こどもの歯磨き習慣をつけよう!歯磨きを習慣づけるには何をしたらいい?

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歯が生えてきたころから、少しずつひーたんの歯磨きをしていますが、
初めは歯だけでなく歯ぐきに歯ブラシがあたるのが嫌なようで、
歯磨きが始まりそうになると、ハイハイで逃げるひーたん笑

ここで記事を書いていて気づいたのですが、
なんとうちでは夜寝る前にしか歯磨きをしていませんでした…ショック!
まだ虫歯などはないものの「このままではいけない!」と思い、
歯磨きの習慣について見なおすことに…。

そこで今回は「こどもの歯磨き習慣」について、
歯磨きの成長の流れや特長、習慣づけるための方法などをご紹介します!

目次

こどもの「歯磨き」の成長ステップ!

STEP
歯磨きに興味をもつ(10ヶ月頃~)

絵本や映像などから歯磨きのイメージを大体掴んだり、
ママやパパが歯磨きしているところを見て、
「自分もしてみたい」と思えるようになります。

STEP
歯ブラシが口に入ることに慣れる

まずは自分みがきようの歯ブラシを用意して、
お子さんに持たせてみましょう。

「なんだろう?」と思って、歯ブラシを口の中に入れたらOK!
口に入れて感触などを確かめながら、
少しずつ異物(歯ブラシ)が口に入ることに慣れていきます。

STEP
「食べたらみがく」を習慣に

お子さんが自分で歯ブラシを口の中に入れた後で、
ママやパパは仕上げみがきをしてあげましょう。

短い時間でも上手に磨けなくても焦らずに、
まずは食後に歯ブラシを持たせて「食べたらみがく」を習慣化することが大切です。

お子さんが歯みがきの意味がわかるようになるのはまだ先のことではあるので、
まずは習慣として歯みがきへの抵抗をなくしていきましょう!

STEP
仕上げ磨きの体制や動きに慣れる

顔にふれられることだったり、
仕上げ磨きの仰向けの体制には抵抗を感じる子も多かったりします。

ごろんと転がしたりなど遊びを取り入れながら、
楽しく慣れていけるようにすると◎

STEP
歯みがきの口の形に慣れる

「あー」と大きく口を開けたり、「いー」と口を横に開けたりなど、
口の形も遊びの中で練習しておくと、仕上げみがきがしやすくなります。

STEP
少しずつ本格的な仕上げ磨きに

無理にみがこうとしてしまうと、歯磨きが嫌なものだと思ってしまいます。
子どもの様子を見ながら、徐々にみがく時間を長くするようにしましょう。

STEP
習慣になる

毎日繰り返すことで自然と歯磨きが習慣になってきます
嫌がらずにはみがきができるようになって、
「はみがきする!」といったように、歯ブラシを持ってくる子も!

歯がきれいになると気持ちいいという感触が育って、
「きれいにしたい」と思えるようになります。

STEP
自分でみがくことができる(2・3歳)

成長とともに、自分でも上手にみがけるようになります。

1歳代の歯磨き習慣の特徴

歯の本数が増えてくる

歯は生えたときから虫歯のリスクが発生します。
とはいえ1歳頃はまだ本数が少なく、また甘いものを食べる機会も少ないですよね。

そのため歯をみがいてきれいにする、ということにこだわるよりも、
歯磨きを習慣化することがとても大切になってきます。

歯磨きの流れが少しずつ定着してくる

歯みがき習慣は焦ってやってしまうと、
赤ちゃんが歯みがきを嫌がってしまう
こともあるので、
まずは歯が生えたら早めにスタートして、ゆっくり慣れていけると◎

歯みがきには、自分みがきから仕上げみがきまでの流れがあって、
その流れを毎日繰り返していくことで習慣になります。

初めはうまくいかないかもしれませんが、
悩みをひとつずつ解決していきましょう。

歯みがき習慣を意識し始めたらはじめたいこと

歯みがき習慣を意識し始めたら、まずは準備をしましょう!

  • 歯ブラシの選び方
  • みがく環境とタイミング
  • みがく体制
  • みがき方
  • 歯の本数と虫歯スポット

上記5つの基本的なポイントについて、くわしく解説していきます。

歯ブラシの選び方

まずは「自分みがき用」と「仕上げみがき用」の歯ブラシを準備しましょう!

