離乳食の完了期!気になる1歳頃の食事の量や進め方のコツ

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初めはお粥も吐き出してたお子さんも、
1歳頃になれば1日3回の食事ができるようになってきますね。
そうなれば次はいよいよ離乳食最後の「完了期」です!

食べられるものが増えたり、調理方法も大人とあまり変わらなくなってくるので、
離乳食作りもぐっと楽になって、一緒に食事をとるのも楽しくなりますよ♪

今回はそんな「離乳食完了期」について、
完了期の献立や食べる量、進め方のコツなどをご紹介していきます!

目次

離乳食の完了期はいつ頃?

離乳食の完了期は、1~1歳半ころに迎える、
「パクパク期」と呼ばれる時期のこと
です。

離乳食の仕上げの時期でもあり、手と口を連動させる動きが上手になり、
口の中で左右に食べ物を動かしながら、
歯ぐきで噛んだり、潰したりして食べられるようになります。

進み方には個人差がありますが、
以下のような状態であれば離乳食完了期に移りましょう!

離乳食完了期に移行する目安
  • 大人と一緒に1日3回の食事をとれるようになっている
  • 5倍粥が食べられるようになっている
  • バナナや肉団子くらいの固さのものが歯ぐきで潰せるようになっている

完了期の食事の量はどれくらい食べるの?

離乳食が完了期になったら、1回の食事の量を工夫するようにしましょう!

1歳ころはまだ一度にたくさんの量を食べることができないので、
食事と食事の間にお腹が空いていそうなときは、
おやつタイムを作ってもいいかもしれませんね♪

ここからは離乳食完了期の1回あたりの食事の量や、
回数・時間、食べやすい固さの目安
をご紹介します。


食事量の目安
主食
  • 軟飯 90g(ごはんの場合は80g)
  • ゆでうどん 1/3~1/2玉
  • パン ロールパンなら1個(30gほど)
主菜・たんぱく質(どちらか)
  • 肉・魚 15~20g
  • 豆腐 50~55g
  • 全卵 1/2~2/3個
  • 乳製品 100g
副菜・ビタミン類
  • 野菜や果物 40~50g
回数・時間

1日3回で朝は7~8時、昼は12時前後に食べさせ、
夜は19時までにはご飯を終わらせるようにしましょう。

おやつを与えるときには食事に響かない時間帯を選んでくださいね。

1歳頃の食事で気をつけること

  • 調味料を使う時は大人の1/3くらいの量にする
  • 生ものは食べさせない
  • 刺激の強い香辛料や塩分、油分、添加物が多く含まれるものは避ける
  • のどに詰まりやすいナッツ類は避ける

離乳食完了期になると、大人の食事に近いものが食べられるようになってきますが、
まだまだ濃い味付けや刺激の強い調味料は使わないようにしましょう。

この時期になると食事中に他のことが気になって遊び始めたりもするので、
なかなか食事が進まない時や食べ物で遊んでしまう時には、
一度食事環境を見直すようにしましょう。

テレビをつけていないか、周りにおもちゃは置いていないかなど、
少し気をつけて、工夫して食事に集中できるようにすることが大切です。

またお腹が空いていなくて食事が進まないという場合には、
食事と食事の時間を3時間以上あけてみたり、
食事の前に水分は摂り過ぎていないか
などを気をつけてみましょう。

離乳食完了期に食べられるもの

離乳食完了期になると消化機能も発達してくるので、
食べられるものがだいぶ増えてきます。

離乳食を開始した時期やアレルギーがあるかないかによっても違いますが、
挑戦できる食材も増えてきますよ!

挑戦できる食材や味付け・固さ、具体的な献立をまとめてみたので、
参考にしてみてくださいね。
どの食材もはじめて与えるときには少量から与えるようにしましょう。

挑戦できる食材の例

炭水化物・いも類中華麺、山芋 など
野菜・果物ほとんどの野菜や果物を食べられる
(はじめての物は少量から試す)
たんぱく質焼き豆腐、油揚げ、さば、えび、かに、いか、たこ、
はんぺん、ちくわ、さつま揚げ、ししゃも、アジの開き など
ビタミン類たけのこ、ごぼう、とろろ昆布 など
調味料ケチャップ
マヨネーズ
ごま油 など

固さや大きさの目安

火を通して歯ぐきで潰せる固さや大きさが目安です。

野菜は千切りにしたり、乱切りやみじん切りにしたりなど、
切り方に変化をつけて食感を楽しませてあげると◎

主食は基本的には軟飯を与えて、慣れてきたら少しずつご飯に移行していきます。
麺類は柔らかくゆでて2~3cmにカットして、
野菜は軟らかく煮て1cm角くらいに切るといいですよ。

ベビー用のフードカッターなどがあれば、
器によそってからもカットできるのでとても便利です!

手づかみで食べさせるときにはスティック状やボール状など、
手に持ちやすい大きさや形にするのがポイントです。

食材の献立の一例

献立の組み合わせは、「主食+主菜+副菜+汁物」を意識して、
総量でこども用のお茶碗1~1.5杯の程度を目安にしましょう。

主食牛肉とニラのうどん、ツナとトマトのサンドイッチ、
鮭とわかめの混ぜご飯 など
主菜牛肉のトマト煮、はんぺんハンバーグ、
豆腐と長いものグラタン など
副菜スイカサラダ、オクラとモロヘイヤのおひたし、
キウイのヨーグルトサラダ など
汁物ささみときのこのスープ、レンコンと小松菜のスープ

上記のようなメニューを毎日作ってあげたい!と思いますが、
日々子育てに追われてなかなかできない、という方もいますよね。
(もちろん私もそうなのですが。笑)

もちろんあくまでも献立の一例にはなりますので、
大変な時は無理をせずに、冷凍食品に頼ってみたりなど、
作りやすいものにしてくださいね!

なるべく同じメニューにならないようにしましょう。

完了期の離乳食の進め方のコツ

離乳食完了期の進め方のコツとしては、
大人の食事からとりわけができるように工夫して調理することです。

大人の食事から摂り分けるときのコツ
  • 野菜をゆでるときに湯切りざるやお茶パックを使う
  • 料理の味付けをする段階で赤ちゃんの分を取り分ける
  • 外食や市販メニューのときには水を足したりして塩分を薄める

ママの負担も減り時短にもつながり
赤ちゃんもママやパパと同じものを食べられるので喜びますよ♪

 

食事の楽しさを家族みんなで味わおう!

離乳食完了期になると、一緒にご飯を食べる時間も増え、
よりご飯の時間が赤ちゃんもママやパパも楽しくなりますよね!

1歳頃はこれまでよりもレシピやバリエーションも増えるので、
赤ちゃんの好みもわかるようになってきます。
いろいろな離乳食に挑戦してみましょう!

離乳食完了期は離乳食の最後のステップにもなります。
親子で楽しんでいけるといいですね♪

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