多様化する出産方法!自分に合ったお産とは何か?

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みなさん、出産するにあたって「ソフロロジー分娩法」「フリースタイル出産」ってご存じですか?
自然分娩・無痛分娩・ラマーズ法・水中出産…などなど、現在、多様化する出産方法の中のひとつになります。
実は、私の初めての出産は分娩台ではなく、この2つを用いた出産でした!
検索してもあまり詳しく出てこない、なんだか謎な出産方法…。

今回の記事は、これから出産をむかえる方たちのひとつの参考にしただければという思いと、
自分に本当に合ったお産とは何か、そういったことを考えていただけるよう、私の体験を交えながら書かせていただきました!

目次

ソフロロジー分娩法…出産の呼吸法

はじめに、「ソフロロジー分娩法」についてですが、これは大まかにいうと呼吸法です!
出産のときの呼吸のイメージって、ひっひっふ~、って感じじゃないですか?笑
私ももちろんそれをイメージして分娩台で力もうと思ってましたが、実際はそうじゃありませんでした…。

この呼吸法、まず吐くことが大事!!
吸うことは自然とできるのですが、吐くことは意識をしないとできないそうです。
鼻から吸って、口からふぅ~と遠くのろうそくを消すイメージで長く息を吐きます。
出産のときはものすごい痛みで呼吸ができなくなり、母子ともに負担がかかりますが、
このソフロロジーの呼吸をすることで、それを軽減することができるといものです。

1回ほど病院のソフロロジー教室に通いましたが、リラックスして音楽を聴きながら呼吸の練習を30分間行いました。
正直、眠くなります…だってこの呼吸法がそもそもリラックスするものですから!
いーんです!寝ちゃっても!!
呼吸法のイメージだけ忘れずにいてくださいね。

フリースタイル出産…その人それぞれに合った出産方法

次に「フリースタイル出産」ですが、最近の出産方法で、分娩台では生みません!
ではどこで出産するかといいますと、なんと、自分の好きなスタイルで生みます。
え?どういうこと?、と思いますよね?私もそうでした笑

フリースタイル出産は、仰向け・四つん這い・横向き・水中で、などなどまさにフリースタイルで行う出産方法のことなのです!
それぞれの人に合った楽な分娩スタイルで生む、というのを目的としたものなのですが、
そんな、何が楽な姿勢とか、出産するまで正直わからなくないですか…?笑
中にはバランスボールに寄りかかってだったり、立ったまま紐を掴んで出産する方法なども病院にもらった冊子に載っており、
そこに書いてあるフリースタイルのイラストがあまりにも不安で怖すぎて、
インターネットやSNSなどでめちゃくちゃ検索してしまいました…。
で、正直検索してもそんなにででこないんです、フリースタイルについて。不思議です。

ここからはそんなソフロロジー分娩法とフリースタイル出産でむかえた
私のはじめてだらけの出産について書いてます!

さあ始まった陣痛!この痛みをどう乗り切るか…。

まず、「陣痛かな?」と思いながら自宅で痛みに耐えているときにこのソフロロジーの呼吸法を思い出して一晩過ごしました。
痛みの度合いによるとはおもいますが、正直かなり楽になります。
前日に夜中に病院に行って帰されたので、耐えなきゃ!という気持ちが強く、
痛み的には結構辛い感じで、陣痛的には10分間隔よりも短くなっていましたが、
ソフロロジーの呼吸法と、最近始めた数独アプリで痛みの意識を逃してました笑


以前看護師さんに、「陣痛の痛みがきたら今までと違うからすぐわかるよ!」と言われておりましたが、
これか?という感じで私の場合はさほどぱっとはしませんでしたね…。
ソフロロジー教室に一度通っていたのがよかったのか、うまく呼吸のイメージを行うことができ、
それから空いている時間や寝る前に呼吸の練習をしていたのがよかったのだと思います!

