あなたはコンセントから火花が散った瞬間を見たことはありますか?
あれは、ある平日のお昼時。アクシデントが重なり、オープンレンジのコンセントから火花が散ったのです。青白い火花!そして静寂…。
ママー!くりゃあい…。(暗いよー。この日は雨でした。)
嘘やん!電気つかへん!エアコン停まってる。冷蔵庫も…。キッチンだけやなくて、家中電気使えへんやん!主幹ブレーカーが「異常」だと!?
なんと、コンセントのスパークによりブレーカーが落ちて、全く電気が使えなくなってしまったのです。ブレーカーを上げて復旧しようとしましたが、全然ダメ…。それにコンセント付近の焼け焦げも怖い…!
さて、どうしましょう。どこに助けを求める?どう対応する?この記事では、コンセントの電気トラブルの対処法と防止策についてご紹介します。自分には関係ない?いえいえ。誰にでも起こりうることです。しかも、小さなお子さんがいれば、コンセントにいたずらする可能性も!
ぜひ、この機会に「万が一」に備えましょう。
電気のトラブル!どこに連絡する?
突然、電気トラブルがおこったら、電気が使えなくなったら焦りますね。そんなとき、どこに電話をすればいいかまずは体験談をご紹介します。
取りあえず私は電力会社へ電話してみました!
専用の番号があるのね。えっと、全く、ブレーカーが上がりません!
今から言う手順でやってみてください
無理でした…
では、訪問しますね!
幸い2時間後には来てくれました。但し、主幹ブレーカーは復旧してくれましたが、宅内のコンセントについては管轄外とのこと。そりゃそうだ。(ま、とにかく電気が使えるようになっただけありがたい)
慌ててうちを建ててくれた会社に連絡しました。よかった!担当者の方すぐ来てくれて。電気工事の手配もその場でしていただいたので、次の日には取り換え工事も完了したのでした。
火事にならなくてよかったですね。
結論:電気のトラブル時は電力会社と建築会社(賃貸の場合は管理会社・大家さん)に連絡しましょう。
電気のトラブル|子ども達と家を守るために私が決意したこと対策5つ
この出来事を経験し、私は決意しました。子ども達と家を守るために5つの対策を取ろうと。
・家庭用消火器を買おう
・コンセントの対策を取ろう
・モバイルバッテリーを満タンにしておこう
・火災保険を確認しよう
・備蓄食料を見直そう
家庭用消火器を買おう
幸い、大きな事故には至らなかったのですが、青ざめました。もし火災になっていたら!?そういえば、うちには消火器がない!賃貸時代は廊下にあったけど、戸建てになると自分で購入しなきゃ!でもどれを買えばいいの?
家庭用消火器の種類は3つ
家庭用の消火器には、粉末タイプ・強化液タイプ・エアゾール式簡易消火具といった3種類。特徴を踏まえ、目的や設置場所に合ったものを選びましょう
粉末タイプ
粉末タイプの消火器は、他のタイプに比べて消化能力が高いため、スピーディーな消火を行いたい方におすすめだそう。噴射後に一気に火の勢いを弱めることができますが、放射時間が比較的短いので、火元を的確に狙って使います。大きくなった火には使えません。また、粉が飛び散るため、消火後の片付けは大変。狭い室内で使うと粉が充満して視界が悪くなることがあるので、狭い場所に設置するのは避けた方がいいそうです。
強化液タイプ
強化液タイプは、粉が飛び散ることがないため、視界がクリアなまま消火活動を行えて、後始末もしやすいのがメリット。液体なので浸透力が高く、再燃を防止してくれます。ただし、消化スピードにおいては、粉末タイプに比べると劣ります。また粉末タイプよりも重たく、少々取り回しづらいという欠点も。
クマさん柄もあるんや。かわいい。
エアゾール式
スプレータイプのエアゾール式簡易消火具は、軽量で取り回しがしやすいので、キッチンやリビングなど場所を選ばず設置できるのが魅力。またヘアスプレーなどと使い方が同じなので、簡単に使用可能です。しかし、消火能力は粉末・強化液より劣ります。あくまでも消火補助具として、粉末・強化液のいずれかと組み合わせて用意しておくのによさそう。
多分、ほんまに火事になったら、消火能力が高いやつが安心かなぁ。粉末タイプとすぐ使えそうなエアゾル式を買っておこう。
この出来事があった翌日、早速カインズにエアゾル式を購入しに行きました。粉末式は…2歳児連れて購入するにはちょっと重い!現物を確認してネットで買うことにしました。
消火器 どこに置く?火元になりそうば場所はかえって危険?
