
こうやって磨くんだよ!とやってみせると、
自分も同じようにしてみようと一生懸命に歯ブラシを動かしています。

「すごい!ハルイチ君、ママの真似っこしたの!?すごいね!!上手だね!!!」
その一生懸命さが何とも可愛くて褒めてあげると、ハルイチ君はとても嬉しそう。

(ハルイチ君にとってママと同じことをするが楽しいことなんだ!!)

仕上げ磨きをするときにはハルイチ君に私の仕上げ磨きをまずやってもらい、
そのあとに私がハルイチ君の仕上げ磨きをする。
要するに、かわりばんこに仕上げ磨きをしあいっこしてみたところ、
楽しそうに磨かせてくれました!
(しかし、仕上げ磨きをやってもらうのはなかなか痛い・・・我慢です。)

何とか楽しんで歯磨きをしてもらおうと、あれこれ考えてみましたが
結局どうしたら楽しいと感じてもらえるか、ではなくて一緒にすることが
シンプルに楽しいことだったのです。

『ママと一緒に歯磨き楽しい』を、飽きてくる前に習慣化させよう!

一緒に歯磨きを楽しくやってくれるようになり、仕上げ磨きが苦痛に感じることはなくなりました。
こどもが楽しそうにしていると、私も楽しくなります。
ただこれを一時のものにしてはいけません。
毎食後かならずやること!として習慣化させていかなければ。

おもちゃ遊びだって日によって好みも変わりますし、飽きてしまったり
突然全く遊ばなくなったりなんてこと、よくありますよね?
きっと歯磨きも例外ではない!
いつ飽きてしまってもおかしくない。
今は、【一緒に歯磨きするのが面白い!ママと一緒にする遊びの一つ】なはず。
この楽しい遊びを、毎日の習慣として身に着けさせるにはどうしたらいい?
歯磨きは虫歯になったら大変だから毎日ちゃんとするんだよ!
言葉で伝えるのは簡単ですが、相手はまだ会話が成立しない2歳児。

どうしたものか・・・。

何かいい方法はないかと探してみるも特に思い当たらず。
とりあえず、ただ毎日ご飯の後に一緒に歯磨きをする。
仕上げ磨きのやりあいっこをする。
今のところまだ楽しそうに付き合ってくれる。

いつものようにご飯の後には歯磨き!
が、急な来客がありその日は歯磨きを後回しにしていました。

「これ、これ!!」
「んーんー!!」

私の服をひっぱりハルイチ君が歯ブラシに指をさしています。
(えぇ!自分で歯磨きしようって言ってる!)

ビックリしました。もしかしたら、楽しいご飯の後の遊びをしようと
誘っているのかも?と思いましたが、何度かご飯の後に歯磨きに誘わず
知らん顔していると、やっぱりハルイチ君の方から誘ってきてくれます。

ハルイチ君にとっては、
いつもやっていること』を『今日はやらない』が気持ち悪いよう。

習慣的に身につけさせたいと思っていた私でしたが、なんてことはない。
はじめは遊びでも、毎日しっかりやることで習慣に変わり、
やらないことが気持ち悪い!になるようです。

歯科健診でのお話。歯磨きはこどもにとって実は〇〇だった!

お友達のお子さんも歯磨きが嫌いで、私の方法を実践するもダメだったと。
どうしても歯磨きをすると暴れて泣きじゃくり嫌と頑なになる。
泣き方がとにかく異常でお友達ママもかなり滅入っているよう・・・。
私も経験しましたが、『』が続くのって本当に辛い。

そういえば、この間受けた歯科検診でこんな話を聞きました。
我が家の歯磨き問題は解決した後だったので、その時は『ああ、そうなのか』
くらいにしか思わなかったけれど、きっとお友達のお子さんが嫌がる理由は
これに違いない。

こどもが歯磨きを嫌がるのは実は痛みを感じているから。
仕上げ磨きの時に、自分の歯を磨く要領で子供の歯を磨いていませんか?
こどもの歯を磨くときには大人の半分以下の力量で磨かなければいけません。
それ以外にも、上唇をめくると上唇小帯と呼ばれる膜がありますよね?
ちょうど前歯の中心当たりに。この膜にブラシが当たると痛くて嫌がります。
指でこの膜をガードして直接ブラシが当たらないようにして磨いてあげるのが
良い方法です。

確かに磨きあいっこをしているとき、ハルイチ君に
やってもらったときは痛かった。しっかり自分でも体感していました。
なるほど!そうだったのか。

まとめ

2歳までのお子さんを持つママの悩みの種、歯磨き!
我が家もあれこれと悩み、格闘しました。
真剣になればなるだけ、顔が特に緊張してしまう私はこどもからすると
鬼以外のなにものでもなかったでしょう(笑)

楽しく一緒に歯磨きをするヒントは、

  • ママも笑顔で一緒にすること
  • 仕上げ磨きもこどもにもお願いしてお互いにやってみること
  • 毎食後の習慣に毎度行うこと
  • 痛がる場合もあるので力加減と上唇小帯にブラシが当たらないように注意すること

もしかしたら、歯磨き鬼がいるかもしれません!
一度確認してみてくださいね。

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