赤ちゃんが産まれる前に必要となってくる育児用品。その中でもおむつは必需品になってきますね。お店には何種類ものおむつがあります。初めてのママは特にどのおむつを選べばいいのかわからず、困ってしまいますよね。今回は、おむつは何を基準に選ぶのか、費用や使い心地などについて、実際に使ってみた感想をまとめていきます。布おむつについても少しだけご紹介します。
おむつは何を基準に選ぶ?
では、実際におむつは何を基準に選ぶのか。基準を決めるのはママ自身なので、個人差があります。しかし、やっぱり初めてだといろいろありすぎてわからないですよね。今回はタイプ別にまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
費用を重視タイプ
- 母子家庭で費用はあまりかけたくない。
- 完全ミルクでミルク代だけで大変。
- おしっこの量が少ない。
この3点に当てはまるママは、お財布に優しいマミーポコやメリーズがおすすめです。
肌へのやさしさ重視
- 赤ちゃんの肌はやっぱりかぶれが心配。
- ママが敏感肌だから赤ちゃんもそうかもと思うママ。
この2点に当てはまるママは、オムツかぶれがしにくい、パンパースやムーニーがおすすめです。
漏れやムレ重視
- 短時間で変えられない。
- ムレたらかわいそう。
- おしっこの量が多い
この3点に当てはまるママは、漏れやムレに強い、ムーニーやメリーズをおすすめします。
テープタイプのおむつとパンツタイプのおむつ
おむつには、テープタイプとパンツタイプがあります。テープタイプは、前と後ろの部分をおむつのテープで留めることで使うことができます。捨てるときは、丸めてからそのテープで留め、ゴミ箱に捨てることができます。テープタイプのほうがコンパクトにまとまります。パンツタイプは、大人が履くパンツのようになっていて、足を通して履かせます。替えるときは、パンツの側面のつなぎ目の部分から破って捨てます。捨てるときは、パンツの後ろにテープがついているので、それで留めて捨てます。コンパクトに捨てることは難しいですが、どれだけ動いてもおむつがとれないという利点があります。(私の娘はハイハイの動きがすごくて、テープだと取れてしまいました)
そんな経験があるため、ハイハイやたっちが始まったころにパンツタイプに変えることをおすすめします。テープタイプは、寝返りをしていない頃や、まだ寝がえりがうまくできない頃に使うのがいいでしょう。寝返りがうまくなると、テープタイプでのおむつ替えが大変になります。
パンツにはそれぞれ、新生児、S、M、Lサイズがありますが、どのサイズにもテープタイプとパンツタイプがあります。自分のやりやすいほうを選びましょう。
それぞれのオムツの特徴は?使ってみてどうだった?
タイプ別にご紹介しましたが、それぞれのオムツにはいい点と悪い点があります。私が使ってみて思った感想をまとめていきますね。
王道のパンパース
パンパースは王道ともいえるほど人気の高いオムツです。初めてのママにはパンパースがおすすめです。私も親の勧めで、退院後に使ったのはパンパースでした。
パンパースの利点は、とにかく肌に優しく、かぶれにくいこと。新生児のデリケートな肌を守ってくれます。また、テープのオムツは伸びがよく、赤ちゃんのおなか周りにフィットします。
パンパースの欠点は、若干漏れやすいことです。定期的なおむつ替えが求められます。新生児のころはウンチが緩すぎたのか、めちゃくちゃ背中もれしました。また、パンツのタイプは側面の切る部分が破りにくいなと感じました。
人気№1!ムーニー
ムーニーは、売上№1ともいわれている、こちらも人気のオムツ。パンパースを使った際に、ウンチの背中漏れがひどかったので漏れにくいと聞いたムーニーを使用してみることに。
ムーニーの利点は、本当に漏れない!!おしっこも漏れませんが、新生児のころの緩いウンチをキャッチしてくれました。出先で長時間おむつを替えられない、おしっこの量が多くておむつ替えが追い付かない!というママにはムーニーはとてもおすすめです。また、パンツタイプは側面が破りやすいので使いやすい印象がありました。
ムーニーの欠点は、ちょっとかぶれやすいこと。これは私のせいなのですが、長時間大丈夫なんだと思って3~4時間つけっぱなしにしていたら赤くなってしまいました。長時間大丈夫だとはいえ、あまり放っておくのもよくありません。また、テープタイプのはテープの部分が伸びないため、おなかポッコリの娘にはちょっとだけおなか周りが苦しそうな印象がありました。
ムレに強く、コストがいい!メリーズ
最近お気に入りのメリーズ。使い勝手がいいのにコストがよく、愛用しています。助産院にあったのもメリーズだったので、娘が生まれて初めて使ったのはメリーズでした。
メリーズの利点は、漏れにくさとコストがいいこと。漏れにくいのに安いのは本当に家計に助かります。また、パンツの場合は側面がとても破りやすいです。直線にきれいに破れてくれるので、暴れる時期の娘にはとても相性がいいと思っています(笑)
メリーズの欠点は、若干かぶれやすいことです。結構すぐお尻が赤くなります。肌へのやさしさがないわけではありません。定期的に変えることをおすすめします。
コスパ抜群!マミーポコ
コスパが一番いいのはやっぱりマミーポコ。1000円もしないで買えることから、家計にはだいぶ優しいといえます。しかし、すごく安い分ほかのオムツと何が違うの?と思うママも多いでしょう。
マミーポコの利点は、何よりコスパがいいこと。セールをしていなくてもいつも安いので、とにかく費用を削減したいママには圧倒的におすすめです。
マミーポコの欠点は、とにかく漏れやすいことです。おしっこが少ない子はいいですが、多い子向きではありません。マメに替えてあげましょう。
布おむつはどうなの?漏れやすい?