せっかく買った消火器!どこに置こうか迷いますよね。一番火災になりそうな場所はキッチン!でも、キッチンに置いてしまうと、火元であるキッチンには消火器を取りにいけないかもしれません。特にエアゾル式の消火器補助具は可燃性のガスを使用しているので危険!おすすめの場所は、火元になりやすい所から離れた場所で、通るのに邪魔にならず、水などが掛からない目につきやすいところだそうです。
よし、エアゾル式消火器をリビングに、粉末式消火器を玄関に置いておこう。
コンセントに電気火災防止対策を取ろう
今回のコンセントのトラブルですが、よくあるそうです。電気工事を行ってくれた会社の方によると、「トラッキング」という現象で火事を引き起こすことがあるそう。(今回の原因は違いますが)
トラッキング?
コンセントにプラグを長時間差し込んだままにしておくと、コンセントとプラグの間にホコリがたまるやろ。たまったホコリに湿気を帯びると通電している電気によって発火してまうんや。このような現象をトラッキングと呼ぶねん。
トラッキング火災は、電気製品を使用していなくても、電源がOFFであっても、コンセントにプラグが差さっているだけで発生してしまうんや!
知らない間に火事になっちゃうってこと?
そう!せやから、プラグにホコリが溜まらないカバーやトラッキング防止加工されたパーツを取り付けてホコリから守った方がええで。
冷蔵庫とかテレビとか要チェックやね。後、使ってないコンセントもカバーしとこ。カンちゃんが前におもちゃ突っ込もうとして、慌てて止めてめっちゃ叱ったもんな。
この機会に、コンセント周りを掃除し、トラッキング防止カバーをつけることにしました。
モバイルバッテリーを満タンにしておこう
今回の出来事で困ったのが一時的にしろ電気が使えないということ。しまったスマホの電池が30%しかないやん!
電力会社や建築会社の連絡を待ってるのに!
そうだ!モバイルバッテリー…。しまった。充電してなかった。
結局、お隣さんに助けを求めました。
すいません。電気をください。
ええけど、何事!?
近所づきあいは大事ですね。
全然復旧せんかったら、言いにきいよー。暖房も使えんで寒いやろ。
これを機にモバイルバッテリーは常に満タン。予備のモバイルバッテリーも購入しておくことにしました。
モバイルバッテリーがあれば、スマホ以外に動かせるものもあるしな。
備蓄食料を見直そう
おなかしゅいたー!
パンでも食べといて!って冷凍してた食パンしかないやん!
電気使えへんからトースターも無理か。
お!でもガスは無事や!
幸いうちはオール電化ではなにのでガスは生きていました。とりあえず温かいうどんを与えることはできましたが、この機会にすぐに食べられる食料を備蓄しておくことの大切さを実感しました。
2歳児に与えるには、今のうちの備蓄食料では心もとないな。
火災保険を確認しよう
さて、今回の被害はコンセント修理代10000円とオーブンレンジ。地味に痛い…。しかも先月洗濯機が壊れて買い替えたばかり。そこで、思い出しました。うちは火災保険に入っているではないかと。早速契約時にもらったパンフレットを読んでみました。
お!これ当てはまるんちゃう?
不測かつ突発的な事故により被った損害に対して、保険金をお支払いします。
例、掃除中にテーブルを運んでいて、誤ってガラスを割ってしまった。
保険会社に電話してみたところ…
対象事故となります
(ほっ!)そんなんですか!
但し、お客様の契約は免責1万円となっておりますので、1万円を超えないとお支払いできません。
そういう契約になっていたか!契約時には深く考えなかったなぁ。これを機に火災保険の内容も確認しておこう。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、コンセントの電気トラブルの対応方法と防止策について紹介しました。普通に暮らしていたら、コンセントから火花が!なんてことは無いと思いますよね。
でも、いつ事故や災害はあるかわかりません。この機会に備えてみてはいかがでしょうか。
防災の備えにもなったかも
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