赤ちゃんの肌はとても敏感肌でデリケートです。
季節の変わり目に、カサカサと乾燥してくると少し心配…。
ベビーローション?ベビーオイル?何が違うの?
どっちで保湿したほうがいい?と赤ちゃんの保湿はわからないことだらけ!
そんな赤ちゃんの、保湿やマッサージの仕方などを紹介します!
赤ちゃんはなぜ保湿が必要なのか?
そもそもなぜ赤ちゃんには保湿が必要なのでしょうか?
つやつやでうっとりするほどのぷるんとした肌。
実は、とってもデリケートなんです!
赤ちゃんを守る「胎脂(たいし)」
生まれたばかりの赤ちゃんは、「胎脂(たいし)」と呼ばれる、
赤ちゃんの肌を乾燥などから守る役割のある、
白いクリームのようなものが肌にくっついています。
そのため、以前では生まれたばかりの赤ちゃんには、
保湿は必要ない、と言われてきました。
とてもデリケートな赤ちゃんの肌
しかし、胎脂は生後約1ヶ月から、保湿成分が減ってくると、
乾燥してボロボロとはがれていきます。
胎脂がはがれたということは、肌が外部に触れるということ。
赤ちゃんの肌の厚さは、大人の肌の厚さの半分と言われているので、
刺激を受けやすく、とてもデリケートです。
皮膚が作られる新生児期から、新しい皮膚を守るためにも、
適切に赤ちゃんの肌を保湿してあげましょう!
お肌を保湿しよう!ローションとオイルの違いは?
赤ちゃんのお肌を保湿しよう!と思ったときに、
ベビーローションとベビーオイルの2種類があります。
初めて保湿剤の購入を考えたときに、2つの違いが判らずに困りますよね。
とりあえず2つ買ってしまい適当に塗っている、なんてことも。
どちらも保湿剤ですが、いったい何が違うのでしょうか?
ベビーローション「水分補給」
ベビーローションは、さらさらしたタイプ、しっとりしたタイプなど、
さまざまなタイプのものがありますが、
その一番の役割は、「水分の補給」にあります。
主な効果は水とミネラルで、ミネラルオイルが成分に入っています。
ベビーオイル「油分補給」
低刺激のものが多く、オイルといってもべたべたするのではなく、
肌になじみやすいようにできています。
その一番の役割は、「油分の補給」にあります。
頭の先から足までの広範囲に使用することができるため、
全身の保湿に活躍してくれます。
それぞれ保湿剤ではあるものの、2つの役割や保湿成分は異なります。
そのため、2つを上手く使い分けることが、
赤ちゃんのスキンケアに効果的な使用方法と言えるでしょう。
赤ちゃんとのスキンシップ!ベビーマッサージをしよう
さて、ベビーローションとベビーオイルの違いがわかったら、
お風呂上りや乾燥が気になった時に、赤ちゃんにマッサージして塗ってあげましょう!
ベビーマッサージは赤ちゃんとのスキンシップになるだけではなく、
お母さん自身のストレス解消にも効果があるといわれています!
お風呂上りや寝る前がおすすめ!
赤ちゃんがリラックスしてそのまま寝れるような、
お風呂上りや寝る前がベビーマッサージのおすすめです!
赤ちゃんを裸にしてローションやオイルを塗るので、
塗る前に室温をチェックしてから塗りましょう。
ベビーマッサージのやり方
ベビーマッサージには、絶対にこうしなければいけない!ということはありません。
赤ちゃんがリラックスして気持ちよくなることが大事です。
赤ちゃんには声をかけたり歌を歌いながらマッサージしてあげましょう。
ローションやオイルは塗る前にてのひらで少し温めてあげると、
赤ちゃんに塗った時にびっくりせずにマッサージすることができます。
塗るときはソフトタッチで優しくマッサージしてあげてください。
ここではベビーマッサージのやり方のひとつを紹介します!
STEP 1:
胸の真ん中に両手を置いて、てのひら全体を使って、
ハートを描くようにマッサージします。
STEP 2:
右手で、赤ちゃんの左胸から右肩にかけて、なで上げ・なで下ろします。
STEP 3:
左手で、赤ちゃんの右胸から左肩にかけて、なで上げ・なで下ろします。
STEP 4:
おへそから下に向かって手と手を重ねるようにマッサージします。
STEP 5:
両手で胸を時計回りの方向に円を描くようにマッサージします。
終わった時は水分補給をしよう
ベビーマッサージは赤ちゃんにとっては体力を使う軽い運動と同じです。
そのためマッサージが終わったら、母乳やミルクなどで、
たっぷり水分補給をするようにし、ゆっくり休ませてあげましょう。
赤ちゃんに触れながら、愛情でいっぱいの時間を。
赤ちゃんの保湿はママとのコミュニケーションでもあります。
毎日の保湿の中で、赤ちゃんの顔を見て話しかけて行えば、
赤ちゃんもママも、心が愛情でいっぱいに満たされます。
スキンシップをしながら、親子の絆を深めていきましょう!
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