「食育」という言葉はご存じでしょうか?2005年に「食育基本法」が制定されてから、今ではメディアや学校等、色々な場所でこの言葉を目にするようになりました。でも、「食育」が大事なのは分かるけど、家庭では何をしたらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか
この記事では、簡単にできる「家庭の食育」についてご紹介します。家庭は「食育」の体験学習の場としては、最適!ちょっと意識するだけで、色々学びになります。
とはいえ、うちが「365日きっちりバランスのいい食生活」というわけではありません。先日、次男もとうとうフライドポテトの美味しさを知りました笑。
負担にならない範囲で、親子で楽しめる家庭の「食育」方法をご紹介します。ぜひ、試してみてください。
食育って何?なぜ食育が大切なの?
「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。近年、偏った栄養摂取、朝食欠食など食生活の乱れや肥満・痩身傾向など、子どもたちの健康を取り巻く問題が深刻化しています。
こうした問題を解決する重要な役割を果たすのが食育です。成長期の子どもに対する食育は、子どもたちが一生涯にわたって健やかに生きていくことができるよう、その基礎をつくるために行われるものです。 子どもの頃に身に付いた食習慣を大人になってから改めることはとても困難です。
私が学生時代、こんな体験をしたことがあります。入学当初、同じサークルの男の子が青白い顔でふらふらしていました。
なんか力でんわー。
どないしたん?ちゃんと食べとるん?
食べてるで。昨日はごはんと餃子3個。
あかーん!!そんなん、全然足りひんわ!身体もたへんやん!学食行くで!
どうやら、一人暮らしをするまで自分で食事を用意することがなかったらしく、1食の適量が分からなかったそうです。
うちの息子達は、そんなことにならないよう、今から鍛えておきたいと思います。目指すゴールは、「自分で食材を選び、簡単でバランスのいい食事を作る。更に楽しく食べる」ことです。ゆくゆくは、休日朝寝坊したママに「朝ごはん僕が作ったよー」と言ってくれるのが理想です笑。なんで、休日に限って「お腹すいたーっ」て早く起こされるんでしょうね。
まんまー!!!
分かったから、休日の朝に顔に乗るのはやめて・・・。窒息する・・・
家庭でできる食育とは?
では、家庭でできる食育にはどんな方法があるでしょうか。特別なことではありません。ちょっと意識するだけでOKです。
規則正しく食べる習慣をつける
決まった時間帯に3食、規則正しく食べることで、1日の生活リズムが安定します。身体だけでなく、精神的な安定にもつながります。この習慣を小さい頃から身につけておくと、小学校に通い始めたときにも非常に役立ちます。
みんなで楽しく食卓を囲む
どんなにバランスがよい食事でも、楽しくないと美味しくないですよね。現代では、みな忙しくて、なかなか家族で食卓を囲むのは難しいかもしれません。週に1度は、家族みんなで楽しくおしゃべりしながら、食事をしてはいかがでしょうか。ちなみに、うちの夫は食事のとき、黙々と食べてて楽しくありません。でも、最近は教育の成果か・・・
パパ!ちゃんといただきますゆって!それからね、「おいしーって言わなあかんで」黙ってたら、美味しくないよ!今日のご飯おいしーね♪
うまうま。
ありがとう。今日 納豆ご飯なんですけど・・・
食育セミナーやイベントに参加する。
親子で参加できる身近な食育イベントって、結構あるものです。簡単にできる体験としては、マクドナルドのマックアドベンチャー!詳細はこちらをご覧ください。
子どもにおつかいをさせる。
子連れで買い物って大変ですよね。カートからは抜け出すし、お菓子はねだられるし。できればいない間か、ネットスーパーで完結したい・・・。でも、たまには子どもにおつかいをさせてみませんか?自分で食品を選んでお買い物をするって、結構難しいものです。食材の選び方、金銭感覚。色々なことを学べます。
親子クッキングをする
料理が何からできているか、どんな手間がかかっているか料理を通じて学びましょう。とはいえ、子どもに手伝わせると、余計な時間がかかることも。時間に余裕のある休みの日に料理自体を「遊び」として楽しみましょう。
食育に役立つ!親子クッキング おすすめグッズ
親子クッキングにおすすめグッズ
いざ子どもと料理をしようとしても、大人が使う道具では、難しいことも多々あります。まずは、子どもでも使いやすい道具を選びましょう。
ピーラー
小さな手でも使いやすいよう、刃幅が狭いものがいいでしょう。普通サイズのものだと、ピーラーの刃が野菜からはみ出て、ざっくりという危険性も。うちの子はじゃがいもの皮をむくときに流血。子どもサイズのものを追加で買いました。
子ども用包丁
刃先と刃元が丸く、安全設計のものを選ぶと安心です。小さな手でも握りやすいものだと更にいいですね。
子ども用エプロンと三角巾
幼稚園や保育園でも、行事の際使うことがあるのではないでしょうか。ポイントは自分で着脱できるもの。自分でちょうちょ結びができない場合は、ボタンで留めるタイプのものだと便利です。
ぶんぶんチョッパー
包丁を使わなくてもみじん切りができるので、安全。手軽にお手伝いを頼めます。
食育のススメ まとめ
いかがでしたか。この記事では、家庭でできる食育について紹介しました。普段の生活でちょっと意識するだけで、り立派な食育になります。
・規則正しく食べる
・みんなで楽しく食卓を囲む
・食育イベントに参加する
・子どもにおつかいをさせる
・親子クッキングをすする。
乳幼児期の大事なこの時期。親子で食を楽しみ、興味を持つところから始めましょう。
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