コストを抑えたいのであれば、布おむつはかかせません。布おむつは作る手間がかかりますが、材料費とカバーの費用以外はかかりません。どれだけ替えても購入は必要ないので、コストは抑えられます。ここでは布おむつの利点と欠点、注意点などもみていきます。
布おむつの利点は、コストが抑えられ、濡れたら気持ち悪いという感覚がわかるので、いずれとれるオムツの時期が早まるということです。布おむつは中のオムツの部分の材料費、外カバー代だけで他のコストはかかりません。1回のオムツ代分だけで繰り返し使えます。紙おむつは、おしっこを吸収してくれるので気持ち悪さは感じませんが、布おむつは吸収をしません。濡れたガーゼをずっとつけているようなものなので、冷たくなります。そのため、トイレットトレーニングが早く済みやすくなるのです。
布おむつの欠点は、長時間使えないこと。出かけるときや寝るときには不向きです。その時は紙おむつを使用するなどしてうまく対応しましょう。また、紙おむつと違って繰り返し使うものです。ウンチしたら手洗いをしなくてはいけないという手間がかかります。
布おむつを使用する際の注意点は、こまめにおしっこをしているかどうか確認すること、おむつを洗濯する際は、布おむつだけで洗うことです。おしっこをしたよ、という泣き声をあげない子がいます。そういう場合はこまめに確認しないと漏れます。使用後の布おむつは洗濯篭とは別に、バケツを用意してそこに入れましょう。排泄物ですので、衛生的に布おむつのみで洗います。ウンチをした場合は、取り替えたあとにウンチを手洗いをしないと落ちなくなります。手洗いした後は同じくバケツに入れるようにしましょう。また、新生児のころの緩いウンチは漏れやすいので、ウンチに粘りが出てきてから使用するようにしましょう。
まとめ
おむつを選ぶ基準や、それぞれの特徴についてまとめてきました。
- オムツを選ぶ基準は人それぞれだが、費用重視タイプ、肌へのやさしさ重視タイプ、漏れやムレ重視タイプに分類される。
- パンパースはかぶれにくく、テープが伸びておなかにフィットしやすいが、若干漏れやすいこととパンツの側面が破りにくいことが欠点。
- ムーニーは漏れにくく、側面が破りやすいが、若干かぶれやすいこととテープの伸縮性がないため少し苦しそうなことが欠点。
- メリーズはコストがよく、漏れやすいが、かぶれるときがあるのが欠点。
- マミーポコはコスパ抜群だが、漏れにくいことが欠点。
- 布おむつは繰り返し使えるため、コストは大幅に削減できるが、長時間使用できないことが欠点。
- 布おむつは衛生的に、布おむつだけで洗う。ウンチは事前に手洗い。
- 布おむつは新生児のころのゆるウンチには不向き。
私は、新生児サイズの時は最初はパンパースのテープタイプでしたが、ゆるウンチが漏れやすかったため、ムーニーのテープタイプに変えました。ゆるウンチをキャッチしてくれるのは、圧倒的にムーニーだったので、これは変えて正解でした。Sサイズは再びパンパースのテープタイプを使用。ウンチに粘り気が出てきて、漏れなくなったときから、肌に優しいパンパースに変えました。続いてMサイズは、メリーズのパンツタイプにしました。ハイハイが上手になってきたので、もうこの頃からパンツタイプに切り替えました。メリーズを選んだ理由は、単に家計に優しかったからです。メリーズは価格が安いわりに、漏れにくく破りやすいので今はLサイズになってもずっとメリーズです。使っているうちに、「自分の子にはこれが合う!」「こっちのが相性はいいかも」「これは合わないなあ」というのがわかってきます。
初めてのことだらけのママは手探り状態。おむつやミルクも、合わなくて買い物が失敗することも多々あります。私も手探りの状態だったので、様々な試供品を試しました。0からのスタートなので、まずは買ってみよう!という気持ちからスタートしてみましょう。使ってみると、意外といいかも!と思えます。この記事が初めてママの買い物の参考になると幸いです。
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