『さぁ出掛けるよ~!靴履いて~』
・・・ママ、おしっこ。
ついさっきおトイレ無いって言ってなかったかしら(#^ω^)ピキッ
こどもって何だかマイペースだなぁと感じたとはありませんか?
私は朝の登園のバタバタのタイミングにこう感じることが最近多いです。
もちろん、朝寝坊して自分都合で急いで!早く!と急かしている訳ではなくて
(いや、心の中ではお願い急いで!と思ってる)
準備に時間が掛かることを考慮して、時間に余裕をもって行動しているのに・・・。
本人のゆったりさんの性格なのかな?なんて思うこともありますが、
ママ友に同じ話題を振ってみると、皆さん同じ反応。
『もう!急いでいるときに限って!💦』
なんて思ってしまうほど、ゆっくりだと感じることが多いようです。
これって何か理由があるのかな?
気になったので調べてみました。
実はこどもと大人では体幹時間に差が・・・
つまり、あなたのお子さんは『マイペース』じゃないかも!?
詳しくご紹介します。
子どもの体内時計は10分が1時間の感覚!?
もう出掛けるから準備してね~
そう声をかけると元気なお返事はかえってくるものの、
お着替えはまだ途中で洋服を握ったままおもちゃで遊んでいる・・・。
こんなことよくありますよね?
心の中ではお願い、早くして!でもこんなことで叱るのは変ですよね。
『お着替えお手伝いしようか?』やさしく声かけして着替えを促して・・・。
でもこれが毎日で内心、どうしてこんなにマイペースなんだろうと疑問に感じます。
私とハルイチくんの間でタイムラグをものすごく感じる。
これってそもそも違って当たり前のことなの?
☞調べてみました。
人間の体幹時間には一定の法則があり、フランスの哲学者ポール・ジャネーが
考え出した『ジャネーの法則』にはこう書かれています。
”人間の体幹時間はそれまで生きてきた年齢に反比例する”
例えば、30歳の人の1年はその人にとっては、
30年の人生の中での1年ですから30分の1。その人の人生の中での約3%ということになりますよね?
でも5歳の子どもにとっての1年間は5年間のうちでの1年だから5分の1。
つまり5歳の子の人生の中でその1年は約20%を占めていることになります。
たしかに年齢を重ねるにつれて、1日の時間・1年の時間が早くなったように
感じることありますよね(;^_^A
あれ?ハルイチ君はついこの間まで赤ちゃんだったのにもう保育園に通っている・・・。
久しぶりにあったおばあちゃんには、
『ついこの間まではランドセルだったのにもう子供がいるなんて信じられない!』
なんて冗談交じりによく言われたっけ?(もしかしたら冗談じゃないんかも笑)
要するに、同じ1年、1日、1時間であっても3歳のハルイチ君とピー●歳の
私の体感時間は6倍以上の差がある、長さがあることが分かりました。
確かにこれには納得ですね💦
私の10分はハルイチ君にとっては60分ってこと!
「あと10分で出掛けるよ」は60分後に出かけると感じてることになる。
ならば洋服片手におもちゃして遊んでるのも納得です(;^_^A
内心、「お願い、早くして!!」
と、ついイライラしてしまうこともあったけれど、この体感時間の違いで
イライラすることは無くなりそう。だって感じる時間の速さが違うなら仕方ないよね。
ハルイチ君の時間は、ド〇ラゴンボールの精神と時の部屋くらいに思っておこう(笑)
あれ?でもちょっと待ってください。
10分=60分(1時間)に感じるってことは、逆もあり得るんじゃ???
【時間軸の違い】こどもとの約束には注意が必要!?
体感時間の違いで、普段マイペースに感じていたハルイチ君が実は全然マイペースではないことが
発覚して色んな意味で安心したのですが、私の10分はハルイチ君にとって60分ならば、反対に
私が10分待ってね!=1時間待たされている感覚ってことですよね?
確かに、保育園へお迎えに行くと「ママ、遅いよ!何してたの?」と怒られます。
時間はいつも通りで特に遅れているわけじゃない。
来週、みんなで動物園に行くよ!と伝えれば、その日になるまで
「動物園はまだ行かないの?」なんて聞かれたことがあったな。
私は単にまだ子供だから曜日感覚がないから、毎日尋ねられると思っていましたが、
これも体幹時間の違いからだったのです。
体感時間が大人に比べて飛躍的に長い子供にとって『未来』という時間軸の受け止め方が
実はまだ出来ていません。そんなハルイチ君に「来週、動物園行こうね」は、体幹時間的に
2か月くらい先の約束に感じているのです。
「そうなんだぁ~」と流してしまいそうですが、重要なのはここからです。
【要注意】子どもとの未来の約束には注意が必要です。
大人が2か月先に約束することってどんなことでしょう?
