止めさせた方がいい?【指しゃぶり・おしゃぶり】病気の可能性も!

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子どもが眠る時って、その子によって結構『クセ』みたいなものってありませんか?
3歳のハルイチ君は眠るとき(眠くなってきたら)には、
私の二の腕に吸い付かないと寝れないという変な癖がありました(;^_^A
ものすごい吸引力で赤アザだらけでDVを疑われる始末💦

その当時は、変な習慣だなぁ~くらいにしか思わず(いや、痛いけれども)
特に止めさせたりはしませんでしたが、
この変なクセも3歳に上がる頃にいつの間にかなくなっていました。
が、問題はもうすぐ2歳のハルジ君!

いまだに眠るときには絶対おしゃぶりがないと寝ません
そして私のお腹を触って顔を乗せていないと寝ない・・・
そうです。彼はパパだと絶対寝ないのです💦

とはいえ、そこまで今は問題には感じていませんが、
私ももうすぐ出産を迎えますし、お腹も大きくなってきた。
まだ1歳児とはいえ、お腹に顔を乗せられるのも少し重く感じてきました。
産後入院中もちゃんと寝られるかも気になります。

このベビー・幼児の眠るときの変わった『』には何か意味があるのでしょうか。
止めさせた方がいい?
またこの『癖』には病気が実は潜んでる可能性も・・・
出産時のことも踏まえ、気になったので調べてみました!!

目次

寝るときの『癖』の理由は?

眠くなってくると『指をしゃぶる・手をくわえる』こんな行動をするお子さん、少なくないですよね?
この変な『』のような行動は1歳~2歳頃の子どもに多いもので、
この行動の原因は、不安や緊張感を和らげるためとも言われています。
つまり、心を落ち着かせるためにこんな行動を無意識のうちにしているのです。

ハルジ君のように、おしゃぶりがないと眠れない!も指しゃぶりの延長のようなもの・・・
ママのおっぱいを連想したり、胎児のころからの癖なので本人には安心感があるのです。
ママのお腹の中にいる頃からはじまった(指しゃぶる)この行為は、
人間の自然な行為と言われています。

多くの子どもは、1歳~2歳頃から行動範囲が広がるとともに指しゃぶりは減少し、母子分離する
6歳になるころには、ほとんどの子どもはしなくなると言われています。

そういえば私も、幼少期は指しゃぶりしてた記憶がありました💦
(しかも人差し指と中指2本じゃないと嫌だった変なもの笑)
母に聞けば、小学校2年生頃くらいまでは指しゃぶりが続いていたそう・・・。

まあまあ長いな(笑)
結論、眠るときのお子さん特有の変な『癖』は自分を安心させるための行為なのですね。

寝るときにママにくっついていないと眠れない子も多いです。
ママとしては愛情不足かな?なんて心配になってしまいますよね。
ただ子供の心理としては『ママといれば安心』という行動の現われです。
実際にスキンシップが十分なお子さんでも起きる行動なので、出来る限り対応するのが◎

私のように妊娠していて、など事情がある場合は手を握る・ママがお腹に手を当ててあげるなど
別の方法へ上手く誘導するのがいいですよ。
あとはパパに頑張ってもらうしかないでしょう(笑)

【指しゃぶり・おしゃぶり】止めさせた方がいい?

指しゃぶり・おしゃぶり離れが出来ていないと心配だというママさんも少なくないと思います。
中には、歯並びに影響が出てしまうのではないか?なんて心配する意見も・・・

指しゃぶり・おしゃぶりは歯並びに影響あるの?

そういえばおしゃぶりにも「出っ歯になりにくいおしゃぶり」なんて商品を
見かけたことがあります。ということは、おしゃぶりユーザーには出っ歯や歯並びが悪くなる可能性が
やはり高いということでしょうか?