息ができない…!呼吸法を手助けするものとは。

陣痛はめちゃくちゃ痛く、陣痛室に入ってからはサイレンのようにうーうー叫んでばかりいました。
そのため、きちんとした呼吸ができず、いつの間にかあれほど練習していた呼吸法もできなくなっており、呼吸がどんどん浅くなっていきました。
でも、痛みどころでソフロロジーの呼吸どころじゃない!!
自分がこのままだと過呼吸になる、というのもどこか冷静でわかっていましたが、
陣痛の痛みで、呼吸をしようとしても全くできませんでした。

しかしそこで看護師さんから、「赤ちゃん苦しくなってるから、ソフロロジーの呼吸を思い出して!」と強い声で言われました。
どこか冷静で、このままだと過呼吸になるのもわかり、正直、「早く酸素マスクつけてくれー!」と思いながらも、
何より看護師さんの言葉に、「赤ちゃんに酸素を送れるのは私しかいないんだ!!」と思って必死に呼吸法を行いました…。
そのおかげで、しばらくするとモニターの赤ちゃんの心拍なども安定し、無事に分娩室に移動することができたんです。
呼吸法も大事ですが、何よりもそれを手助けするのは、お母さん自身の気持ち。
「赤ちゃんと一緒に頑張るぞ!」という、この赤ちゃんへの意識もよかったのだと思います。

えっ、ここ?!驚きの分娩室の光景!

さて、陣痛から破水にようやくつながり、やっと分娩室に移動することになった私でしたが、
ドアを開けて目の前に広がった自分のこれから出産する場所の光景に、少々怖気づいてしまいました…!

フリースタイル出産は、この姿勢で生みたい!と最初から決まっている人はいいのですが、
私の場合は全く決まってませんでした。というかその時にならないとわかりませんから!
というわけで、陣痛室から破水して分娩室に移動してから出産場所をみたわけですが…。
え、何ここ?マットしかないやん…
ここで生むの?いや、ムリムリムリムリ…
そこにはもちろん分娩台はなく、少し集めのダブルベッドぐらいのマットレスと照明、病院の機械があるだけでした。
病院によりますが、おそらくこの分娩室メインで出産するので、
立ったままの状態での出産や、バランスボールに掴まっての出産もここで生むのだと思います。
…これだけ聞くとめちゃくちゃ怖いですね?私も意識朦朧とする中、ものすごい怖かったです笑

いきむもなかなか進まないお産。原因は…。

最初は陣痛が来てる中、楽な姿勢でいいよ~と助産師さんから言われ、とりあえずお産のイメージであおむけになる私。
というか、本当に楽な姿勢はあるのか?とこの時点でどこかで思ってました。
何度かきていた陣痛で力むものの、あんまり進んでる感じが自分ではしない…。
というのも、どのようにいきんだらいいのかわからないのもありますが、このマットレスには掴むところがない!足で踏ん張るところもない!
そんなわけで力が分散してうまく力めないのです…それが原因でした。

結局、背中にクッションをはさんだり、上体を少し起こしてみたりといろいろな体制をしましたがお産が進まず…。
そこで、左手に旦那の手を、右手に自分の母親の手を握り、いきむことにしました!!
これが正解だったのか、するするとお産が進み、何度かのいきみでようやく生むことができました!
あとあと考えてみると、両手で掴むところがあったり足でしっかりと自分で踏ん張ることができる、
分娩台のほうがよかったのでは…と思ってしまいました笑
(その病院はフリースタイル出産推奨でしたので、先生に分娩台で生みたいという勇気が私にありませんでした…。)

何がいいかは決まっていない、自分らしいお産。

以上が私のソフロロジー分娩法&フリースタイル出産についての体験談になりますが、
私の場合は、ソフロロジーは知っておいてよかったな、と思う一方で、
初産でのフリースタイル出産は少々難しかったな、と思ってます。

しかし、それはあくまでも私の体験に基づく感想です!
人それぞれ自分にあったお産があるのであって、分娩台のほうが大変だった、と感じる方もいます。
何が自分に合っているか、とつきとおか、こどもがお腹の中で少しずつ大きくなっていくのを感じながら、
旦那さんとふたりでどんなお産をむかえたいかバースプランを考えるのもいいですね!
私の分娩の経験がこれからの出産する方の小さな参考になればと思います。

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