家族で旅行とか普段会えない遠方の友人に会うとか、要するに「重要な約束」で
あることは間違いないですよね?
先ほど、来週の約束は2か月ほど先の約束にハルイチ君は感じているとお話しました。
そうです。もしもこの動物園の予定がキャンセルになったらどうでしょう?
ハルイチ君にとっては2か月待ちわびた動物園の約束が無くなってしまった。
それを、『雨だから動物園いけなくなっちゃった。でもまた来週行くからいいよね?』
遠距離恋愛中のカップルが2か月ぶりに会えるのを彼氏にドタキャンされた。
彼氏に『また2か月後に会えるから別にいいでしょ?』なんて言われたらどうですか?
ぷっちん(# ゚Д゚)!!!
・・・普通に激怒しますよね(;^_^
天候の都合などで予定がキャンセルになってしまったとき、
子どもはめちゃくちゃ泣いて悲しみますよね?
そんな時に私は、また来週行くって言ってるのに💦
なかなか泣き止まないな、機嫌治らないなぁ。なんて思っていました(反省)
もしも「また来週いくからいいでしょ!泣き止みなさい!」なんて言われたら、
いったい子供はどんな気持ちになるでしょうか?
「ママなんか信用できない」「嘘ばっかりだ」「ママなんか嫌い!」
こんな風に思われても仕方ないですよね。
お子さんと「未来の約束」をするときにはめちゃくちゃ注意が必要です。
我が家は来週の予定も『未来の約束』にせず、
出掛ける前日に伝えようと思います(-_-;)
きっとその方が感動度も大きいし、早く寝てくれそうで一石二鳥です。
時間に慣れよう!朝の準備がスムーズになる方法♪
とはいえ、『時間が決まっていること』をずらすことは出来ないので、
お願い!早くして!とママがイライラしないように
毎朝の準備を少しでもスムーズにする方法も調べてみました。
そもそも体幹時間の違いがあるのに、「あと10分したら出かけるから急いで!」は
全く子どもにとって効果がないのはわかりましたよね(;^_^A
(むしろ、あと1時間後の出発だ~のんびりやろうってなりそう💦)
体感時間に子どもと大人の差はあっても、1分は60秒なのは変わりません。
ですので、準備をスムーズにする効果的な方法は・・・
時計を置いて⌚どんっ💥
「ここまでに準備頑張ってね!」が効果的です!
ハルイチ君も朝ご飯の時は「おかあさんといっしょ」が終わるまでに食べちゃってね~
そうお願いすると、きちんと食べ終えて自分でお皿を片付けてくれます。
ただいつも、その後が遅かった・・・。
お着替えとおトイレに時間が掛かります。
おトイレでは見えない敵と戦い(笑)なかなか出てきません。
出てきてからも見えない敵との戦いの延長で着替えはなかなか進みません。
時計を置いて「わかりやすく」することで、
感じる時間に違いがあっても、刻む時間は私もハルイチ君も一緒ですから。
『この長い針が”3”のところに行くまでに、おトイレとお着替え頑張ってね!!』
(要するに8時15分)
こんな風に伝えてみたところハルイチ君の行動が変わりました。
ぼーっとしたり何かに気を取られたりで動きが止まることはありますが、
はっとして時計を見て、「だめだ!”3”になっちゃう!ママ急いで!」なんて言いながら
8時15分までに準備をしなくちゃいけない感覚で行動できるように変わってきました。
何か苦手なことがあるときにその理由を予測で勝手に決めつけてレッテルを張るのは
これ絶対だめですね(-_-;)
・・・私もハルイチ君はのんびり屋さんだからと決めつけていました。
(体感時間の話で行くとハルイチ君はのんびり屋ではなかった)
物事にはちゃんと理由がある。
育児は私の予想や身勝手な判断でしたらダメですね。
めちゃくちゃ今回調べたことが私自身にも反省にも勉強にもなりました。
みなさんの参考になれば本当に幸いです。
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