小児歯科医師さんのお話によれば、指しゃぶりやおしゃぶりによって歯並びが悪くなる可能性は低い
かつ、3歳児までなら指しゃぶりの行為自体は精神発達段階のひとつとして必要な反応としており、
無理にやめさせる必要はないそうです。ただし、長時間の指しゃぶりだと影響が出る可能性があると
言われており、一説には1日のうち6時間以上続かない限りは問題ないと言われています。

つまり、3歳児以降でも指しゃぶりがもし続いていても6時間以上の長時間続くものでなければ、
歯並びに大きな影響はないとされているのですね。(ほっ)

指しゃぶり・おしゃぶり・ママに触れていないと眠れない!なんて謎の『癖』も
安心するからが理由なら無理矢理にママがやめさせる必要はありませんよね。

けれど安心したのもつかの間、この子どもたちの『癖』を調べていると、
どうせいつもの癖でしょ?が実は、病気だったケースが中にはあります。
いったいどんなケースでしょうか。

単なる『癖』でしょ?が実は病気のサインだった!?

大人でも『癖』がなかなか治らない。なんてケースもありますよね。
子どもも習慣化して、ママに注意されてもなかなか治せない!
そんないつもの『癖』が実は病気が原因なんてこともあります。
病気が疑われるのはこんなケースでした。

【病気の疑い】爪を噛む癖

爪を噛む癖がある。これはそんなに珍しいことではないですよね?
5歳~10歳の子どもに多いとされる爪を噛む癖。何か考え事をしているときや退屈な時に
無意識に爪を噛んでしまう。ただこの行為も、勉強や運動など夢中になれることが増えると
自然に爪を噛まなくなります。
ただし注意したいのが、この爪を噛む行為が中学生・高校生になっても治らない場合です。
中学生以上でも続く爪を噛んでしまう原因は『ストレス』にあるとされています。
成人であるにも関わらず爪を噛む癖が頻繁であることを咬爪症(こうそうしょう)といい、
これは専門的な治療が必要になります。
中高生に上がっても癖が治らない場合は心療内科へ。

【病気の疑い】髪の毛を抜く

~2歳くらいまでのお子さんで髪の毛をむしったり引っ張ったり・・・。
自分の髪の毛をむしる行為は珍しいことではなく、よくある一過性の行為であると言われています。
この癖に特に意味はなく、単純に手を伸ばした先に髪の毛があっただけ、というケースが多いよう。

注意したいのが、この髪の毛を抜く行為が小学生に上がっても続いている場合です。
何か考え事をしているとき、自分の髪の毛を抜いてしまう行為が頻繁になると「抜毛症」と呼ばれ、
多くは思春期に発症する例がほとんどだそうですが、まれに小学生でも発症する可能性がある病気です。

この原因はいまだに不明とされ解明されておらず、主に強いストレスや不安解消行為、
一部では遺伝の可能性も示唆されています。
抜毛症は、心療内科・精神科に受診しますがとてもデリケートな病気なので、親が無理に
止めさせたり叱ったりするとかえって逆効果になってしまいます。

【病気の可能性】自分でやめられない無意識の行為

取り上げた子どもの癖は親が注意すると、たいていは子供の意思でやめることが出来ます。
ただし、注意されたことを忘れたころにまたやってしまったり、
親に隠れてこっそりやろうとしたりしますよね。
そんな中でも注視したいのは「子供の意思ではやめられず無意識に動いてしまう癖」
チック症です。

このチック症は無意識に繰り返してしまう動きや発生を指し、これは突発的かつ反復性があり
本人がやめたくても勝手に動いてしまう病気です。子供の10%~20%にこの症状が見られます。
チック症には「運動性チック」と「音声チック」があり、運動性チックは何度もまばたきをする、
頭をねじったり、肩をずっと動かしたりなど。音声チックは何度も咳ばらいをしたり、奇声を発したり。
チック症は4歳~11歳頃の発症例が多く、ほとんどは一過性で時間経過とともに改善されるケースが多いです。
ただこの症状が1年以上も続き、複数の動きをとなう場合は「トゥレット症候群」と呼び、
専門的な治療が必要になる場合があります。チック症は神経系の病気であると言われており、
こどもに発症例が多いのは脳が発達段階にあるためだとされています。
まずはかかりつけ医や小児科を受診しましょう。

ちょっとした癖でも実は病気の可能性が潜んでいるなんて想像もしていませんでした。
忙しい毎日の中でも、「そういえば」なんてところが落とし穴なのかもしれません。
今回は幼児の癖から病気の可能背までのお話でした。
参考になれば幸いです。

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