公立小学校の低学年におすすめの問題集とは|教えるときに役立つ本も紹介します

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長男

ママー!この問題分からへん!教えて。

ママ

またかいな。えっと、小学校1年生の内容を分かりやすく教えるのって難しいな。学校の先生すごいわ。なんかええ解説書ないかな・・・

小学校に入学すると不安がいっぱい。勉強ついていけるかな。授業だけで大丈夫かな。

そもそも、2020年春は新型コロナのせいで授業すら行われない!入学間もない小学生が自分で教科書を読んで勉強するのは難しいですよね。家庭学習用に教科書以外の教材も必要になってきます。さらに、分からないところがあるとすぐに「ママ教えて!」でも、小学校低学年にかみくだいて、分かりやすく教えるのは至難の技です。

この記事では、小学校低学年(あくまで普通の公立小学校の)が使いやすい問題集と子どもに教えるときに親が読むと役立つ本を紹介します。塾に行かずに家で何とか教えたいという方の参考になれば幸いです。

目次

問題集の選び方|国語と算数の問題集を選ぶコツ

まずは、国語と算数に絞ってご紹介します。国語は全般的なもの、文章読解、漢字等。算数は全般的なもの、計算、文章題等基礎から応用まで様々なタイプのものがありますが、選びかたのコツは次のとおり。

達成感の得られるものを選ぼう|ポイントは3つ

お勉強というと、子どもは負担に感じてしまいますよね。

長男

えー。毎日せなあかんの。おもんなさそう(つまらなさそう)

「つまらない」子どもがそう思ってしまったら、買っただけで手つかずになってしまいます。こんな事態を防ぐために、最初は達成感を得られるものを選びましょう。ポイントは3つ。

①1日1ページなどで進めていく負担の少ないタイプのもの。1ページできた!という達成感が得られやすい。
②子供が「これならできる!」と思えるものを選ぶ。親は「できるだけ難しい問題集にチャレンジしてほしい」と思いがちだが、最初は我慢。
③1ページやるごとにシールを貼る等、ご褒美的なものがついている。

うちは「ドリルの王様」を選びました。1ページ15分以内で解答でき、ご褒美の「できたシールもついています。巻末の保護者向け解説も分かりやすい点がよかったです。使ってみると、1日1ページの分量がちょうどよかったそう。「ドリルじい」が教えてくれる「ヒント」も絶妙でした。ちなみに紙の書き味もよかったです(問題集の紙質も大事だと思います。消しゴムで消したときになかなか消えないものはおすすめしません。)尚、気に入ったのか、「文章読解」を購入した翌日に「プログラミング」も欲しいとのことでした。

長男

できたら、本の最後の「がんばりひょう」にシールを貼るんやて!シールはがしたら、占いも出てくるんやで!

教科書に準拠しているものを選ぼう|解説もチェック

教科書準拠とは、学校教科書内容に沿って作成されたテキストで、目次や単元名、内容・レベルなどがすべて実際に学校で使用されている教科書に合わせてあります。学校で習う順で学習できるので混乱なく学習を進められます。予習復習にもぴったり。

教科書完全準拠のものには、「新興出版社」出版のぴったりシリーズと「文理」出版の教科書ワークシリーズがあります。

どちらも似たような内容なので、好みの問題だと思いますが、うちは教科書ぴったりシリーズを選びました。決め手は解説の分かりやすさ。市販教材はプロではなく親が指導するので、この部分が重要です。

子どもが食いつくものを選ぼう|低学年男児はうんこが大好き

子どもって興味があるものには、食いつきますよね。うんこなんて小学生男子にとって大好物そのもの。もうこれはジャケ買いでした。全部の問題にうんこが入ってますが、ちゃんと考えさせられる文章題で構成されています。

教科書ぴったりトレーニングである程度基本を身に着けた後こちらを使用しました。少し難しめの問題も含まれています。

うんこ算数ドリル文章題 日本一楽しい算数ドリル 小学1年生【1000円以上送料無料】

ちなみに小学校入学前は電車好き(今も)だったので、こちらを使用していました。

親におすすめ|算数の教え方と学習指導要領解説

次の子どもに教えるときに、親が読んでおくと役立つ本を紹介します。

算数を分かりやすく教えるなら

かみ砕いて教えるのが難しい場合は「親が教えることを前提にした解説書」を読んでみましょう。「一番わかりやす小学算数の教え方」は具体的で分かりやすいです。ただ、題に「お母さんのための」とついているところは?ですが。

【中古】一番わかりやすい小学算数の教え方 お母さんのための算数「虎の巻」 改訂新版/実業之日本社/大嶋秀樹 (単行本(ソフトカバー))

教師必携の書 学習指導要領解説を手に入れよう

学習指導要領は、各学校が教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準として定められています。これは、住んでいる場所に関わらず、日本のどの地域にいても一定水準の教育が受けることができるようにするためです。

授業の展開方法は各学校、教師に任せられていますが、基準・目標は統一されています。つまり、学習指導要領解説を読めば先生が何を狙って授業を展開しようとしているのかがよく分かります。

ちなみに幼稚園にも園にも幼稚園教育指導要領があります。読んでおけば、生活発表会でも「先生は意図があって、この内容にしたのね」と別の観点からも楽しめました。

この学習指導要領。文科省のHPからダウンロードできますが、購入することもできます。昔は大学生協で買っていましたが、今はネットで簡単に買える。しかも1冊100~200円台というリーズナブルさ!

長男

ママ。何読んでるん。それ面白いん?

ママ

学習指導要領解説やで。昨日手に入れたんよ。懐かしいわぁ。これ読んで教育実習のとき指導案書いとったんよ。これ読んだら、学校で何を勉強するか大体分かるで。

パパ

字ばっかりやん。気持ちわるっ。

次男

あぶー。(それより、絵本読んでんか。)

まとめ

いかがでしたか。この記事では、学校低学年(あくまで普通の公立小学校の)が使いやすい問題集と子どもに教えるときに親が読むと役立つ本を紹介しました。全てを買いそろえる必要はありません。ぜひ、我が子に合ったものを選んであげてくださいね。

ちなみに、保護者の働きかけがある子どもは学力が高いという傾向があるそうです。子どもは親が関心をもってくれていると嬉しいもの。子供たちが学校で学んでいることに関して、是非、子供たちと話したり、一緒に考えたりしてみてくださいね。

とはいえ、ずっとつきっきりは難しいです。うちの場合は集中して2時間は一緒にお勉強。それ以外の時間はチャレンジタッチで勝手に勉強しています。料理中や下の子の寝かしつけ中に聞かれても即対応はできません。うまく使い分けしてくださいね。

ママ

はて、いつまで解説できるかな。「数学」になるとアウトかも・・・。

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