さあ出かけようか~!車に乗ってー。ってあれ!?エンジンかかれへん!
子どもができると車でお出かけする機会が増えますよね。でも、さぁ出発!というときにエンジンがかからない!というトラブルにあったことはありませんか?無い方も他人事ではありません。
もし、子どもがいて車内のルームランプを知らない間にポチっとしていたら…。簡単にエンジンがかからなくなっちゃうことがあります。
今回は、車のエンジンがかからない原因と車のエンジンがかからないときはどのように対応したらいいかを、実体験を元にご紹介します。
車のエンジンがかからない!?考えられる原因3つ
あれは、2週間前の出来事。前から予約していた車のオイル交換に出かけるときに起こりました。昨日まで普通に動いていたのに、うんともすんとも言いません。「なんで動かへんねん!どうしよう」焦る子ども達。
そうだ!デイーラーへ行こう!
そもそも、その日はオイル交換のためにディーラーに行く予定だっだのです。
いらっしゃいませ。オイル交換の予定でしたね。ってあれ?車はどないしたんです?
全くエンジンがかからんのです。なので、歩いてきました。オイル交換の前に車動くようにしてください。
了解です!近くて良かったですね!エンジンがかからない原因は主に3つあります。見てみましょう!
さて、エンジンがかからない主な原因とは何でしょうか?それは…
①電子キーの電池切れ②ハンドルロック③バッテリー上がりが考えられます
電子キーの電池切れ
最近の車は電子認証キーが採用されていることが多いですよね。便利な電子キーですが、電池切れによるエンジン始動不良が結構多いそうです。こまめに確認が必要ですね。
電子キーのランプが点くので、電池はありそうですね。
ハンドルロック
ハンドルを左右に回そうとするとロックされて何かに当たっている感覚がある場合、ステアリングを固定する機能であるロックがかかっている可能性があります。盗難防止機能の一つでハンドルロックがかかった状態です。シフトレバーがパーキングに入っていることを確認して、ハンドルを左右どちらかに廻したままキーを廻すかエンジン始動のスイッチを押すことで解除できるそうです。
ハンドルロックではなさそうです。そもそも、電子キーを押してもドア等の反応が無いので考える原因は…
バッテリー上がり
バッテリー上がりは、何らかの理由でバッテリーに蓄えられた電気が減少し、エンジンがかからなくなってしまった状態です。バッテリーは、ライトやランプ、エアコンやカーナビなど、自動車の中にある様々な電子機器に電力を供給している装置です。バッテリーによって動いている電子機器の中にはエンジンを始動する際に使用するセルモーターも含まれています。そのため、バッテリーが上がるとセルモーターを動かせず、エンジンを始動できなくなってしまうのです。
そう、今回エンジンがかからなくなった原因は「バッテリー上がり」だったのでした。でも、なぜバッテリー上がりが起こってしまうのでしょうか。小さなお子さんのいる方、必見です!
バッテリー上りが起こる原因
今回のバッテリー上りの原因分かりましたよ!後ろの室内灯の消し忘れです。
え!点けた覚えないのに…。犯人はあいつか…
ヘッドライトを点けたままエンジンを切ってしまった
ヘッドライトをつけたままの状態でエンジンを切ると、バッテリーに充電されずに電気が消費されてしまいます。長時間その状態が続くと、バッテリーに貯められていた電気が無くなってバッテリーが上がってしまいます。車を降りる前に確認が必要ですね。
長期間車に乗らなかった
車を運転しなくても、バッテリーからは少しずつ放電されています。日頃から車を走らせていれば、自然放電されても走行中に充電されるので問題はありません。でもカーナビゲーションなどの記憶装置や時計装置を維持するために、使用していない状態でも少しずつ電気を消費しています。走行せずに発電しないと、どんどん自然放電が進み、最終的にはバッテリー上がりとなってしまいます。全くエンジンを掛けない状態が続くと、約3カ月でバッテリーは自然放電してしまうそうです。
バッテリーが古くなった
バッテリー自体が古くなると、普段エンジンを動かして頻繁に充電しているにもかかわらず蓄電しにくくなります。バッテリーの寿命は2~4年と言われていますが、環境や使い方によって変わってきます。冬の寒さが過酷な地域だと短くなります。また、近所へのお出かけ等にしか乗らないような走行距離が短い場合はバッテリーは寿命が短くなる傾向があります。3年を超えたら交換を考えた方がいいそうです。
室内灯がつけっぱなしだった
うっかり室内灯を消し忘れていた場合、約40時間程でバッテリー上がりを起こしてしまうそうです。今回のバッテリー上がりの原因はこれでした。まだ明るい時間帯に車から降りたので点いていることに気付かなかったのです。
昨日カンちゃんがライトで遊んでたで。
言ってよー。
元々古くなっていたバッテリーに、子どもさんがとどめをさしましたね。
カンちゃん!でんき触ったらあかんで!確認せんかったママも悪いけど。
あい!でんちー
バッテリーが上がったときの対処法
ロードサービスに救助を要請
車のトラブルを助けてくれるロードサービスに救助を要請する方法があります。保険会社のロードサービスの場合、無料で対応してくれることもあります。
ジャンピングスタートでエンジンを始動
バッテリーが上がってしまい、他の車から電気を分けてもらってエンジンをかけることを「ジャンピングスタート」と言います。電気を分けてもらう車のバッテリーにブースターケーブルをつないで、エンジンをかけます。エンジンがかかったら、しばらくかけっぱなしにしてバッテリーにある程度充電されるのを待ちます。近くに充電させてくれる車があれば、この方法も取れますね。ただ、やったことが無いと怖いですが…。
カーバッテリー用の充電器を使う
カーバッテリー用の充電器を使って電気を充電する方法もあります。車用品店等で1万円以内で購入でき、初心者でも使えるそうです。電気を分けてもらえる車がなくても自力でエンジンがかけられるのがいいですね。しかも、スマホやPC等も充電できるので常備しておくのもいいかもしれません。
バッテリー交換はいくらくらい?
ジャンピングスタートはあくまで応急処置です。エンジン再始動後はプロに確認してもらう方が安心です。バッテリー以外にも何か問題があるかもしれません。
ちなみに、今回バッテリーが古くなっていたのも原因だったので交換することになりました。かかった費用は・・・
①バッテリー交換 10,000円
②オイル交換 5,500円
③謎の値引き 2,000円 合計13,500円でした。
自宅まで来てジャンピングスタートをしてもらい、その後ディーラーへ持っていきました。近くだった為か、出張費はかかりませんでした。ありがたや。
ちなみに、自宅で車を見てもらっているときに思ったこと。それは、駐車場にもライトが必要!暗がりの中、スマホで照らしながらの作業は難しそうでした。
防犯のためにも、ライトを追加しようと思います。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、エンジンがかからない原因と対処法をご紹介しました。いつ何時、自分の身に降りかかるか分かりません。それこそ、車の多い一般道でバッテリーが上がってしまうと、周囲の交通を妨げ、事故につながる可能性もあります。今回は自宅で、しかもデイーラーに行く直前で起こった出来事だったのでまだラッキーでした。
不測の事態にならないよう車の定期的な点検も必要ですね。また、子どもが不用意に色々触らないように注意したいと思います。もちろん降りる前に確認も。
もう、絶対触ったらあかんで!
あい!ぶーっぶー。しゅきー。
ディーラーでジュースもらってゴキゲンな次男。
あかん。またやりそうや…。ショーちゃんも見張っててや。
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