赤ちゃんが自分で持って使える自分みがき用の歯ブラシは、
歯ブラシをするというよりも、口の中に異物が入ることを、
慣れさせるということが目的
です。

喉付き防止用の安全ガードがついた歯ブラシや、
持ち手がリング状になった歯ブラシがおすすめですよ♪

またママができる仕上げみがき用の歯ブラシは、
歯ブラシのヘッドはできるだけ小ぶりなものにして、
毛先がやわらかなものだと赤ちゃんも痛くなくて◎

こどもが痛がるものは避けて、
ママは握りやすく持ちやすいものを選ぶようにしましょう。

みがく環境とタイミング

明るい場所でみがく

部屋が暗かったり手の陰になって口の中が良く見えない時は、
こどもの歯はうまくみがけなかったりします。

歯肉を傷つけたりもしないように、
みがくときには明るく見やすい場所でみがくようにしましょう。

慣れるまでは寝る前1回でもOK

こどもが「歯みがきは嫌なもの」と思ってしまうと、
毎日の歯みがきが難航して、お子さんもママも歯みがきの時間が嫌になります。

まずは歯みがきに慣れるまでは寝る前に1回
機嫌の良いときに歯みがきをして、歯ブラシを口に入れる習慣をつけましょう。
慣れてきたら毎食後の歯みがきを心がけます。

毎日決まったタイミングでみがく

食事の後や寝る前など、同じタイミングでみがくことで、
習慣として定着しやすくなります。

特に夜眠っている間は虫歯になりやすいので、
寝る前の仕上げみがきはしっかりと行うようにしましょう!

みがくときの体制

みがく体制として仰向けが一番みやすくみがきやすい体制です。

こどもと対面でみがくときは、うまくみがけなかったり、
抱っこはこどもが暴れたり、歯ブラシで喉を付く可能性もあります。

仰向けは歯ブラシの基本姿勢で、
口の中が良く見えて見やすく、お子さんもママも表情が良くみえます。

同時に、仰向けは歯ブラシで嫌がる体制でもあるので、
遊びを通して仰向けに慣れさせたり、抵抗のない姿勢からスタートするようにしましょう。

みがき方のポイント

歯ブラシは小刻みに動かすのがポイントです!

歯ブラシを持つ手が浮いていると、
力の入り方が不安定になったり、力が入り過ぎたりしてしまうので、
嫌がった時にはお子さんの頬に手を添えてみがいてください。

私はガシガシとみがいていましたがあまりよくないようで、
歯肉を傷つけてしまったり、ひーたんも嫌がったりしていました。

虫歯にならないように一生懸命にみがこうとすると、
どうしても力が入ってしまうものですが、
歯みがきに適した力加減は100~150gとされています。
気になる方はキッチンスケールではかってみるのもいいですよ!

きちんとみがけているかの目安はみがく音です。
歯ブラシが歯にきちんとあたっていると、シャカシャカという音が聞こえますよ!

慣れるために歯ブラシしているときは、
音が聞こえなくても歯ブラシを動かすことができていれば◎

歯の本数と虫歯スポット

本数生える時期
乳中切歯4本11ヶ月頃
乳側切歯8本1歳頃
第一乳臼歯12本1歳6ヶ月頃
乳犬歯16本2歳頃
第二乳臼歯20本2歳6ヶ月

こどもの虫歯になりやすい場所というのは、だいたい決まっています。
それは唾液の出口との関係にあり、唾液の出口に近い歯が虫歯になりやすいです。

虫歯になりやすいのは、上前歯、奥歯という順です。
また歯の本数が増えるのに伴って、歯と歯の隙間も気をつけていくようにしましょう。

こどもの成長に合わせて歯磨きの習慣をつけよう

何ヶ月ころからと言われると、歯磨きをしないとと焦ったりもしますが、
歯が生え始めたら少しずつ歯磨きを始めるようにしましょう。

焦って無理に歯磨きを始めようとしてしまうと、
気持のいい歯ブラシも嫌な時間になってしまうこともあります。

歩けるようになってきたら、パパやママと一緒に並んで歯ブラシをするのもいいですね!
こどもの成長に合わせて、楽しく歯磨きの習慣をつけてくださいね♪

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