こどもの自己主張が強くなる「イヤイヤ期」。
子育てをしていると一度は聞いたことがある言葉ですね。
思い通りにならないと泣き喚いたり反抗したりと、
ママもストレスが溜まって疲れてしまったりしますよね。
こどもがわがままな行動をしたときに、
どうしたらいいかと悩むママも多いのではないでしょうか?
そこで今回は「こどものわがまま」について、
原因や対処方法、上手な接し方をご紹介します!
「こどものわがまま」とは?
まずはじめに「わがまま」というのは、
他人のことを考えずに自分の都合だけで行動することをいいます。
お腹が空いたり、遊びたいときに遊べなかったりなど、
自分にとって気に入らないことがあると泣いてしまったり、
自分が興味あるものはダメと言われても勝手に触ってしまったり…。
最近のひーたんはこんな感じだったので、
夕食前後になると毎日イライラとへとへとでした。
どれもこどもにはよくみられる行動なのですが、
自分の欲求を訴えたり、人の言葉を受け入れずに行動したりすることは、
わがままということができます。
少しずつ成長するにつれて、自分以外の人のことを考えたり、
保育園や幼稚園などで集団での生活に慣れることによって、
「こうしたら周りの人が困る」ということを学んでいきます。
いつからわがままを言うようになる?
実はわがままとイヤイヤ期は別と考えられることが多いようです。
2歳頃までは様々なことを理解できていないため、
わがままとはまだ言えずに甘えや自己主張だったりします。
いわゆるイヤイヤ期では、
自分のやりたいことが上手にできないことが原因で、
泣いたりぐずったりします。
3歳前後になれば自分の考えや思いを、
言葉を使って表現できるようになるので、
身勝手な行動をすることはわがままだと言えます。
しかし言葉の発達や成長は個人差があるため、
ご紹介したように何歳からわがままで、何歳までは違う、
と区別することは難しかったりします。
例えばひーたんはまだ言葉はお話できませんが、
言っている言葉は少しずつ理解しています。
扉を開けて欲しくないところを閉めて開けられないようにすると、
自分のやりたいことができないので、怒ってきます。
こうやって見ると、最初はわがままだったけど、
少しずつイヤイヤ期に入ってきているのかな?とも思っています。
こどもがわがままになる原因
こどもがまわりを考えずに、自分のやりたいことをしようとすると、
ママも困ってしまいますし疲れますよね。
ついつい怒鳴ってしまった…なんてこともあるかもしれません。
しかしこういったわがままは、
こどもにとっては何かを伝えようとする手段のひとつです。
ここではこどもがわがままな行動をするときの原因をご紹介します!
- 親の関心をひきたい
-
こどもが大きくなると、気づかずに親子のスキンシップが減りがちです。
ママやパパと触れ合う時間が少なくなって、
寂しいと思っていることもあります。また弟や妹ができたり、入園・先生が変わったなど、
何かしら環境の変化があったときにも、
心の避難場所を求めてわがままになったりします。 - 自分を認めてもらいたい
-
一緒にいるときにスマホに夢中になっていませんか?
ママやパパの関心をひとり占めしたかったり、
頑張ってできたことを認めて肯定してほしいときなどに、
ごねたりグズグズしたりすることがあります。 - 欲求が満たされない
-
お家の用事のために公園で遊んでたけど切り上げたり、
親の都合で1日中連れまわしたり…。このように自分の欲求が満たされない状況が長く続いたときに、
その場で好奇心を満たそうとして、
普段よりも聞き分けが悪くなることもあります。 - 体が疲れている・眠たい
-
- お腹が空いた
- 疲れた
- 眠たい
- 休み明けで生活リズムが狂ったとき
上記のようなときには、甘えたい気持ちが増して、
グズグズとわがままを言ってしまうことがあります。
わがままなときの上手な接し方
こどもがわがままな行動や言動をしたときには、
「またわがままいって…」と否定するのではなく、
まずはこどもの主張や気持ちをしっかりと受けとめましょう。
- 認めて欲しい
- なぐさめてほしい
- 抱きしめて欲しい
わがままなこどもの心には、
様々なメッセージが込められています。
泣いたら抱きしめる
こどもの高ぶった感情を落ち着かせるために、
優しく抱きしめてあげてください。
自分のことをすべて受け入れてくれて信頼できる相手に対してだけ、
こどもはわがままな行動をします。
ぎゅっと抱きしめてあげることで、
甘えを受け止めてこどもの感情や存在をみとめてあげましょう。
こどもの感情に寄り添う
こどもがグズグズとわがままを言いだすと、
ママやパパも嫌な気持ちになったりイライラしたりもしますよね。
でもまずはこどものマイナスな気持ちに寄り添って、
気持を受け止めてあげることはとても大切なことです。
十分に甘えさせてあげることで、
他人との信頼関係も築くことができるようにもなります。
甘やかすのではなく甘えさせてあげて、
気持を受け入れてあげましょう。
事前に約束をしておく
日や気分によって親の対応が変わってしまうと、
こどもは混乱してしまいます。
例えばスーパーで前はお菓子を2個買ったのに、
今回は1個しか買わないと、泣きわめくこともあります。
「スーパーではお菓子は1個だけ買う」など、
具体的な内容をこどもと一緒に約束を決めておいて、
紙に書いたりしておきましょう。
こどもがわかるように約束を決めるのがポイントですよ!
もしこどもがその約束を破ってしまったときには、
約束を書いた紙をみせてしっかりと説明すると、
少しずつ理解するようになります。
状況に応じて叱る
こどもの気持ちを受け入れて理解しようとしても、
何度も同じことでわがままな行動をしたり、
わがままを言い続けたりするときには、しっかりと叱ることも大切です。
そのときにわがままを言ったことがどうして悪いのか、
理由をわかりやすく説明するのがポイントです。
その際は感情的にならないように気をつけましょう。
またこどもの言い分があるときもきちんと聞いてあげてくださいね。
わがままは気持ちを受け止めることが大切
親になるとわがままを言ってと思ったりもしますが、
こどものときってそうじゃなかったですよね。
怒られてる時も「言いたいことあるのに」と、
自分なりに主張があったりモヤモヤした気持ちがあったなと思います。
わがままを言ったからと言って一方的に叱るのではなく、
まずはこどもの気持ちをしっかりと受け止めてあげてください。
こどもからのメッセージに耳を傾けることで、
親子の絆が深まっていくといいですね♪
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